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【刺さる】ボカロの病みソング特集

ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。

感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。

そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。

そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。

ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!

ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!

【刺さる】ボカロの病みソング特集(281〜290)

クワイエットszri

クワイエット / 可不・ゲキヤク・ナースロボ_タイプT
クワイエットszri

さみしいと感じた経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

その時の心境をリアルかつダークに描き出しているのが『クワイエット』です。

こちらはボカロPのszriさんが、ボカコレ2023夏ルーキーの参加曲として手掛けた楽曲です。

音程が上下する激しいサウンドにのせて、超早口の歌唱が披露されています。

そのボカロならではといえる早口の歌唱は、感情があふれ出すのを表現しているようでもあります。

ぜひ歌詞を確認しつつ聴いてみてください。

そのまんまそのまんま、そのままずっとそのままきくお

Kikuo – そのまんまそのまんま、そのままずっとそのまま
そのまんまそのまんま、そのままずっとそのままきくお

背筋のゾクゾクが止まらなくなる、アーティスティックなボカロ曲です。

海外の音楽ファンからも注目を集めているボカロP、きくおさんの楽曲で、2023年8月に発表。

オンライン講座サイトColosoで制作過程が公開されている作品です。

牧歌的でありながら影があって怪しげで幻想的で……言葉では表現しきれない世界観を持っています。

これぞ「きくおさんの音楽」って感じがしますよね。

きくおさんの曲の作り方、気になる方は多いんじゃないでしょうか。

ぜひColosoをチェックしてみてください。

墓友

MV「墓友」是 feat.初音ミク
墓友是

人生の終焉を共にするという、病んだ美しさが描き出された作品です。

是さんが2024年7月に発表、ボカデュオ2024への参加曲でした。

狂気的な雰囲気を持ったサウンドアレンジにミクの巻き舌調の歌声加わって、不気味な雰囲気を醸し出しています。

現世のつらさから解放されたいという願望を、ブラックユーモアを交えつつ表現。

独特な世界観が心に染みます。

あなたの中にある孤独や寂しさに、この曲が寄り添ってくれるかもしれません。

今日じゃなくてよかったよ朝乃孤月

今日じゃなくてよかったよ / 朝乃孤月 feat.初音ミク
今日じゃなくてよかったよ朝乃孤月

軽やかな曲調だからこそ、歌詞の切ない世界観が引き立っています。

ボカロP、朝乃孤月さんによる楽曲で2021年に公開されました。

アコースティックギターを軸にしたバンドサウンドをピアノ、ストリングスやシンセで彩った、心地いい曲調が特徴。

歌詞にはもう会えない大切な人への思いがつづられていて、一体何があったんだろうとストーリーをひも解きたくなります。

「あの人は今ごろ何してるんだろうな……」なんて思ったときに聴いてみてください。

あーーーーーーーーーーさたぱんP

あーーーーーーーーーー / さたぱんP feat. 初音ミク
あーーーーーーーーーーさたぱんP

好きなことを極めようと努力している方も多いのではないでしょうか。

とすると、時にはうまくいかず心が折れかけてしまうことありますよね。

そんなシチュエーションをリアルに描き出しているのが『あーーーーーーーーーー』です。

こちらは、さたぱんPさんがボカコレ2023夏のルーキーランキングのために書き下ろした楽曲。

超高速でネガティブな感情が沸き上がる様子を歌っています。

ただし、ラストには前向きなメッセージも込められていますよ。

kitchen尾北ねむ。

社会人になって一人暮らしをしている方が聴けば、とくに刺さるものがあるかもしれません。

ボカロP、尾北ねむさんによる楽曲で2022年に公開されました。

ミドルテンポで展開していくギターロックナンバーで、バンドサウンドを包み込むストリングスとピアノの音色が耳に残ります。

そして「自分が子供の頃思い描いていた大人になれていない」そういう焦燥感をリアルに映し出した歌詞が、胸に来るんです。

この作品があなたの孤独な気持ちに寄り添ってくれるかもしれません。

ネクロATOLS

ATOLS – ネクロ feat.裏命
ネクロATOLS

ボカロPのサツキさんが手掛けている『後遺症、備忘録、時限爆弾』。

こちらは心の闇をじっくりと描いた作品です。

前半は近未来的なサウンドに乗せて、陰鬱な様子が描かれます。

そして後半からは転調し激しいサウンドに、クライマックスは超高速の歌唱が披露されるという構成に仕上がっています。

タイトルや、初音ミクと歌愛ユキの歌い分けに込められた意味を考えつつ聴いてみてください!

ちなみに後半はかなり早口なので、初めは歌詞が表示されるMVで聴くのがオススメです。