【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(181〜190)
紫陽花内緒のピアス

もの思いに耽るのにぴったりな1曲です。
内緒のピアスさんの楽曲で、2024年6月にリリースされました。
雨の季節にふさわしい、メランコリックな雰囲気がただようバラード。
紫陽花のように移ろう心情を繊細に描き出した歌詞は、失恋や別れを経験した人の心に深く響くはずです。
悲しみを抱えながらも前を向こうとする、そんな1曲。
雨の日に1人で聴きたくなる、心に染み入るボカロ曲です。
でいどりーむ豆カカオ

豆カカオさんの『でいどりーむ』は、日々の単調さから抜け出したくなる人の気持ちを優しく包み込みます。
2024年5月にリリースされた本作。
初音ミクのチルな歌声と、エモーショナルな歌詞が心地よく響きます。
曲にならって「明日は何しよっかな」なんて、自然と考えちゃうんですよね。
疲れた心を癒やしたいとき、好きな人と過ごす時間を大切にしたいとき……そんな瞬間にぴったりの1曲です。
伝播するアイ阿修

阿修さんが2024年7月にリリースした本作は重音テトをボーカルに迎えた作品。
「重音テト」という、その存在自体にフォーカスした歌詞が染みるんです。
エイプリルフールネタとして登場した当時、これほど愛される音声ライブラリになるとは、誰もが予想しなかったんじゃないでしょうか。
ピアノの音色を軸にしたエモーショナルなサウンドアレンジも耳に残ります。
海蛍香椎モイミ

深い海の中に沈んでいくような、切ない余韻が残る曲です。
『キャットラビング』などのヒット作を生んできたボカロP、香椎モイミさんによる楽曲で、2024年9月に発表されました。
ピアノとシンセサイザーが織りなす繊細な音色に、心が揺さぶられます。
そして歌詞には大切な人とのつながりを失った未練や後悔の念が描かれていて、泣けてしまうんです。
花隈千冬の儚げな歌声も、本作の世界観にぴったり。
夜に一人で聴きたくなる作品です。
とりかご椿

自由と束縛の間で揺れる心情を描いた楽曲です。
椿さんが手がけた本作は2025年2月に発表されました。
ダイナミックなサウンドアレンジと美しいメロディーに乗せて、とりかごの中の鳥に例えられた主人公の内面が丁寧につむがれていきます。
評価や期待に縛られた日々から解き放たれたいという願いが、はかなく切ない歌声と共鳴。
孤独や不安を感じているときに刺さるボカロ曲だと思います。
心拍ペアリング雪乃イト

ボーカロイドだからこそ成り立つ歌詞の曲ってすてきだと思いませんか?
ということで紹介したいのが『心拍ペアリング』です。
こちらは雪乃イトさんの5枚目となる作品。
軽快なテンポに乗せて、恋愛にウキウキする気持ちや、相手を恋しく思う気持ちが歌われています。
そこで注目してほしいのが、歌詞は初音ミクの目線から描かれているということです。
曲中には心音をBPMに例えたりと、ボーカロイドならではの表現が多く登場します。
嫌いになっちゃったhigma

感情的になるでもなく、卑屈な思いを吐いているわけでもなく、ただただ心からこぼれ落ちる気持ちを歌う、不思議な空気感を持った作品です。
ボカロP、higamaさんによる楽曲『嫌いになっちゃった』は2023年3月に発表。
ボカコレ2023春への参加曲でした。
オシャレな曲調と耳に残るメロディーが印象的。
サビのフレーズは一度聴くと耳から離れなくなります。
主人公と「あなた」の関係性に思いをはせながら、聴いてみてください。





