【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(261〜270)
プロトタイプAira

ダークな雰囲気がぐっと心に沁みる作品です。
Airaさんの新たな一面を見せてくれた曲で、2023年8月にリリースされました。
疾走感と壮大さが合わさったサウンドアレンジに、儚げな歌声が印象的。
そして歌詞に投影された、不完全な自分を受け入れようとする葛藤が、聴く人の心に響きます。
激情な演出に満ちたMVも、この曲の世界観をより深めているようです。
一度聴いたら、もう抜け出せなくなる。
そんな中毒性のある楽曲です。
孤独を感じているあなたの心に刺さるはず。
いらない、いらない、いらない。とあ

心の不安にそっと寄りそう楽曲といえば『いらない、いらない、いらない』。
数多くの代表曲を持つボカロP・とあさんが2022年に制作しました。
美しいストリングスやピアノの音色が響くハートフルな楽曲です。
大切な人へのピュアな思いを描いた歌詞に胸キュン。
星界の透きとおるような歌唱とともに心を癒やすでしょう。
「なんだか疲れてしまったな……」という時にこそ聴いてほしいボカロ曲です。
孤独や寂しさをふんわりとつつむメロディーに耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
狐狐狐和惡

和風でダークな世界観の曲として『狐狐狐』を紹介したいと思います。
こちらはボカロPの和惡さんが制作した作品。
劣等感をかかえる主人公の目線から、みんなで楽しく過ごしている人たちを羨ましく思う気持ちが描かれています。
タイトルの『狐狐狐』から主人公が妖狐ととるか、狐のような性格の人物と取るかで聴こえ方が変わってきそうです。
それから初音ミクでしゃくりや、こぶしを表現しているというのも、この曲の聴きどころです。
ダウンタイムすりぃ

整形後、手術の跡などが落ち着くまでの期間を指す言葉「ダウンタイム」をテーマにした、リズミカルなのに影のあるボカロ曲です。
『テレキャスタービーボーイ』の大ヒットなどで有名なボカロP、すりぃさんによる作品で2023年1月に公開されました。
怪しげに、高らかに鳴るイントロのシンセサウンド、それだけでも引き込まれます。
そしてサビの爆発力ですよ、すりぃさんらしいキャッチーなメロディーラインが耳に。
ストーリーに思いをはせるも良し、ただ音を楽しむも良しな楽曲です。
【刺さる】ボカロの病みソング特集(271〜280)
ジェニ¿?

共感性ドラマコンテンツとして制作されている『僕たちは夜な夜な』。
その登場人物たちの心情を描くプロジェクトの第3弾に当たるのが『ジェニ』です。
こちらはボカロPの¿?Shimonさんと、シンガーのいゔどっとさんがコラボして手がけた作品。
世の中に一石を投じるような歌詞が多くの反響を呼んでいます。
また超重低音のサウンドも魅力です。
歌詞について思いをめぐらせても良いですし、重低音に合わせて体を揺らしても楽しめますよ。
ヴァニッシュぐちり

暗い夜に孤独や寂しさを感じる方に聴いてほしいボカロ曲は『ヴァニッシュ』。
ストーリー性が高い楽曲をリスナーに届けるボカロP・ぐちりさんが2022年に制作しました。
ロックとエレクトロニカを取り入れた情熱的なバンドサウンドが印象的ですね。
艶やかでスリリングな夜を描いており、アイロニーを含んだ歌唱を届けるKAITOの歌唱とマッチしています。
どうしても鬱な気分がおさまらない夜にぴったりなロックナンバーです。
「ついつい愛する人のことを考えてしまう……」という方はぜひ聴いてみてくださいね。
今日じゃなくてよかったよ朝乃孤月

軽やかな曲調だからこそ、歌詞の切ない世界観が引き立っています。
ボカロP、朝乃孤月さんによる楽曲で2021年に公開されました。
アコースティックギターを軸にしたバンドサウンドをピアノ、ストリングスやシンセで彩った、心地いい曲調が特徴。
歌詞にはもう会えない大切な人への思いがつづられていて、一体何があったんだろうとストーリーをひも解きたくなります。
「あの人は今ごろ何してるんだろうな……」なんて思ったときに聴いてみてください。