「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「O」で始まる英単語といえば「Open」「One」や「Only」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「O」から始まる洋楽の名曲を紹介していきます。
曲名の頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、いざやってみるとこれまではあまり目につかなかった曲に出会えることがあるんですよね。
そういった意味で、この記事は音楽好きの方にこそご覧いただきたい記事に仕上がりました。
それではさっそく見ていきましょう!
「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(381〜390)
Once Upon A Long AgoPaul McCartney

ビートルズの元メンバー、ポール・マッカートニーさん。
教科書にも載っているようなアーティストのため、若い方でもご存じだと思います。
そんなポール・マッカートニーさんの作品のなかで、特に秋にピッタリな作品が、こちらの『Once Upon A Long Ago』。
哀愁のただようフォーク・ソングに仕上げられています。
リバーブが強めにかかっているため、渋さのなかにも幻想的な雰囲気がただよっていますね。
ぜひチェックしてみてください。
OceansPETIT BISCUIT

高校生の頃からフレンチポップ界の新星として活躍していたプチ・ビスケットさん。
『Oceans』は、まるで満点の夜空の下、輝く海を見つめているような気分にさせてくれるロマンティックな1曲です。
この曲はもともと、2015年にリリースされていたのですが、今回こちらで紹介しているのは、2017年にリリースされた新バージョンです。
オリジナルに比べると、よりミニマルで、タイトなサウンドメイキングになっていることがわかります。
また、抑揚もオリジナルに比べて、はっきりとついているので、より一層気持ちを盛り上げてくれますね。
One More NightPhil Collins

英国のプログレッシブロックグループ、ジェネシスのドラマーだったフィル・コリンズさんがソロとして独立し、最初にリリースしたアルバムからの名バラードです。
ほの暗い空間を感じさせる響きのサウンドと歌声は、タイトル通り夜をイメージさせ、それは同じく夜を連想させるマイルス・デイビスさんの『Round Midnight』にも比較できるほど印象度が高いですね。
切々と「もう一晩、もう一晩……」と繰り返される歌詞もシンプルであるがゆえに、心に刺さってきます。
このナンバー以降、ポップで明快な曲調で数々のヒットを飛ばしたフィルさんですが、映画『カリブの熱い夜』で披露した『Take A Look At Me Now』など、実は切々系バラードの大家でもあります。
独り切ない想いを抱えた夜には、こちらの曲も、ぜひ。
One Right NowPost Malone, The Weeknd

2021年の11月にリリースされた『One Right Now』は、ポスト・マーロンさんとザ・ウィークエンドさんという、現代ポップシーンにおいて絶大な支持を集める両者によるコラボレーション作品です。
2020年代以降のトレンドでもある洗練されたシンセポップを基調としたトラックで、マーロンさんとウィークエンドさんのエモーショナルな歌唱とメロディが交差することで生まれるコントラストの妙は絶品の一言ですよね。
そんな楽曲ではあるのですが、歌詞の内容としてはおそらく相手の浮気が原因で別れてしまった元恋人に対するメッセージといった趣で、前の恋愛とはさよならして新しい相手がもういるんだ、といったニュアンスなのですが……とらえ方によっては実に未練たっぷりで気持ちに踏ん切りがついてない男性の悲哀とも感じ取れるのです。
そう考えると、深読みしすぎではあるのですが2人が壮絶な銃撃戦を演じるMVも何やら示唆的ではありますよね。
O, The Blood!Puma Blue

ジョーダン・アレンさんによるプロジェクト、プーマ・ブルー。
主にソウルやネオソウルといった作品を手掛けているのですが、どれもひねりが効いており、それ以外の要素も強い形でしっかりと表現されています。
そんなプーマ・ブルーの作品でも、特にオススメしたい新曲が、こちらの『O, The Blood!』。
ジャンルとしてはネオソウルにあたるのですが、絶妙に奇妙でゴシックな雰囲気にまとめられています。
ヤエル・ナイムさんの『Toxic』が好きな方にはツボに入る作品なのではないでしょうか?
「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(391〜400)
Over Hoes & BitchesQuavo

アトランタを拠点とするヒップホップグループMigosのメンバーとしても知られるクアボさんが新曲をドロップ。
過去に恋愛関係のトラブルがあったと噂のクリス・ブラウンさんとの確執に端を発した楽曲のようですね。
攻撃的な歌詞の数々からは、相手への強い憤りと怒りが感じられます。
しかし、昨年11月に甥であり盟友のテイクオフさんを銃撃で亡くした彼の、深い悲しみと喪失感も滲み出ているように思えてなりません。
自身が直面した悲劇的な出来事を乗り越えて制作に臨んだ渾身の一曲は、ラップ史に残る名ディス曲となるかもしれませんよ。
One VisionQueen

12thアルバム『A Kind of Magic』のーオープニングを飾る楽曲『One Vision』。
奥行きと浮遊感を作り出しているストリングスサウンドとテクニカルなギターフレーズとのアンサンブルがキャッチーなナンバーです。
メロディーの流れがゆったりしており覚えやすいため、洋楽初心者の方がカラオケで歌うにも挑戦しやすいのではないでしょうか。
ただし、全体をとおしてパワフルな歌唱が特徴のため、可能であれば表現力にも挑戦してほしいロックチューンです。