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【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!

ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。

『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。

チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。

本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。

有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!

もくじ

【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(141〜160)

交響曲第4番 へ短調 作品36Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー 交響曲第4番ヘ短調作品36 第4楽章 カラヤン
交響曲第4番 へ短調 作品36Pyotr Tchaikovsky

緊迫感のあるファンファーレから始まり、重々しさを孕んだ第2楽章、第3楽章へとなだれ込んでいきます。

最後の第4楽章ではロシア民謡「野に立つ白樺」が転調しながら繰り返し演奏され、その後は第一楽章冒頭のファンファーレが再び高らかに鳴り響きます。

最後まで聴く者を強くひきつける一曲。

交響曲第5番Pyotr Tchaikovsky

Tschaikowsky: 5. Sinfonie ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Manfred Honeck
交響曲第5番Pyotr Tchaikovsky

1888年に作曲された交響曲で、現代も演奏されることの多い人気曲。

チャイコフスキーは始めこの曲に愛着が持てなかったようですが、聴衆からの評判を受けて徐々に自信を深めていったようです。

序章から現れるドラマティックなモチーフの中に、ホルンやオーボエなどさまざまな楽器による旋律が顔を出す味わい深い一曲です。

交響曲第6番「悲愴」Pyotr Tchaikovsky

Tchaikovsky Symphony No.6 《Pathétique》Seiji Ozawa & Berliner Philharmoniker チャイコフスキー 交響曲 第6番「悲愴」小澤征爾
交響曲第6番「悲愴」Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーがコレラで亡くなる9日前に初演された作品。

4つの楽章から構成され、全体を通してレクイエム的な暗さが漂っています。

初演時、聴衆に衝撃を与えたという第4楽章では、ためらうような旋律から急激に巻き上げるような高揚感を示し、木の葉がはらりと散るように終わります。

一人で感傷に浸りたいときにおすすめの曲です。

弦楽セレナード ハ長調 作品48Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー 弦楽セレナード ハ長調 カラヤン ベルリンpo. Tchaikovsky Serenade for Strings in C major Op.48
弦楽セレナード ハ長調 作品48Pyotr Tchaikovsky

敬愛するモーツァルトのセレナードを意識して作曲されたといわれる作品。

悲劇的な旋律で聴く者を強くひきつけたかと思えば、軽やかで流れるようなソナタ、優美なワルツから、荒々しい盛り上がりが次々と登場。

飽きることなく聴き入ってしまう一曲です。

【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(161〜180)

イタリア奇想曲 作品45Pyotr Tchaikovsky

1880年に作曲された管弦楽曲。

チャイコフスキーは、破綻した結婚生活の傷心を癒すために訪れたイタリアで現地の文化や風土に感銘を受け、その後に生まれたのがこの作品だといわれています。

さんさんと降り注ぐ太陽の光や、おおらかさが感じられる一曲。

バレエ音楽「白鳥の湖」より「ナポリの踊り」Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー: バレエ音楽「白鳥の湖」から(11)「ナポリの踊り」
バレエ音楽「白鳥の湖」より「ナポリの踊り」Pyotr Tchaikovsky

「白鳥の湖」のお城でのパーティで踊られるナポリの踊りは、トランペットが活躍する1曲です。

高らかに、煌びやかに、しかし品良く気高く、のびやかな音が美しく響きます。

トランペットってこんなに清らかな音がするんだと感じられます。