RAG MusicVocaloid
素敵なボカロ
search

【刺さる】ボカロの病みソング特集

ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。

感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。

そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。

そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。

ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!

ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!

【刺さる】ボカロの病みソング特集(231〜240)

ヘブンドープ煮ル果実

∴煮ル果実「ヘブンドープ」with Flower【Official】- HeavenDope
ヘブンドープ煮ル果実

残酷で希望のない世界を投影させたアーティスティックな音像に、圧倒されてしまいます。

ボカロP、煮ル果実さんによる楽曲で2022年8月に発表。

音楽と映像で行表現される創作プロジェクト『創・天国と地獄』の第二章にあたる作品です。

先の見えない展開とストーリー性は緊張感のある印象。

ただ曲後半にかけてリズミカルなフレーズが増えていくので、いつのまにか頭を揺らしてノッてしまいます。

ハマったらぜひ、第一章『トリコロージュ』も!

空っぽのメロディーうみくん

空っぽのメロディー feat. 可不 / うみくん
空っぽのメロディーうみくん

本当の愛とはなんなのか……孤独を感じて苦しいときに、この曲が寄り添ってくれるかもしれません。

歌い手、YouTuberとして活動している、うみくんさんによる楽曲で、2021年に発表。

ほぼ同時にリリースされたアルバムの表題曲でもあります。

透明感、奥行きのあるサウンドアレンジが特徴。

そして後半にかけて盛り上がっていく展開に、感情が揺さぶられます。

また、可不のふるえるような歌い方が歌詞のメッセージ性と合っていて、これでもかと刺さるんです。

ハイドランジア梅とら

ゴシックな世界観のボカロ曲です。

『威風堂々』『虎視眈々』などの作者としても知られているボカロP、梅とらさんの作品で2018年に公開されました。

全てを投げ打ってでも大切な存在を求めている主人公の姿が歌詞につづられていて、その熱量に、思いの強さに怖さを覚えます。

ただそれと同時に切なさも感じる、心が締め付けられるボカロ曲です。

梅とらさんによる別曲『サクラソウ』と関係のある曲なので、ぜひそちらも聴いてみてください。

恐怖ガーデンちゃぁ

Fear Garden【恐怖ガーデン】- Kagamine Rin 【鏡音リン】
恐怖ガーデンちゃぁ

ホラーな曲です。

電波な曲作りに定評のある、ちゃぁのすさまじい作品です。

不協和音でゾワゾワさせられますね。

リンの無邪気なボイスと、ゆがんだ欲望全開の歌詞が調和するところが聴きどころです。

上げて落とす小悪魔なリンちゃんが好きな方はどうぞ!

スカッと爽快罪草

𝑭𝒆𝒆𝒍𝒊𝒏𝒈 𝑹𝒆𝒇𝒓𝒆𝒔𝒉𝒆𝒅
スカッと爽快罪草

『スカッと爽快』というタイトルでありながら病みソングとしてご紹介するということはつまり、その言葉のイメージとはギャップがある、ということ。

ダークな作風で知られているボカロP、罪草さんの楽曲で、2024年6月に公開されました。

荘厳なコーラスワークが耳に残る「いけないものを見てしまった」気持ちになれるボカロ曲です。

主人公はどうして『スカッと爽快』な気分なんでしょうね……MVと見合わせながら、ぜひそのストーリーに思いを馳せてみてください。

パラレルスウィーツワールドヒダリガワすらっしゅ

【鏡音レン・アペV3】パラレルスウィーツワールド【オリジナル曲】
パラレルスウィーツワールドヒダリガワすらっしゅ

お菓子にちょっぴり恐いイメージが付きがちなのは、ヘンゼルとグレーテルの童話のせいなのか、それともハロウィンのせいなのでしょうか?

この曲もそんな流れをくんだ作品です。

お菓子のポップさ、鏡音レンの無邪気な声、かわいらしい歌詞から一転しての結末は必聴です。

曲の展開にあっと驚かされますよ?

僕は依存症みきとP

僕は依存症 feat.みきとP,裏命
僕は依存症みきとP

失恋した時の悲しみは大きいですよね。

ということで紹介したいのが『僕は依存症』です。

こちらは愛する人を恋しく思う主人公を「依存症」になぞらえた1曲。

手がけているのはみきとPさんで、彼の持ち味であるリアルな心理描写が詰め込まれています。

また、初音ミクバージョンと裏命バージョンがあるので、聴き比べができますよ。

YouTubeで日本語字幕をオンにすると現れるメッセージにも注目です。

製作の裏側が語られていますので、ぜひ。