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【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選

クラシック音楽の原点であるバロック時代から愛されてきた楽器「バイオリン」。

ときに優雅に、ときに情熱的な旋律を奏でる表情が豊かなバイオリンの音色は、常に私たちの心を癒やし続けてくれます。

本記事では、独奏楽器として、さらにはオーケストラやアンサンブルでの花形として親しまれているバイオリンの魅力をたっぷりと楽しめるクラシックの名曲をご紹介します。

作曲時の時代背景や作曲家に関する豆知識もあわせてご紹介しますので、クラシック初心者の方もぜひお楽しみください!

もくじ

【バイオリン】時代を越えて愛され続けるクラシックの名曲・人気曲を厳選(81〜100)

ツィゴイネルワイゼン作品20Pablo de Sarasate

Zigeunerweisen, Op. 20: I. Moderato – III. Un poco piu lento
ツィゴイネルワイゼン作品20Pablo de Sarasate

サラサーテといえばこの曲、バイオリンといえばこの曲!

といっても過言ではないのでは?というくらい超有名な「ツィゴイネルワイゼン」。

劇的な派手さと哀愁をあわせ持つこの曲は、ピチカ―トにグリッサンド、ハイポジションでの重音と超絶技巧のオンパレード。

これでもかというくらいにバイオリンを堪能できる名曲中の名曲です。

4つのバイオリンのためのコンチェルトAntonio Vivaldi

Vivaldi: Concerto in B minor RV.580, for four violins – Pham/Gjezi/Darmon/Tudorache – OCNE/Krauze
4つのバイオリンのためのコンチェルトAntonio Vivaldi

「四季」などでおなじみのバロック時代の作曲家ヴィヴァルディによるコンチェルトです。

4人の独奏者による旋律の重なりがとても美しく、時間を忘れさせます。

同時代の作曲家ヨハン・ゼバスチャン・バッハによるチェンバロへのアレンジ版も必聴です。

バイオリンソナタ ホ短調Francesco Maria Veracini

「コンチェルト・ソナタ」ホ短調(ヴェラチーニ)
バイオリンソナタ ホ短調Francesco Maria Veracini

この人はヴィヴァルディと同時期にバイオリン・ソナタを作曲したのですが、バイオリンを習得中の学生の間でしか知られていません。

技巧的なのが問われがちなバロック音楽が多い反面、この曲は音の質や伴奏とのアンサンブル性が重要視されています。

イタリア組曲Igor Stravinsky

Stravinsky:Suite Italienne ストラヴィンスキー:イタリア組曲 より 1.序奏 3.タランテラ
イタリア組曲Igor Stravinsky

近現代の曲なのですが、バロックな曲調を元にして作曲されています。

バレエ音楽「プルチネルラ」の中から印象に残る曲をいくつかピックアップされており、またチェロなどでも演奏されています。

後半になっていくにつれ、現代曲っぽい和声が使われていることが多くなり、まさに徐々に作曲者の本性が出てきたのでしょう。

バイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 Op.19Sergei Prokofiev

Sayaka Shoji plays Prokofiev : Violin Concerto No.1 in D major, Op.19
バイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 Op.19Sergei Prokofiev

プロコフィエフは帝政ロシア時代からソ連時代にかけてのロシアの作曲家です。

このバイオリンコンチェルトはロシア革命の前年にかかれ、冒頭の美しいバイオリンソロと当時の民衆の感情を反映したかのようなグロテスクで不穏に満ちた旋律を持っています。

パガニーニアーナNathan Milstein

パガニーニの有名どころな曲を数曲取り上げ、一つの小品曲に圧縮されたものであり、カプリースや魔女の踊りなどを中心に演奏されています。

なので、パガニーニをこれから知っていきたい人にとっては一押しな一曲で、コンサートで披露するのにも適しています。

これだけで何曲も知れるため、決して飽きずに聴けるのではないでしょうか。