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「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ

「P」から始まる音楽の世界は、驚くほど多彩な輝きに満ちています。

イギリスのヘヴンリーが贈る心温まる『Portland Town』、アメリカのコニー・フランシスさんが歌う甘美な『Pretty Little Baby』、イタリアのモダーが奏でる情熱的な『Passione Maledetta』など、国境を越えて響く珠玉の楽曲たちをご紹介します。

ジャンルを超えた魅力的な音楽との出会いをお楽しみください。

もくじ

「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ(221〜240)

pick me upAlice Merton

Alice Merton – pick me up (Official Video)
pick me upAlice Merton

ドイツ出身のシンガーソングライター、アリス・マートンさんが、2024年3月14日に新曲をリリースしました。

本作は、彼女の新しいEP『Heron』からの先行シングルとなっています。

グラミー賞ノミネート経験のあるジョニー・コファーとの共同プロデュースによって生み出された楽曲は、2000年代初頭を思わせるポップなビートとリズムが印象的。

歌詞には、人生の困難な道のりを乗り越えるために、愛する人たちからの支援の大切さが綴られています。

どん底の状況から抜け出せない時、まるで朝起きることもできなくなったかのような絶望的な心情を、親しい人々に助けを求める言葉で表現。

友人や家族の存在が、心の支えとなる様子が伝わってきます。

Potential Breakup SongAly & AJ

Aly & AJ – Potential Breakup Song (Closed-Captioned)
Potential Breakup SongAly & AJ

2000年代のUSポップシーンを語るうえで欠かせないアメリカ出身の女性デュオ、アリーアンドエイジェイ。

ドラマや映画などで女優としても活躍しています。

そんな彼女らが2007年にリリースしたアルバム『Insomniatic』に収録されている『Potential Breakup Song』は、ミステリアスな雰囲気をまとう楽曲です。

ダンサブルなビートに刻まれるカラフルなメロディーラインが響きます。

華やかでエモーショナルな彼女らの歌声を聴いて癒やされてみてはいかがでしょうか?

Party HardAndrew W.K.

日本でも大人気のアンドリュー兄貴こと、アンドリュー・W.K.さん。

2000年代初頭に衝撃的なデビューを果たし、シンガーソングライターとしてだけではなく複数の楽器を操る才能豊かなミュージシャンとして世に躍り出ました。

メタルやパンクロックの影響を強く受けた『Party Hard』は、2001年に発表されたデビューアルバム『I Get Wet』に収められた楽曲。

『I Get Wet』はPitchfork Mediaから高い評価を受け、00年代のトップアルバムに選出されるほどの名盤ぞろい。

本作はゲーム『Rock Band 3』にも収録されるなど人気を博しました。

『Party Hard』は日々の労働や苦労から解放される喜びを謳ったポジティブさ全開の歌詞が印象的。

プロダーツ選手のスティーブ・ハインさんや女性格闘家のしなしさとこ選手の入場曲としても使用されており、スポーツの場でも人気の一曲となっています。

落ち込んだ時やストレスを発散したい時、思いっきりはじけたい時におすすめの1曲です。

Physical EducationANIMALS AS LEADERS

ANIMALS AS LEADERS – Physical Education (Official Music Video)
Physical EducationANIMALS AS LEADERS

インストゥルメンタル主体のプログレッシブなメタルサウンドを鳴らすバンドの中でも、突出したテクニックでシーンのトップを走り続けているアニマルズ・アズ・リーダーズ。

8弦ギターを操る新世代のギタリスト、トーシン・アバシさんを中心として2007年に結成されたトリオ編成のバンドで、前述したようにプログレッシブメタルを軸としながらも、ジャズやアンビエントな音楽性など幅広いアプローチで繰り出される楽曲のクオリティの高さはとてつもないものがあるのですね。

特にアバシさんによる達人を通りこして変態クラスの超絶プレイの数々は、ぜひ動画などでチェックしていただきたいところ。

プログレッシブロックやフュージョンなど、テクニカルなプレイが要求されるジャンルを主に聴いている方であっても、彼のギタープレイには間違いなく衝撃を受けることでしょう。

そんな彼らは2022年の時点で5枚のアルバムをリリースしており、ビルボードチャート50位以内にランクインするなどインストゥルメンタルバンドというスタイルでありながらも商業的な成功を収めている、というのもすごいですよね。

どのアルバムから聴いていただいても問題ないのですが、ビルボードチャート初登場23位をマークした2014年リリースのサードアルバム『The Joy of Motion』辺りから手に取ってみてはいかがでしょうか。

PalidAnimals on Wheels

アニマルズ・オン・ホイールズは、イギリスはケンブリッジを拠点とするアーティスト、アンドリュー・コールマンさんによるソロ・プロジェクトです。

1990年代後半にいくつかの作品をリリース、2012年よりオンライン上での活動に軸を置いて主にSoundCloud上で楽曲をリリースしているようですね。

そんなコールマンさんが1997年に初めてリリースしたアルバム『Designs And Mistakes』は名門Ninja Tuneよりリリースされており、非常に興味深い音楽を展開しているのですね。

実は国内盤もリリースされており、帯には「ドリルンベース」という文言も書かれていることから、当時そのような形で日本で紹介されたことにも言及しておきましょう。

アブストラクトなシンセ、変則的なブレイクビーツ、スクエアプッシャーとも共振するジャズの要素が緻密に構築された音世界の魅力は、本稿で取り上げた楽曲『Palid』を聴くだけでも伝わるはずです。

Pictures Of YouAnyma

Anyma – Pictures Of You [Visualizer]
Pictures Of YouAnyma

イタリア出身で、電子音楽シーンにおいて一目置かれる存在のアニマさんが2024年2月9日にリリースした『Pictures Of You』は、メロディックハウス&テクノのファンを魅了します。

この楽曲は、失われた愛と別れの痛みをテーマに、豊かなサウンドスケープと感情的な深みを持ったトラックです。

特に、心を打つメロディーと、アニマさんの音楽とビジュアルアートを融合させたアプローチは非常に魅力的。

聴く者を別れと新しい始まりの狭間に置く本作は、深夜のドライブや、一人の時間に没入するシチュエーションでの聴取に最適です。

エレクトロニックミュージックのファンはもちろん、広く音楽愛好家にオススメしたい楽曲です!