「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「S」から始まるアーティストの音楽は、驚くほど多彩な表情を見せてくれます。
イギリスのエド・シーランさんがインドの伝統音楽を取り入れた斬新な試み、ガーナ出身のMOLIYさんが届けるアフロビーツの躍動感、そしてパラダイス・ロストが奏でるゴシックメタルの深遠な世界。
国境を超えて響く音楽の魅力を、心ゆくまでご堪能ください。
「S」から始まるタイトルの洋楽まとめ(401〜420)
Susie-QDale Hawkins

1950年代のロックンロール黎明期に生まれた名曲と言えば、この楽曲を外すことはできません。
スワンプ・ロックの先駆者として知られるデイル・ホーキンスさんの代表作で、シンプルながらも情熱的な歌詞と、ジェームズ・バートンさんによる印象的なギター・リフが特徴的です。
1957年にリリースされると、ポップチャートで27位を記録。
その後、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルやローリング・ストーンズなど、多くのアーティストによってカバーされました。
ロックの歴史に刻まれた楽曲として、2007年には「ロックンロールを形作った500曲」にも選出されています。
ロックの原点を知りたい方や、50年代のアメリカン・サウンドを楽しみたい方におすすめの一曲です。
Sadeness (Part I / Violent U.S. Remix)Enigma

神秘的で官能的な雰囲気が魅力のこの楽曲。
グレゴリオ聖歌と現代的なシンセサウンドが融合した革新的なトラックです。
宗教的な雰囲気とマルキ・ド・サドの思想がテーマとなっており、精神性と肉体性の対立が音楽的に表現されています。
1990年1月にリリースされ、ヨーロッパ全土でヒット。
イギリス、フランス、ドイツなどで1位を獲得しました。
アメリカでもビルボードチャートで5位にランクイン。
全世界で500万枚以上の売上を記録する大ヒットを巻き起こしました。
本作は、アンビエント音楽やニューエイジに興味がある方にオススメです。
神秘的な雰囲気に浸りたい方にもピッタリの一曲ですよ。
StrongerPrismo

アメリカ、テキサス州出身のプリスモさん。
ヒップホップやトラップなど、さまざまなジャンルの要素を取り入れたユニークな音楽性が魅力です。
そんな彼の作品のなかでも、特に印象的なのがこちらの1曲。
2017年12月にリリースされた本作は、自己成長と希望をテーマにした力強いメッセージが込められています。
個人的な試練を乗り越え、強くなっていく過程を描いた歌詞が印象的で、リスナーの心に響く作品に仕上がっています。
NCSレーベルからのリリースで、著作権フリーの楽曲としても注目を集めました。
自己発見の旅の途中にある方や、困難に直面している方にぜひ聴いてほしい1曲です。
Shadow Of The MoonBlackmore’s Night

幻想的な雰囲気が魅力のナンバーです。
ブラックモアズ・ナイトが1997年6月にリリースしたデビューアルバム『Shadow of the Moon』に収録されています。
リッチー・ブラックモアさんのアコースティックギターとキャンディス・ナイトさんの澄んだボーカルが中心となり、ルネッサンス音楽の要素を取り入れた独特のサウンドが特徴的ですね。
本作は、ブラックモアさんのヘビーメタルからの転向を象徴する楽曲として、幅広いファン層に支持されています。
静かな夜に一人で聴きたい、心を癒やす一曲です。
S P E Y S I D EBon Iver

アメリカのインディーフォークバンド、ボン・イヴェールが2024年9月に発表した新曲は、繊細で内面的なメロディが特徴的な一曲です。
ジャスティン・ヴァーノンさんの豊かなボーカルとアコースティックギター、そしてロブ・ムースさんのビオラが絶妙なハーモニーを奏でており、孤独感や謝罪の気持ちを表現した歌詞が印象的ですね。
本作は、2020年から2023年にかけて書き上げた楽曲で構成される新EP『SABLE』の先行シングルとなっています。
ヴァーノンさんの創作の原点に立ち返る意図が込められた本作は、過去の失敗や自己破壊の行為に対する反省と、そこからの再生の可能性を探る深い内容となっていますよ。