【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!
ロマン派のロシアを代表する偉大な作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。
『白鳥の湖』や『眠れる森の美女』などのバレエ音楽から、『ピアノ協奏曲第1番』やいくつかの交響曲など、今日まで愛され続けている名曲を多数生み出しました。
チャイコフスキーの音楽からは、色彩豊かで繊細な旋律と、華麗でドラマチックな音楽性を感じられます。
本記事ではそんなチャイコフスキーの名曲、代表曲を紹介します。
有名な曲から、あまり知られていないけど傑作と呼べる作品までピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください!
【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!(151〜160)
四季”8月 収穫”Pyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーと同じ「四季」ですが、こちらはチャイコフスキーが作曲したものです。
コリツォフの詩を元に作曲されたものであり、副題は「12の性格的描写」となっています。
副題の通り、ロシアの月ごとの特徴が見事に表現されている曲です。
くるみ割り人形Pyotr Tchaikovsky

バレエ音楽として作られた組曲。
「花のワルツ」は誰もが聴いたことのある有名で美しいメロディーですが、そのほかにも中国の踊り、ロシアの踊り、アラビアの踊りなどさまざまな曲調を楽しめます。
おとぎ話の世界に入っていける、子どもと一緒に聴きたい名曲です。
「眠れる森の美女」ワルツ 作品66Pyotr Tchaikovsky

ペローの童話「眠れる森の美女」を題材にしたバレエ音楽。
華やかな前奏に続いて、優美な旋律がワルツのリズムに乗って登場します。
バレエでも娘たちと若者が花を手に舞い踊る華麗なシーン。
音楽だけでなく、バレエの映像と共に見るのがおすすめです。
交響曲第2番「小ロシア」作品17Pyotr Tchaikovsky

小ロシアとは歴史的には現在のウクライナを指しており、曲中に3つのウクライナ民謡がモチーフとして登場します。
1872年の初演ではバラキレフ率いる“ロシア5人組”にも絶賛されたが、後に音楽思想の変化から大幅な改定を加え、現在の形となっているそうです。
交響曲第3番 ニ長調「ポーランド」作品29Pyotr Tchaikovsky

「ポーランド」という副題は、フィナーレでポーランドの伝統的な舞曲“ポロネーズ”が用いられていることに由来するといわれています。
葬送行進曲から始まる暗さを孕んだ序奏から始まり、徐々に暗雲を払うかのような明るさが顔を出します。
最後の第5楽章では上り詰めるようなリズムを重ねた後、華やかに締めくくります。