【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(241〜250)
リフレクトyukkedoluce

自分への嫌気を、鏡の中に映る自分に対して訴える曲です。
自分の無力さ、居場所のなさを歌っています。
現代を生きることへの虚無感に共感することでしょう。
人には言えない自分への怒りがつまった、ボカロの名曲です。
3メートルの彼女懐古P

『みんなのうた』のような雰囲気を出しながらも、とことんゆがんだ世界を描いています。
タイトルの通りの恋人を持つ「僕」が淡々と彼女について述べている歌詞ですが、どんどん雲行きが怪しくなっていくので、聴くのをやめられません。
歌詞が独特なのはもちろんですが、ミクの純粋な声も聴きどころです。
低音の金管楽器の音色も心地よいですね。
黒髪少女黒澤マドカ

人気歌い手、弟の姉がボカロPとしてデビューしたのが、黒澤まどかさんです。
ゴージャスな音使い、肉体を得たようなミクの声で耳が幸せになれますし、なにより上品さが魅力です。
和風のしっとりとしたヤンデレはたまりません。
ヤンデレスキーはぜひお聴きください。
サンセットラブスーサイドマチゲリータP

タイトルが示している通りヤンデレ曲です。
もてあそばれた少女がヤンデレになるという曲なのですが、かっこいいロックの音色に合わさってどこかサッパリと耳に流れます。
放課後の校舎、セーラー服の少女、心中、と鮮やかな光景が目に浮かびます。
梅雨明けのじっぷす

もう会えない「君」への思いが歌詞につづられています。
『ヘイセイプロジェクト』シリーズの作者でもある、じっぷすさんの楽曲です。
2015年に公開されました。
美しいイラスト、ピアノの音色がじんわりと心の奥底まで染み込んできますね。
感情があふれ出るような大サビは必聴ですよ。
夏の終わり、寂しい気分の時に聴きたくなります。
【刺さる】ボカロの病みソング特集(251〜260)
ファミリアAira

孤独な天使が祈りを捧げる姿が切なく描かれた楽曲です。
Airaさんによって2024年10月にリリースされ、ボカロファンの間で話題に。
にぎやかなのに不思議と怖いサウンドアレンジと、IAのふるえるような歌声が耳に残ります。
そして物語性豊かな歌詞が、聴く人の心に深く響く仕上がり。
ぜひともストーリーに思いをはせながら聴いてみてください。
きっとこの世界観から抜け出せなくなりますよ。
可哀想はカワイイ♡みつあくま

孤独感や不安を現代的な視点で鋭くえぐる作品です。
みつあくまさんの楽曲で、2024年9月にリリースされました。
ポップサウンドと裏腹な、承認欲求や自己肯定感の欠如をテーマにした歌詞が胸に刺さります。
ネット社会への批判的な視点と、その中で生きる若者の苦悩が垣間見える内容。
初音ミクのハスキーな歌声がまた、主人公の孤独をより際立たせていますね。
現代を生きる人々の心の奥底にある感情を掘り起こす、中毒性の高いボカロ曲です。