「よ」から始まるタイトルの曲
「よ」から始まる曲には、喜びを歌うレゲエ調のリズムから、静寂な夜明けを描く叙情的なメロディーまで、多彩な表情が込められています。
MONGOL800の『ヨロコビノウタ』や由紀さおりさんの『夜明けのスキャット』のように、心温まる歌声と印象的な旋律が、聴く人の心に寄り添います。
日常の小さな幸せから人生の儚さまで、さまざまな感情に触れられる楽曲の世界をご紹介します。
「よ」から始まるタイトルの曲(341〜360)
夜明けのオレンジポルカドットスティングレイ

フランジャーの独特なギターサウンドから始まる『夜明けのオレンジ』。
ポルカドットスティングレイのかっこよさは一つひとつのサウンドに必ずひと癖ふた癖つけてくるところ。
そこにボーカル雫の独特な歌詞の世界観と柔軟な歌声が混ざり、唯一無二の雰囲気を出しています。
『夜明けのオレンジ』も一筋縄ではいかないメロディーやサウンドが魅力ですのでぜひ聴いてみてください!
夜間飛行ポルノグラフィティ

アルバム『BUTTERFLY EFFECT』に収録されているミディアム・バラード。
どこかふんわり漂うような雰囲気が心地よく、岡野昭仁の表現力も合わさって涙腺をくすぐられます。
リリース時期よりもかなり昔からあったそうで、感情が巡りゆく様子を描いた歌詞があまりにも美しいです。
ギュっとしたくなります。
溶けないマカロニえんぴつ

とにかく楽しい文化祭や学園祭。
ですが、楽しい時間ってあっという間に過ぎてしまいますよね。
ということで紹介したいのが『溶けない』です。
こちらはマカロニえんぴつが、セブンティーンアイスとのタイアップ曲として書き下ろした作品です。
その歌詞は青春の楽しさや美しさと、それがあっという間に過ぎ去ってしまうさみしさを描く内容に仕上がっています。
そして、だからこそ友人と今を楽しもうと伝えてくれていますよ。
学園祭や文化祭の終盤に聴くのもすてきではないでしょうか。
米津玄師メトロノーム

ハチ名義でボカロPとしても人気を博し、令和のJ-POPシーンを語る上で外せない存在となったシンガーソングライター、米津玄師さん。
3rdアルバム『Bremen』に収録されている楽曲『メトロノーム』は、やわらかいメロディーとアンサンブルが楽曲の世界観を構築していますよね。
自分の気持ちを思うように表現できず、離れてしまっても忘れられない気持ちに悩む姿をイメージさせるリリックは、特に幼い日の恋愛とリンクしてしまうのではないでしょうか。
センチメンタルな空気感が胸を締め付ける、叙情的なナンバーです。
4ユリイ・カノン

ゴシックな雰囲気とかっこよさが両立している、緊迫感のあるボカロ曲です。
『だれかの心臓になれたなら』『スーサイドパレヱド』などのヒットを生んできたボカロP、ユリイ・カノンさんによる作品で、2023年3月に発表されました。
タイトルの『カルディア』はギリシャ語で「心臓」という意味。
神話のような世界観にひかれて、意志の強いメッセージ性に感情が沸きます。
熱い気持ちになりたいときに聴いてみてはどうでしょうか。