【おやつレク】簡単おいしい。高齢者の方と一緒に作るおやつアイデア
ようかんを冷蔵庫で冷やし固める時間、フルーツなどでトッピングする瞬間、蒸し器から立ち上る湯気の香り。
高齢者の方と一緒におやつを作る時間は、ワクワクとした高揚感を共有し、レシピ以上の温かな思い出を紡いでいきますね。
昔ながらの和菓子は高齢者の方にとってなじみ深く、きっと喜んでいただけますね。
座ったままでも楽しめる工夫がいっぱい!
できあがった和菓子の、甘い香りが部屋中に広がれば、きっと懐かしい記憶も一緒によみがえってくることでしょう。
手を動かしながら会話も弾み、完成したおやつを味わう喜びは格別ですよ。
季節の和菓子レシピ(1〜10)
あんみつ風わらび餅

口の中で、ぷるぷるとした食感のわらび餅。
わらび餅にはきな粉をまぶすことが多いですが、抹茶や黒みつをかけるのも美味しいそうです。
わらび粉という粉でわらび餅を作りますが、わらび粉を使うと食感が固い場合もあります。
市販のわらび餅を柔らかく作れるキットや、かたくり粉で作る柔らかなわらび餅にするなど工夫して作ってみてくださいね。
わらび餅に、あんこやフルーツをのせて黒みつをかけたあんみつ風にしてみましょう。
わらび餅がいつもとは違った華やかな和菓子のようになり、高齢者の方にも喜んでいただけそうですね。
さつまいもの茶巾しぼり

なめらかな触感が美味しいさつまいもの茶巾しぼりをご紹介します。
加熱し、柔らかくなったさつまいもを細かくつぶします。
ポリ袋に入れて、すりこぎ棒でつぶすとどなかでも簡単におこなえますよ。
大きな塊がなくなったら、りんごジャムを加えて混ぜ合わせます。
柔らかくならない時は牛乳や豆乳を少しずつ加えながら調整してみてくださいね。
ラップを手に取り、スプーン2杯分くらいを乗せたら、形を整えながら丸めていきます。
ラップの端をひっぱるときれいなしぼりができますよ。
簡単に雰囲気のある和菓子が作れますので、高齢者施設のレクリエーションとしてもオススメです。
抹茶水ようかんと黒みつの和風パフェ

柔らかな抹茶水ようかんに黒みつをかけた和風パフェを作ってみましょう。
抹茶の水ようかんは市販の物でもいいですし、材料が入ったキットを使うと楽に作れますよ。
最近はファミレスやカフェなどで、気軽にパフェが食べられます。
スーパーでも、カップに入ったパフェも販売されていますよね。
ですが、パフェが気軽に食べられる環境ではなく、たまに食べるぜいたく品な時代もあったようです。
高齢者の方の中には、パフェにそういった気持ちをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
パフェを作るおやつレクで、パフェにどういうイメージがあるかお話を聞いてみてはいかがでしょうか?
話が盛り上がるかもしれませんよ。
ぷるぷるミルクようかん

見た目も涼しさを感じる、ぷるぷるミルクようかんの作り方を紹介します。
寒天、あんこ、水、砂糖、スキムミルク、ぬるま湯、型を作るパットを準備して作っていきましょう。
ボールに寒天、砂糖、スキムミルク、ぬるま湯を入れてかき混ぜていきましょう。
一方でお鍋にあんこを入れ水に溶かします。
先ほど混ぜ合わせたものを、あんこの入った鍋に入れ火にかけ沸騰しないよう混ぜ合わせパットに流し入れていきましょう。
冷蔵庫で冷やしたら完成です。
食欲などが落ちている時にもオススメなぷるぷるミルクようかん、ぜひ作ってみてくださいね!
カステラボール

みんながよく知っているカステラを使っておやつを作ってみましょう。
材料は「カステラ」と「つぶあん」や「こしあん」のふたつだけです。
童心に帰って砂団子のようにあんこを丸め、その上から細かくサイコロ状にカットしたカステラで覆うと「カステラボール」が完成、さらに粉砂糖を振りかけたりアレンジしてみたくなりますね。
丸めたりするのに大きかったり小さかったりと、作る人それぞれの個性が見られて味とともに楽しめます。
材料3つできなこ棒風

シンプルに作れる、材料3つできなこ棒風の作り方を紹介します。
ボール、水、砂糖、きな粉、ラップ、さえ箸を準備して作っていきましょう。
ボールに水と砂糖を入れてかき混ぜ600wのレンジで2分加熱し、とろみをつけていきましょう。
きな粉をよく混ぜ合わせます。
生地がまとまってきたらラップに移し冷蔵庫で固めてくださいね。
冷やし固まった生地を出して食べやすい大きさに棒状に形を形成して完成です。
上からきな粉をかけたり、食べやすいように、つまようじをさすのもオススメです。
きな粉の香りと懐かしい味にレクも盛り上がるかもしれませんね!
焼きあんこもち

3つの材料だけで作る焼きあんこもちをご紹介します。
まずは白玉粉に水を加え、しっかり混ぜます。
一塊にまとまるまでおこないましょう。
生地を5等分にしたら、1つずつ生地を丸めて、手のひらを使いながら生地を広げます。
真ん中にあんこを乗せ、生地をくるんできましょう。
薄く油を敷いたフライパンを加熱したら、もちを押さえつけるようにしながら焼き色を付けていきます。
焦げ付かないように弱火から中火ぐらいで焼くのがポイントです。
日本では正月をはじめ、さまざまな行事のたびにもちを作ってきた文化があります。
高齢者施設では皆で作りながら、昔話に花を咲かせるのも楽しみのひとつになりそうですね。