【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(211〜220)
死にたかないが仕方ない弔ん

大きなストレスを抱えている方や、何か悲しいことがあって気力を失っている方もいるのではないでしょうか。
そこで聴いてほしいのが『死にたかないが仕方ない』です。
こちらはボカロPの弔んさんが手がけた作品。
曲中では現実に打ちのめされ、生きる気力を失った主人公が、布団の中で物思いにふける様子を描いています。
主人公はどん底まで落ち込むのですが、曲のラストでパッと立ち直ります。
病みソングですが、聴けば元気になれると思いますよ!
旧約汎化街柊マグネタイト

針のようにとがった音像に飲み込まれてしまいます。
スタイリッシュな音楽性が支持されているボカロP、柊マグネタイトさんによる作品で、2020年に公開されました。
ダークで、圧が感じられる曲調、それだけでもたまりません。
また予想できない曲展開も魅力の一つ。
とくにサビのシャウトパートがめちゃくちゃかっこいいです。
歌詞に並んだ言葉、一つ一つの意味をじっくり考えずにはいられなくなる、海の底ほどの深みがある楽曲です。
ロッテンガールグロテスクロマンスマチゲリータP

コンピCD『EX:P~Ex:Producers~』に収録された1曲です。
少女の恋心が描かれた作品ですが、その恋心が狂気に満ちあふれており、男性はこの曲を聴いたら背筋が寒くなりそうです。
これほど愛してもらえたらうれしいですが、できれば明るく幸せにお付き合いしたいものですね。
けれど実際、振り向いてもらえないのならいっそ……と思う女性もいるのかもしれません……。
【刺さる】ボカロの病みソング特集(221〜230)
ハッピーヒーローマシンガンじょるじん

ダークなボカロ曲、病みソングといえばこの方でしょう!
暗黒童話Pことじょるじんさんによる楽曲で、2022年12月に発表されました。
パートごとにテンポを変えるアレンジが特徴。
「次はどんな感じで来るのか」とドキドキしてしまいます。
歌詞のカオスっぷりも、じょるじんさんらしい仕上がり。
いつのまにかこの世界のとりこに。
2016年公開『ハッピーヒロインスナイパー』の続編にあたる作品なので、ぜひ合わせて聴いてみてくださいね。
黒髪少女黒澤マドカ

人気歌い手、弟の姉がボカロPとしてデビューしたのが、黒澤まどかさんです。
ゴージャスな音使い、肉体を得たようなミクの声で耳が幸せになれますし、なにより上品さが魅力です。
和風のしっとりとしたヤンデレはたまりません。
ヤンデレスキーはぜひお聴きください。
僕は依存症みきとP

失恋した時の悲しみは大きいですよね。
ということで紹介したいのが『僕は依存症』です。
こちらは愛する人を恋しく思う主人公を「依存症」になぞらえた1曲。
手がけているのはみきとPさんで、彼の持ち味であるリアルな心理描写が詰め込まれています。
また、初音ミクバージョンと裏命バージョンがあるので、聴き比べができますよ。
YouTubeで日本語字幕をオンにすると現れるメッセージにも注目です。
製作の裏側が語られていますので、ぜひ。
Waltz Of Anomaliesナノウ

静かなオルゴールサウンドから入る、ミステリアスな病みソング。
キャッチーなメロディーと毒のある歌詞で、多くのボカロファンに愛されています。
歌詞の内容は、好きな人に言われた何気ない一言によって傷つき、気持ちがぐちゃぐちゃになった様子を表現しています。
つらい恋愛あるあるとも言える曲ですので、共感できるポイントも多いことでしょう。