【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(181〜190)
つづみぐさいよわ

サンリオが手掛けるキャラクタープロジェクト『まいまいまいごえん』。
その登場人物の1人であるライオンをテーマにしているのが『つづみぐさ』です。
こちらではライオンの大切な人を守ろうとする決意や、そこでうまれるかっとうを描いています。
作品のストーリーを知っていると、より共感できるでしょう。
ちなみにタイトルの『つづみぐさ』とは、タンポポの別名なんですよ。
それをふまえて聴くと、いろいろと発見がありそうです。
【刺さる】ボカロの病みソング特集(191〜200)
マザーデイズChinozo

「かわいいのに怖い」両極端な感想が出るダウナーな4つ打ちチューンです。
『グッバイ宣言』の大ヒットで知られるボカロP、Chinozoさんが手がけた作品で、2023年1月に発表。
サンリオによるメディアミックスシリーズ『まいまいまいごえん』登場キャラである、マリアのテーマソングとして書き下ろされました。
ポップに聴こえるのに不思議と影が見えるんですよね。
『まいまいまいごえん』のストーリーを知らなくてもハマれますよ!
ロヂカリストヒズミ零

圧の強さがたまらない、ハードコアエレクトリックチューンです。
ボカロP、ヒズミ零さんによる楽曲で、2021年に公開されました。
音の壁が押し迫ってくるようなサウンドが魅力。
首をこれでもかと振ってノリたくなります。
そして、トロッコ問題という倫理学の思考実験を題材にした歌詞は、考えさせられる仕上がり。
語気を荒らげる言葉、その一つひとつが心に刺さる、アグレッシブな作品です。
音の海に溺れてしまいたいときにぜひとも。
334人の敵こなたP

どんどんひとりぼっちになっていく様子、気持ちを歌った悲しいボカロソングです。
ちゃむという名前でも知られているボカロP、こなたPさんの楽曲で2012年に公開されました。
エレクトロダンスロックな曲調なので、乗れます。
くり返し聴きたくなりますね。
ギターソロもかっこいい!
ちなみにタイトルの『334』は「さみしい」の語呂合わせです。
わかんない葵木ゴウ

自分はなんてダメなやつなんだ……と落ち込んでしまったときに聴けば寄り添ってくれるかもしれません。
午後ティーという名義でも知られているボカロP、葵木ゴウさんの楽曲で2021年に公開されました。
軽快さとノスタルジーな雰囲気が合わさったロックナンバーです。
軽さ際立つギターの音色が耳に心地いいですね。
どうしたらいいか分からないけど、それでもやってみるしかない、という少し前向きな気持ちが聴き終わるころに湧いてきます。
ガ鬱P

ロックの要素を取り入れた作品を多く手掛けている鬱Pさん。
彼が2023年にリリースしたのが『ガ』です。
こちらは嫉妬や差別をテーマにした1曲。
歌詞の中ではみんなに綺麗だともてはやされるちょうちょを羨ましく思うガの心境が描かれています。
このちょうちょとガの関係性をさまざまなものに置き換えて聴いてみてください。
またガの特徴をいかした比ゆ表現や、心の闇を表現するかのようなシャウトにも注目してほしいと思います。
Black OutAzari

「動画タイトルのないボカロ曲」と言えば、誰の作品かだいたい伝わるんじゃないでしょうか。
海外にも多くのファンを持つボカロP、Azariさんによる楽曲で、2022年5月に発表されました。
「クール」という言葉よりも「冷たい」と表現したくなるこのエレクトリックサウンドがたまらないんですよね。
暗い世界観、かつ軽やかに韻を踏んでいく歌詞、メロディーにも魅力があります。
これで初めてAzariさんを知ったという方、ぜひ『Nightmare』など他の作品にも触れてみてください。





