【最新・定番】ロックなボカロ曲特集【VOCAROCK】
ボカロシーンにはさまざまな造語があるのですが、その中でボカロのロック曲は「VOCAROCK」と表記されます。
今回この記事では、VOCAROCKの人気曲をまとめてみました。
定番のものから新しめなものまで、多角的に集めてあります。
なので「ロック好きにもボカロ好きにも刺さる内容」だと断言します!
これを最後までチェックすれば、ボカロのロック史が見えてくるかもしれません。
ぜひともあなたのお気に入りの1曲を探してみてくださいね!
【最新・定番】ロックなボカロ曲特集【VOCAROCK】(291〜300)
灰色の海ぐちり

物語性のある楽曲を数多く手掛けるボカロPのぐちりさん。
彼が2023年に制作した『灰色の海』は、小説のような魅力を持つストーリーが展開する楽曲です。
夢のなかに迷い込んだ主人公が色をなくしたことに気づき、世界や自分と向き合う姿が描かれています。
テクニカルなギター演奏やホーンセクションを取り入れた華やかなバンドサウンドが印象的。
1人きりの舞台上で高らかに歌い上げるflowerの歌唱から、切なさや力強さが伝わるミディアムナンバー。
心の葛藤や不安をテーマにしたポエティックなボカロ曲です。
Shifterねじ式

自作ゲームなどで使用できる世界観や素材を配布するプロジェクト「ISEKAI CREATORS」のテーマソングがこちら。
『フリィダム ロリィタ』の大ヒットでも知られるボカロP、ねじ式さんによる作品で、2023年3月にリリースされました。
まず「巡音ルカが英語を歌う」というところに驚く方も多いかもですね。
RPGの戦闘BGMさながらな曲調にルカの芯のある歌声が映えている仕上がり。
それだけでも何か壮大なストーリーが見えてくる気がします。
ISEKAI CREATORS、要注目な企画ですよ。
ガラスハナビねじ式

歩んできた人生を振り返りながら「すべてがあって今の自分がある」と高らかに歌い上げるボカロックです。
ボカロP、ねじ式さんによる楽曲『ガラスハナビ』は2023年8月に公開。
ボカコレ2023夏への参加曲でした。
ねじ式さんは同年活動10周年だそうで、そのアニバーサリーなタイミングと思い出をたどっていく歌詞の世界観がリンクしているんです。
ノリがよくてキャッチーでキレの良いバンドサウンドは、とてもかっこいい仕上がり。
ロックな音楽があなたのハートに火を点けてくれます!
死望理由。はるな。

タイトルに目を奪われる、ティーンエイジャーなボカロックです。
『未来創造日記』の大ヒットでその名を知らしめたボカロP、はるなさんによる楽曲で2023年6月にリリースされました。
4つ打ちのバンドサウンドを転がるようなピアノフレーズで彩った、曲調が小気味良い作品です。
歌詞は主人公の表裏一体な思いがつづられていて、青春真っただ中の方ならとくに刺さるでしょう。
こういう気持ちにかられたとき、あなたならどうしますか?
邦ロックを聴かないあの子はいつも愛を歌うはるな。

ロック好きや音楽好きの方に聴いてほしいのが『邦ロックを聴かないあの子はいつも愛を歌う』です。
こちらは、はるなさんが歌愛ユキを使って手がけた、疾走感あふれるロックソング。
歌詞はロックを聴かない人物との恋愛、そして別れを曲にしようとする主人公を描く内容に仕上がっています。
どんなにすてきな曲を作っても愛する人に聴いてもらえないという、切ないシチュエーションに胸をつかまれるでしょう。
やや低めに調整している声からも、切なさを感じられます。
ストロボキャスターぽてんしゃる0

アコースティックギターのキラキラした音色から始まる、とてもさわやかなボカロ曲です。
『不毛!』『夕暮れジェットソン』などでも知られているボカロP、ぽてんしゃる0さんの楽曲で、2023年4月に公開されました。
温かみのあるバンドサウンドと、初音ミクの優しい歌声が胸に残ります。
「自分らしい歌を歌えばいいんだ」というメッセージはじんとくるような仕上がり。
疲れてしまったとき、悩みを抱えているときに寄り添ってくれる音楽です。
【最新・定番】ロックなボカロ曲特集【VOCAROCK】(301〜310)
少女鳴音戦線ぽりふぉ

どこかレトロな雰囲気を持った疾走感のあるボカロロックです。
PolyphonicBranchことぽりふぉさんによる楽曲で、2023年3月にリリースされました。
イントロからして勢いがすごい、終始音の波が押し寄せてくる作品です。
ゴリゴリにゆがんだベースの音が最高。
こういうサウンドが好きなロック好きの方は多いんじゃないでしょうか。
退廃的な歌詞の世界観ともマッチしています。
しかし……可不の歌声はこういうオルタナティブな音の中でも輪郭がはっきりしていて、かっこいいですよね。





