【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(211〜220)
エメの鳥籠廉

冷たい鳥籠の中に愛する人を閉じ込めた、美しくも狂気的な世界観に引き込まれる1曲です。
ボカロPの廉さんが2025年7月に公開した作品です。
ワルツのリズムが耳に残るダークポップなナンバーで、愛するがゆえに相手を縛り付けてしまう歪んだ感情が、幻想的な曲調で表現されています。
怖いのに目を離せなくなる、そんな魅力があります。
寓意に満ちた世界にぜひひたってみてくださいね。
僕は依存症みきとP

失恋した時の悲しみは大きいですよね。
ということで紹介したいのが『僕は依存症』です。
こちらは愛する人を恋しく思う主人公を「依存症」になぞらえた1曲。
手がけているのはみきとPさんで、彼の持ち味であるリアルな心理描写が詰め込まれています。
また、初音ミクバージョンと裏命バージョンがあるので、聴き比べができますよ。
YouTubeで日本語字幕をオンにすると現れるメッセージにも注目です。
製作の裏側が語られていますので、ぜひ。
ヘブンドープ煮ル果実

残酷で希望のない世界を投影させたアーティスティックな音像に、圧倒されてしまいます。
ボカロP、煮ル果実さんによる楽曲で2022年8月に発表。
音楽と映像で行表現される創作プロジェクト『創・天国と地獄』の第二章にあたる作品です。
先の見えない展開とストーリー性は緊張感のある印象。
ただ曲後半にかけてリズミカルなフレーズが増えていくので、いつのまにか頭を揺らしてノッてしまいます。
ハマったらぜひ、第一章『トリコロージュ』も!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(221〜230)
凡愚isonosuke

isonosukeさんが2024年1月31日に公開したのが、ボカロ曲『凡愚』。
知らないこと、分からないこと、勘違いしていることをテーマに、日常のささいな感情や思考を掘り下げながら、聴く人の心に響くメッセージを込めています。
洗練された音像も引き込まれる理由の一つ。
現代社会における人々の葛藤や内省を呼び起こす、独自の音楽世界をぜひ体感してみてください。
バースデイ内緒のピアス

内緒のピアスさんの『バースデイ』は、まさに病みソングの真骨頂。
2023年11月にリリースされた、ヤンデレめいたボカロ曲です。
歌詞は相手への激しい恋心を描いており、その執着心は自分自身の存在すらも否定してしまうぐらい。
でも……これぐらいに好きな人を思っている方もいるはず。
切なく、美しく、時に重苦しくなるその世界観に没頭できるでしょう。
ぜひじっくりと、噛み締めるように聴き込んでみてください。
あきらめよう罪草

罪草さんの『あきらめよう』は、2024年7月にリリースされた楽曲。
初音ミクの歌声に乗せて幻想的かつ狂気的な世界を紡ぎ出し、リスナーの心をわし掴みにします。
主人公が家に押し入る様子を描いた歌詞がめちゃくちゃシリアスな雰囲気をかもし出していますね。
そしてセリフパートが、この世界観をさらにリアルなものに。
怖い系のボカロ曲が好きな方には、ぜひ聴いてほしい1曲です。
深夜、一人で聴くと背筋がゾクゾクするかも。
希うアル

少しホラーチックな世界観で聴く人を魅了しているのが『希う』です。
こちらは新世代ボカロPのアルさんが手掛けた作品。
この曲では彼女の魅力である狂気をおびた歌詞がたっぷり楽しめます。
具体的には深い愛憎模様が描かれているのですが、それをオルゴールのようなサウンドが盛り上げてくれています。
まずはじっくりと聴いて、ストーリーを想像してみてください。
ちなみにタイトルは「こいねがう」と読むんですよ。
強く願うという意味です。





