「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ
アルファベット「T」で始まる洋楽の世界へご案内します。
イタリアのザ・カラーズのポップなサウンド、アメリカのマライア・キャリーさんの圧倒的な歌唱力、ジェシー・マーフさんのR&B調の新境地まで、個性豊かなアーティストたちの感性が輝く音楽の数々。
グローバルに広がる音楽シーンの多様な表現をお楽しみください。
「T」から始まるタイトルの洋楽まとめ(161〜180)
The Air That I BreathThe Hollies

深い愛と満足感に包まれた珠玉のバラードが、英国のザ・ホリーズによって1974年1月に世に送り出されました。
眠りも光も音も必要ない、愛する人とともにいることだけで十分だという幸福感に満ちたメッセージは、多くのリスナーの心を揺さぶります。
本作は、アルバート・ハモンドさんとマイク・ヘイゼルウッドさんによって紡がれた名曲で、英国では第2位、米国では第6位を記録する大ヒットとなりました。
40人編成のオーケストラが奏でる壮大なサウンドと、アラン・クラークさんの情感豊かなヴォーカルが見事に調和しています。
愛する人への無条件の愛と感謝を感じているときや、大切な人との穏やかな時間を過ごしたいときにぴったりの一曲です。
Tak Segampang ItuAnggi Marito

インドネシアの若手女性アーティスト界で輝きを放つアンギ・マリトさん。
彼女はポップスを基調としながらもバラードやR&Bの要素を取り入れた音楽性で、繊細かつ力強いボーカルが魅力です。
北スマトラ州シボルガで生まれ育った彼女は、幼い頃から地元の教会で歌唱力を磨いてきました。
人気オーディション番組「Indonesian Idol」への出場がターニングポイントとなり、全国的な知名度を獲得。
2018年にデビューを果たし、『Tak Segampang Itu』が大ヒットしました。
心に響くメロディと感情豊かな歌詞で多くの人々の心を捉え、音楽チャートでも上位を獲得する実力派。
東南アジアの音楽に興味を持ち始めた方や、感情を豊かに表現する歌声に魅了されたい方におすすめです。
Taki Taki (ft. Selena Gomez, Ozuna, Cardi B)DJ Snake

フランス出身の世界的DJであるDJスネイクさんが手掛け、セレーナ・ゴメスさん、カーディ・Bさん、オズナさんらをフィーチャーした2018年9月リリースの作品。
スペイン語と英語が混在する歌詞に日本語の「長崎」という単語も含まれていましたが、原爆を連想させるとの批判から後に「サキサキ」へと変更されています。
本作はリリース後わずか3ヶ月でYouTube10億回再生を突破する大ヒットとなり、ラテン音楽とEDMを融合させた情熱的なリズムは世界中のクラブを席巻。
火山の古代寺院を舞台にした妖艶なMVも話題を呼びました。
夜のドライブやパーティーで盛り上がりたい時、この楽曲をかければ一気に異国情緒あふれるセクシーな雰囲気に包まれること間違いなしですよ!
Too MuchDove Cameron

自己肯定と他者の期待に応えるプレッシャーの間で揺れ動く心を、力強いエレクトロポップのサウンドで表現した意欲作を、アメリカ出身のドーヴ・キャメロンさんが発表しています。
2018年にデイタイム・エミー賞を受賞し、女優としても活躍するキャメロンさんですが、本作では自身の内面と向き合い、他者からの評価に縛られない生き方を訴えかけています。
シンセサイザーを多用した洗練されたアレンジと、初期のレディー・ガガを彷彿とさせるオペラ的なボーカルが見事に調和した仕上がりとなっており、彼女のセカンドアルバムのリードシングルとして期待に応える出来映えとなっています。
自分らしく生きることの大切さを再確認したい方に、ぜひ聴いていただきたい一曲です。
The WayFastball

テキサス州オースティン発のロック・トリオとして、1990年代後半から2000年代初頭にかけて一世を風靡したのがFastballです。
当初はMagneto U.S.A.という名で活動していましたが、1992年の結成以降、トニー・スカルツォさん、マイルズ・ズニーガさん、ジョーイ・シャフィールドさんという3人の才能が融合し、オルタナティブ・ロックとパワー・ポップを絶妙に融合させた独自のサウンドを確立しました。
1998年のアルバム『All the Pain Money Can Buy』は発売から半年でプラチナディスクを獲得。
このアルバムに収録された行方不明になった老夫婦の物語を元にした楽曲は、ビルボードのアダルト・オルタナティブ・チャートで7週連続1位を記録し、彼らはグラミー賞2部門のノミネートという快挙も達成しています。
3人だけとは思えない分厚いサウンドと洗練されたメロディセンスが魅力のFastballは、キャッチーでありながらもどこか哀愁を帯びた楽曲が好きな方に特におすすめのバンドです。