「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「W」で始まるタイトルの音楽には、魂を揺さぶる物語が宿っています。
スウェーデンのアヴィーチーさんが紡ぐ夢のようなメロディ、イギリスのオーケストラル・マニューヴァーズ・イン・ザ・ダークが描く壮大な世界、アメリカのフィンチが放つ激情のサウンド。
ジャンルを超えて響き合う音楽の数々は、私たちの心に深く刻まれる感動を届けてくれます。
「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ(401〜420)
What’s Happening BrotherMarvin Gaye

マーヴィン・ゲイさんは、モータウンレーベルを代表するアーティストで、社会意識の高い楽曲を数多く残しています。
1971年にリリースされたアルバム『What’s Going On』からの1曲『What’s Happening Brother』は、ベトナム戦争から帰還した兵士の視点を通して、アメリカ社会の状況をリアルに反映したメッセージが込められています。
本作は、ゲイさんが実弟フランキーとの会話からインスピレーションを得たと言われており、その背景には兵士としての経験が生々しく描かれています。
サウンドはソウルフルで、時に優しく、時に力強いマーヴィン・ゲイさんのボーカルが楽曲のメッセージを一層際立たせています。
不安定な世の中で自らの位置を確認しようとする主人公の気持ちが、今日の聴き手にも強く共感を呼びます。
現代社会を生きる私たちにとっても、家族や友人との関係性を見つめ直し、理解し合うことの大切さを教えてくれる作品です。
Wild Dogs (Running in a Slow Dream)Matchbox Twenty

『Wild Dogs (Running in a Slow Dream)』は、マッチボックス・トゥエンティの不思議な曲調が魅力の1曲です。
彼らは1996年にアメリカで結成されたロックバンドで、キャッチーなメロディーが特徴なんですよ。
この曲も例にもれず、不思議なサウンドのイントロで始まりますが、サビに入ると親しみやすいメロディーでとても聴きやすいんです。
ボーカル、ピアノを担当するロブ・トーマスさんの歌声もエモーショナルでかっこいいですよ!
What a Fool BelievesMatt Bianco

1979年にリリースされて以来、幅広い世代に愛されてきた『What a Fool Believes』。
あなたもテレビ番組などで、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
この曲はもともと、ドゥービー・ブラザーズが手掛けた曲なのですが、後にマット・ビアンコさんがカバーしたバージョンも広く親しまれています。
オリジナルがエッジの効いたサウンドであるのに対して、カバーバージョンはコンガを使用して、リラックスした雰囲気に仕上げています。
Whenever Wherever WhateverMaxwell

1990年代のネオ・ソウルを切り拓いたマックスウェルさんが、1996年のデビュー・アルバム『Maxwell’s Urban Hang Suite』から贈る名曲『Whenever Wherever Whatever』は、心が求める安らぎを音楽で表現した究極のバラードです。
リリース以来、1997年のライブEP『MTV Unplugged』にも収録されるなど、時代を超えて愛され続ける楽曲となりました。
本作の魅力は、マックスウェルさんの柔らかなファルセットボーカルと、深い愛と献身を語る歌詞にあります。
無条件の愛をテーマにしたこの曲は、就寝前に心を落ち着かせ、安らぎへと導くのに最適です。
パートナーへの深い愛を感じながら眠りにつくのに、この曲ほどふさわしいものはないでしょう。
睡眠前のリラクゼーションタイムに、ぜひともお聴きください。
Wake Up DeadMegadeth

2023年の2月、初の日本武道館公演を行って元メンバーのマーティ・フリードマンさんが共演したことも話題となった、スラッシュメタル四天王にしてヘビーメタルの歴史において最も重要なバンドの1つ、メガデス。
彼らとメタリカの関係性はそれ自体がメタルの歴史の一部というくらいに有名ですが、1980年代のメタル~ロックシーンを語る上でもやはり彼らの楽曲は欠かせないですよね。
こちらの『Wake Up Dead』は、彼らの出世作でもあるセカンドアルバム『Peace Sells… but Who’s Buying』のオープニングを飾る名曲。
入り組んだ複雑な楽曲構成は直情的なスラッシュメタルとは一線を画す、まさに中心人物のデイヴ・ムステインさんが自ら称する「インテレクチュアル・スラッシュメタル」の真骨頂と言えるでしょう!