【懐メロから】20代におすすめのボカロ曲まとめ【トレンドまで】
音声ライブラリ「初音ミク」が発売されたのが2007年、それからどんどんボカロシーンは広がってきました。
なのでボカロファンの年齢層ってけっこう幅があるんですよね。
「小学生の頃にハマった」「社会人になっても親しんでいる」なんなら「親の世代が聴いている」など、いろんなパターンがあります。
さて、今回この記事では20代にオススメなボカロ曲をピックアップ。
懐かしのあの曲から今まさに熱い曲まで、幅広く選曲しています。
もし最近ボカロ曲を聴いていないのであれば、これをきっかけにまたぜひ!
【懐メロから】20代におすすめのボカロ曲まとめ【トレンドまで】(181〜190)
ホントノ原口沙輔

聴けば一生抜け出せなくぐらい、ドツボにハマる世界観を持っています。
ボカコレ2023夏参加楽曲『人マニア』のヒットでその名を知らしめた原口沙輔さんの作品で、2023年10月にリリースされました。
音を切り貼りしたような音像、引き込まれます。
その魅力を余すところなく味わいたいならイヤホンかヘッドホンを使うのがオススメ。
いつのまにかボリュームが最大になってしまっているかも?
不可思議でアヴァンギャルドなのに、しっかりキャッチーなんですよね。
キルミーダーリン宛然サカナ

作詞作曲をはじめ、マルチな分野で活躍する宛然サカナさんと編曲やギター演奏を主に担当するYopiさんによる音楽ユニット、REISAI。
彼らが2023年に手がけた『キルミーダーリン』は、愛する人とのスリリングな関係性を描いた大人の雰囲気がただようナンバーです。
好きな人と過ごす夜の時間に感じる、切なさや寂しさに向き合う感情が描かれています。
うねるベースラインや浮遊感のあるシンセの音色を主体にした、艶やかな世界観があふれるサウンドが響くボカロ曲です。
物語性のある歌詞をみごとに歌いこなす鏡音レンの歌声にも注目して聴いてみてください。
ロストアンブレラ稲葉曇

アンニュイな雰囲気とかっこよさが混ざり合う、ハマれば抜け出せないボカロックです。
『ラグトレイン』の大ヒットで海外ボカロファンの胸も射止めたボカロP、稲葉曇さんの楽曲で、2018年に公開されました。
疾走感があるのにアッパーチューンとは違う印象を受けるのは、淡々としたメロディーと歌愛ユキのウィスパーボイスが理由でしょう。
そしてイントロなどで聴ける、2つのコードを軸にして曲としての振り幅を作り出すアレンジ……そのセンスに脱帽です。
ドリル無双。GYARI

異世界転生物語をパロディ化した、ワクワクがとまらないユーモアたっぷりの一曲です。
GYARIさんによる作品で、2024年8月に公開されました。
ドリルを武器に冒険する主人公のストーリーが、ポップでキャッチーなサウンドに乗せて展開されていきます。
オタク文化や異世界ものをコミカルに描き出した歌詞も魅力的。
ComicMarket104では関連グッズも販売されるほどの人気ぶり。
音楽を聴きながら物語を楽しみたい方におすすめです。
タタラピコン

ミステリアスな雰囲気がただよう楽曲をリスナーに届けるボカロP、ピコンさん。
2010年代から活躍する彼の曲のなかでもオススメしたいのは2019年に制作された『タタラ』。
軽快なビートに刻まれる独自のメロディーラインがクセになりますね。
初期のボカロシーンを思わせるメカニカルな初音ミクの歌声もクール。
学生時代にボカロ曲を聴いたことがある20代の方にオススメしたい作品です。
アイロニーを含むダークな歌詞にも注目して聴いてみてくださいね。
手遅れサンブブゼラ

アヤシイ音階と祭囃子のような和風サウンドが耳に残る、独特の雰囲気を持つ楽曲です。
ブブゼラさんによる作品で、2024年5月にリリースされました。
重音テトSVの歌声が、愛と後悔、孤独といった感情を見事に表現しています。
独特の比喩表現や物語性のある歌詞が、人間関係の複雑さや矛盾を浮き彫りにする仕上がり。
聴く人の心に深く突き刺さる、考えさせられる一曲です。
ノリがいいのでテンションを上げたい時にもいいですし、何もかもを忘れたい時にもオススメ。
ぜひ一度耳を傾けてみてください。
いのりのうた南ノ南

心に寄り添う優しさが詰まった、感動的なボカロ曲です。
南ノ南さんが手がけたこの楽曲は2024年5月にリリースされ、話題を呼びました。
星界の透明感のある歌声が印象的で、朝焼けの中で別れを惜しむ様子が美しく表現されています。
幸せな時間の終わりと、新たな希望への思いが繊細に描かれており、聴く人の心に響く作品に仕上がっています。
星界の誕生日を祝う特別な1曲として制作されたこともあり、ファンの間で大きな反響を呼びました。
孤独を感じる夜や、大切な人との別れを経験した時に、そっと寄り添ってくれる曲になるはずです。