【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(161〜170)
ぐずったれゆくえわっと

バンドサウンドともエレクトリックサウンドともニュアンスの違う、奥行きのある音像に聴き入ってしまいます。
ボカロP、ゆくえわっとさんによる『ぐずったれ』は2023年8月にリリース。
ボカコレ2023夏のTOP100ランキング参加曲でした。
ノスタルジックな雰囲気がただよう、リズミカルな曲調が印象的。
メロディーラインのクールさがそこへぴたりとハマっています。
そして、変わらない自分への悪態をつきながら、それでも「それこそが自分自身だ」と歌うリリックには胸が熱くなるんです。
才能の花大漠波新

「自分には才能がない」そういう思いを抱いた経験のある方ならきっと共感できるでしょう。
ボカロP、大漠波新さんによる楽曲で、2023年6月にリリースされました。
どこか哀愁のただよっているミクスチャーロック調の作品で、ミクの絞り出すような歌声が特徴。
全体を通して中毒性が高く、サビは一度聴けば耳から離れなくなると思います。
要所要所で響く切なげなピアノも印象的。
ぜひとも音量を大きめにして聴いてみてくださいね。
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(171〜180)
へーこーせん蟹木しとお

現代人の孤独感と疎外感を鋭く切り取った楽曲です。
蟹木しとおさんによる作品で、2024年10月に公開されました。
重音テトSVの力のこもっていない歌声が、世界観をしっかり表現しています。
サウンドアレンジはジャズのエッセンスも感じられる、オシャレでゆるい仕上がり。
人との関係に悩んでいるとき、自分の気持ちを整理したいときに聴いてみてはいかがでしょうか。
人間道てとら

ダウナーでありながら前へ進んでいく意志がしっかりと伝わってくる、ストーリー性に注目したいボカロ曲です。
ボカロP、てとらさんによる楽曲『人間道』は2023年5月にリリースされた作品。
レトロな雰囲気のロックナンバーで、その影ある音像が魅力的。
「あなたに会うためなら苦しくても人間として生きていこう」という歌詞の世界観はどうしてもバックグラウンドが気になり、音楽を聴いているのにまるで小説を1ページずつめくっているような感覚に。
アーティスティックな作品に、ぜひ触れてみてください。
これからバーブ稲むり

ミクとレイの個性が輝くデュエットソングです。
2024年6月にリリースされたアルバム『レイトショー』収録の本作は、2025年2月にMV公開。
エレクトロニカとシンセポップを融合させた心地よいサウンドが魅力的な1曲です。
浮遊感のあるメロディーラインと未来への希望が込められた歌詞が印象的。
不思議な世界観なのに、すぐに親しみを感じられるんです。
親しい友人と一緒に歌えば楽しめると思います。
ドッグウォーキングかぐお

ボカロP、かぐおさんの『ドッグウォーキング』は2025年6月にリリース。
宮舞モカの澄んだ歌声とどこか切なさを持ったメロディーが印象的なナンバーです。
過去作『ひとりぼっちになっちゃうよ』『まだまだ続くよ』の物語を踏襲した作品で、諦めや後悔があったとしても希望を持って前に進んでいこう、そんなメッセージ性にはげまされます。
それぞれの曲を聴き込み、かぐおさんがつむいできた世界の奥深さをじっくりと味わってみてくださいね。
クオリアAdeliae

「誰も聞いたこののない曲を作る」というテーマの元活動しているAdeliaeさん。
彼が手掛けた切なくもやさしい1曲が『クオリア』です。
曲中では眠れない夜に1人で思いをめぐらせる様子が描かれています。
聴く人に寄り添い背中を押すような内容なので、聴けば勇気をもらえるでしょう。
ちなみにタイトルになっていて、歌詞のあちこちに登場するクオリアとは、感覚質と呼ばれる物質のことなんですよ。
詳しく調べてみると、より曲のメッセージ性を感じられるでしょう。





