【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(231〜240)
ジャックコーク他人事

ノイジーなボーカルワークに引き込まれますね。
ボカロP、他人事さんによる楽曲で、2021年に公開されました。
圧が強くてオシャレな音像にハマってしまいます。
これぞ「スタイリッシュ」といった仕上がりですね。
サーチュレーションのかかった歌声ともぴたり合っていて、リピート必至。
歌詞はどこか攻撃的で、心臓にグサッと刺さるようなすごみがあります。
病みソングとしてご紹介していますが、聴き終わるころには「私もやるぞ!」という気分になってしまう、エモーショナルな作品です。
夢遊病内緒のピアス

感情の行き場を失った主人公の心情を鮮烈に描き出した作品です。
内緒のピアスさんの楽曲で、2024年10月にリリースされました。
くり返される歌フレーズには、運命に抗えない無力感が込められていて、エモーショナルなメロディーラインとともにリスナーの心に深く刺さります。
可不の歌声がまた、幻想的な世界観をより引き立てていますね。
夜の静けさの中で自分と向き合いたい人にオススメの1曲。
まるで夢の中をさまよっているような感覚に陥ります。
3メートルの彼女懐古P

『みんなのうた』のような雰囲気を出しながらも、とことんゆがんだ世界を描いています。
タイトルの通りの恋人を持つ「僕」が淡々と彼女について述べている歌詞ですが、どんどん雲行きが怪しくなっていくので、聴くのをやめられません。
歌詞が独特なのはもちろんですが、ミクの純粋な声も聴きどころです。
低音の金管楽器の音色も心地よいですね。
映えない鬱P

いつのまにか「映える」ことに飲まれてしまっていませんか?
メタル、ラウドな音楽性が支持されているボカロP、鬱Pさんの楽曲で、2021年に公開されました。
重く、壮大なサウンドアレンジに圧倒されます。
巻き舌なボーカルワーク、エネルギッシュなギターソロもかっこいいですね!
世の中への風刺と自虐が詰め込まれた歌詞は共感性の高い仕上がり。
何が「映え」で何がそうじゃないのか……そんなことを考えさせられる、メッセージ性の強いボカロ曲です。
わかんない葵木ゴウ

自分はなんてダメなやつなんだ……と落ち込んでしまったときに聴けば寄り添ってくれるかもしれません。
午後ティーという名義でも知られているボカロP、葵木ゴウさんの楽曲で2021年に公開されました。
軽快さとノスタルジーな雰囲気が合わさったロックナンバーです。
軽さ際立つギターの音色が耳に心地いいですね。
どうしたらいいか分からないけど、それでもやってみるしかない、という少し前向きな気持ちが聴き終わるころに湧いてきます。
お天道様とドブネズミ鬱P

イントロからしてダークな雰囲気ですね。
メロディックなボカロのメタル曲『お天道様とドブネズミ』です。
アニメや歌い手への楽曲提供、またバンド活動にも精力的なボカロP、鬱Pさんの楽曲で2019年に公開されました。
自分の身に降りかかる嫌な出来事を自虐的に歌っています。
重いのにキャッチーなサビがとにかくかっこいい!
HEAVEN針原翼

世界は不公平。
自分たちの願いがかなったら、他人が損をする世界。
そんな世界とはサヨナラしよう、と歌った曲です。
最後まで聴いたら号泣まちがいなしです。
PVもストーリー仕立てになっているので、じっくりと見てもらうことをオススメしますよ!