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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(271〜280)

superstarsSaweetie & TWICE

Saweetie & TWICE – superstars (Official Lyric Video)
superstarsSaweetie & TWICE

ウェストコースト・ヒップホップを牽引するアメリカのフィーメールラッパー、サウィーティーさんと、世界的人気を誇る韓国のガールグループTWICEが手掛けた楽曲です。

サウィーティーさんがTWICEの英語曲『Strategy』に感銘を受けたことがきっかけで実現したというエピソードも話題に!

彼女のクールで切れ味鋭いラップと、TWICEの甘くポップなボーカルが融合したサウンドは、まさに異文化の化学反応です。

自分たちが頂点に立つ存在だと高らかに宣言する歌詞の世界観と、エネルギッシュなビートが見事にマッチしていますよね。

この楽曲は2025年8月リリースのEP『Hella Pressure』からのナンバー。

自信を持って一日を始めたい朝や、気分を最高に盛り上げたいドライブのお供に聴けば、あなたも無敵のスーパースターになれるはず!

Die 4 MeSkrilla

Skrilla – Die 4 Me (Official Music Video)
Die 4 MeSkrilla

アメリカ・フィラデルフィア出身のラッパー、スクリラさんが2025年7月に公開した作品です。

スクリラさんは、TikTokをきっかけに人気が爆発し、2025年2月には地元でのライブが警察に中断されるほどファンが殺到した実力派。

この楽曲は、フィラデルフィア・ドリル特有のダークで重圧感のあるサウンドが印象的ですよね。

浮遊感のある独特なフロウで、仲間や大切な人へ究極の忠誠心を問いかけるような歌詞が、彼の生きてきたストリートの現実と相まって強烈な説得力を持ちます。

2024年リリースのアルバム『Zombie Love Kensington Paradise』で示した世界観をさらに深く掘り下げた本作。

ダークでスリリングなヒップホップの最前線に浸りたいときにピッタリの楽曲です!

Wine & DineYoungboy Never Broke Again

YoungBoy Never Broke Again – Wine & Dine [Official Music Video]
Wine & DineYoungboy Never Broke Again

ムーディーな夜を演出するのに最適な一曲と言っても過言ではない、洗練されたヒップホップナンバー。

アメリカ出身のラッパー、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインさんは、壮絶な人生経験を反映した生々しい表現で知られています。

本作では彼の新たな一面が垣間見えますよね。

これまでのタフなイメージとは一線を画し、大切な人と過ごすロマンティックな雰囲気が漂います。

内省的で感情豊かなラップは、まるで親密な会話を聴いているかのよう!

2025年7月に公開された作品で、8枚目のスタジオ・アルバム『MASA』に収録されています。

落ち着いたビートと甘いムードは、夜のドライブや二人きりの時間にピッタリ!

特別な空間を演出してくれるのではないでしょうか。

ぜひチェックしてみてくださいね。

XXXYoungboy Never Broke Again

YoungBoy Never Broke Again – XXX [Official Music Video]
XXXYoungboy Never Broke Again

社会への怒りと個人的な痛みが爆発するような、強烈なトラップアンセム。

アメリカ・ルイジアナ州出身のラッパー、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインさんが、内なる混沌を音楽へと昇華させています。

本作は、ジミ・ヘンドリックスさんによる伝説的なギター演奏や、パンクバンドの攻撃的なコーラスを引用し、サウンド全体から反骨精神がほとばしっていますよね。

物議を醸す政治的なスタンスを臆さず表明する姿には、彼の生々しい感情が込められており、聴く人の心を激しく揺さぶるはず。

2025年7月に発表された30曲超えの大作アルバム『MASA』に収録された一曲です。

現状に風穴を開けたい、そんな衝動に駆られた時に聴けば、きっとそのエネルギーに圧倒されることでしょう。

Both Eyes ClosedA$AP Rocky

A$AP Rocky – Both Eyes Closed (From “Highest 2 Lowest”) (Audio)
Both Eyes ClosedA$AP Rocky

鬼才スパイク・リー監督の映画『Highest 2 Lowest』のサウンドトラックとして、エイサップ・ロッキーさんが手がけた楽曲を紹介しましょう。

本作では彼自身もギャングの一員として出演しており、その役柄の葛藤を色濃く反映した内省的な一曲となっているのですね。

どろりとしたサイケデリック・ロックのようなギターと、カットアップされたボーカルが織りなすサウンドは、まさにエイサップ・ロッキーさんならではの幻想的な世界観といった趣で、この独特の雰囲気に中毒になる方も多いと思います。

社会への鋭い問いかけや人としての苦悩が込められたリリックも必聴なので、ファンの方は要チェック!

2018年の名盤『Testing』以来となる新作への期待も高まる深みのあるトラックですよ。

Flyest In The RoomMike Dimes

Mike Dimes- Flyest In The Room (Official Music Video)
Flyest In The RoomMike Dimes

軍人家庭で育ち、全米各地を転々としたユニークなバックボーンを持つテキサス出身のラッパー、マイク・ダイムズさん。

2021年には楽曲がTikTokでバイラルヒットを記録し、一気に注目を集めるようになりましたね。

そんな彼が2025年8月にリリースしたのが、自信と突破力に満ちた一曲です。

この楽曲は、周囲の嫉妬やヘイトをものともせず、むしろそれをエネルギーに変えて自分がその場で最もクールだと宣言する、強気なリリックが非常に印象的です。

深みのある声から放たれる鋭いラップは、聴く者の気分を高揚させてくれます。

アルバム『Texas Boy』に続く本作は、きたる新作への序章ともいえるでしょう。

何かに挑戦する前など、自分を鼓舞したいときに聴くとはまりそうですね。

AMG MUSIC (ft. Destroy Lonely)A$AP NAST

90年代ヒップホップをルーツに持つアメリカ出身のエイサップ・ナストさんが、新世代アーティストのデストロイ・ロンリーさんとタッグを組んだ一曲!

この楽曲は、彼の持ち味から一転、聴く者をスリリングな世界へ引きずり込むレイジ・ラップです。

富や成功を誇示する歌詞も、二人の冷徹なフロウと合わさることで、まるで危険なゲームを楽しんでいるかのよう!

不穏なシンセが漂うビートは、高級車で霧の中を疾走するようなミステリアスなムードを演出しています。

本作は2025年7月に公開され、待望のアルバム『90s Era Nasty Vol. 1』からの先行シングル。

都会のネオンが似合う、ダークでラグジュアリーな世界観に浸ってみてくださいね!