【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(211〜220)
Whisper Whisper WhisperAzari

ダークな世界観の曲を多く手掛けているAzariさん。
彼がflowerと歌愛ユキを使って制作したのが『Whisper Whisper Whisper』です。
曲中では聖書を思わせる単語を用いて、禁断の関係や罪悪感を描いています。
比ゆに富んだ歌詞なので、聴いていると想像がふくらんできますよ。
またflowerと歌愛ユキが別の人物の気持ちを歌っているのか、それとも同一人物の2面性を描いているのか、という点にも注目して見てください。
ヘヴンリーユーLonePi

小気味いい音色とささやき声が耳に残る、不思議な浮遊感を持った作品です。
『ハイドレンジア』『水死体は恋したい』などの作者でもあるボカロP、LonePiさんによる楽曲で、2023年8月に公開されました。
細やかなリズムワークや右に左と動き回るエレピサウンドなど、聴けば聴くほどに発見のある曲だと思います。
りむるのあどけない歌声がまた曲調とマッチ。
ダウナーかつ中毒性の高いこの曲を、ぜひあなたのプレイリストに入れてくださいね。
あきらめよう罪草

罪草さんの『あきらめよう』は、2024年7月にリリースされた楽曲。
初音ミクの歌声に乗せて幻想的かつ狂気的な世界を紡ぎ出し、リスナーの心をわし掴みにします。
主人公が家に押し入る様子を描いた歌詞がめちゃくちゃシリアスな雰囲気をかもし出していますね。
そしてセリフパートが、この世界観をさらにリアルなものに。
怖い系のボカロ曲が好きな方には、ぜひ聴いてほしい1曲です。
深夜、一人で聴くと背筋がゾクゾクするかも。
【刺さる】ボカロの病みソング特集(221〜230)
ドラキュラとなった男の物語じょるじん

15世紀のルーマニアを舞台にした、ヴラド3世の生涯を描いた壮大な物語。
じょるじんさんによる『ドラキュラとなった男の物語』は、2024年8月に発表されました。
ダークでシリアスなトーンを持つサウンドが特徴的で、ドラマチックなメロディーが聴く人を歴史の中へと引き込みます。
権力と犠牲、愛と残酷さが交錯する物語は、聴けば聴くほど深みが増していくんです。
過去作品『鉄の処女と夢見がちなお姫さま』の続編として位置づけられており、一連のストーリーが展開されているのも魅力的。
壮大な物語を楽しみたい方にオススメの1曲です。
わかんない葵木ゴウ

自分はなんてダメなやつなんだ……と落ち込んでしまったときに聴けば寄り添ってくれるかもしれません。
午後ティーという名義でも知られているボカロP、葵木ゴウさんの楽曲で2021年に公開されました。
軽快さとノスタルジーな雰囲気が合わさったロックナンバーです。
軽さ際立つギターの音色が耳に心地いいですね。
どうしたらいいか分からないけど、それでもやってみるしかない、という少し前向きな気持ちが聴き終わるころに湧いてきます。
旧約汎化街柊マグネタイト

針のようにとがった音像に飲み込まれてしまいます。
スタイリッシュな音楽性が支持されているボカロP、柊マグネタイトさんによる作品で、2020年に公開されました。
ダークで、圧が感じられる曲調、それだけでもたまりません。
また予想できない曲展開も魅力の一つ。
とくにサビのシャウトパートがめちゃくちゃかっこいいです。
歌詞に並んだ言葉、一つ一つの意味をじっくり考えずにはいられなくなる、海の底ほどの深みがある楽曲です。
興味ないよjon-YAKITORY

「キミなんて興味ない」と突き放す、あまのじゃくな恋愛感情がたまらないボカロ曲です!
jon-YAKITORYさんによる作品で、hololive所属のVTuber、ラプラス・ダークネスさんのために書き下ろされた曲のボカロ版。
表のクールな態度とは裏腹に、内面では燃え盛るような独占欲を抱えている、という重い恋愛感情が描かれています。
jon-YAKITORYさんらしい中毒性の高いサウンドが、そのねじれた愛情を引き立てているんですよね。
この世界観がブッ刺さる方は多いはず!





