【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(251〜260)
恐怖ガーデンちゃぁ

ホラーな曲です。
電波な曲作りに定評のある、ちゃぁのすさまじい作品です。
不協和音でゾワゾワさせられますね。
リンの無邪気なボイスと、ゆがんだ欲望全開の歌詞が調和するところが聴きどころです。
上げて落とす小悪魔なリンちゃんが好きな方はどうぞ!
夢遊病内緒のピアス

感情の行き場を失った主人公の心情を鮮烈に描き出した作品です。
内緒のピアスさんの楽曲で、2024年10月にリリースされました。
くり返される歌フレーズには、運命に抗えない無力感が込められていて、エモーショナルなメロディーラインとともにリスナーの心に深く刺さります。
可不の歌声がまた、幻想的な世界観をより引き立てていますね。
夜の静けさの中で自分と向き合いたい人にオススメの1曲。
まるで夢の中をさまよっているような感覚に陥ります。
パラレルスウィーツワールドヒダリガワすらっしゅ

お菓子にちょっぴり恐いイメージが付きがちなのは、ヘンゼルとグレーテルの童話のせいなのか、それともハロウィンのせいなのでしょうか?
この曲もそんな流れをくんだ作品です。
お菓子のポップさ、鏡音レンの無邪気な声、かわいらしい歌詞から一転しての結末は必聴です。
曲の展開にあっと驚かされますよ?
不出来物⌘ハイノミ

ぞわっとするような曲が聴きたいという方には『不出来物』もオススメですよ。
こちらは2021年にデビューしたボカロPの⌘ハイノミさんが発表した楽曲。
混とんとした印象の激しいサウンドと、重音テトを使った高音での歌唱が特徴です。
そして、歌詞は吹き出物をつぶす様子を描く内容に仕上がっています。
吹き出物や、そこから飛び出す液体が何を指しているのか想像力を掻き立てられますね。
不穏な印象のMVと一緒に聴いてみてください。
アリとキリギリスとカマキリとXXXじょるじん

耳を奪われてしまう、ダークなボカロ曲です。
暗黒童話Pとしても知られるじょるじんさんによる作品で、2025年に発表されました。
イソップ寓話『アリとキリギリス』をモチーフにしていますが、カマキリなど新たなキャラクターも加わり、予想外の展開に。
協力と裏切りがテーマで、聴いているうちにどんどん物語の世界に引き込まれていきます。
ぜひともラストまで、しっかり聴いてみてください。
椿に酔う。るーぱあP

一途さが怖い、と思ってしまうかもしれません。
ボカロP、るーぱあPさんの3作目で2021年に公開。
ボカロイベント『The VOCALOID Collection ~2021 Spring~』参加曲です。
レトロな雰囲気ただようロック調の作品で、サウンドはとてもノリの良い仕上がり。
ただ歌詞につづられている、主人公が抱く好きな人への思いからヤンデレな匂いが。
切なさと危うさをあわせ持った、とても中毒性の高いボカロ曲です。
造花の距離感なぎさ
テクノポップに乗せて、心の不安定さや、愛されないことのつらさ、生きたくはない、でも死にたくはないという複雑な心境を歌っています。
はっきりしないもやもやとした感情によってむしばまれる気持ち。
誰もが一度は感じる思いを、巧みな言葉選びで表現しています。





