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【刺さる】ボカロの病みソング特集

ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。

感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。

そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。

そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。

ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!

ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!

【刺さる】ボカロの病みソング特集(281〜290)

ダウナPolyphonicBranch

ダウナ / 初音ミク – ぽりふぉ [ downa / Hatsune Miku ]
ダウナPolyphonicBranch

タイトル通り、とてもダウナーなボカロ曲です。

メジャーデビューも果たしているボカロP、PolyphonicBranchさんによる楽曲で、2020年に公開されました。

イントロからしてダークな雰囲気がただよってきます。

しかしサビのキャッチーさはばつぐんで、ノリノリで聴けますね。

自分で歌いたくなってくる、語感のいい歌詞の言葉選びも魅力の一つ。

ネガティブな感情がつづられていますが、でもこの気持ち共感してしまいますね。

しあわせjohn

大切な人を思うからこそ、ついつい気持ちが重くなってしまう方に聴いてほしい曲は『しあわせ』。

DJイベントを手がけるなど、幅広い音楽活動をおこなうjohnさんが2022年に制作しました。

重低音が響くエレクトロニカと星界のメカニカルな歌声がマッチ。

さまざまな困難を乗りこえてきたパートナーの心に寄りそう、切なくも温かいメッセージが描かれています。

情熱的な展開をみせるサウンドとともに、愛する人への思いがあふれるナンバーです。

ダークな世界のなかで、必死にサバイブする二人の姿を思い浮かべて聴いてみてくださいね。

StrangersヘブンズP

初音ミク オリジナル曲 『 Strangers 』
StrangersヘブンズP

自由と束縛の間に揺れる心情を、キャッチーなメロディーに乗せて歌う初音ミクの名曲です。

不自由な中から飛び出しても、広がるのは束縛の世界。

そんな、生きることの不自由さを歌っています。

しかし、それでも進まなければ、誰かに気持ちが届くことはないという前向きなメッセージも伝わってきます。

【刺さる】ボカロの病みソング特集(291〜300)

下品鬱P

Utsu-P – 下品 / Vulgar feat. flower
下品鬱P

海外のボカロファンからも大きな反響が寄せられているのが『下品』です。

こちらはバンド活動にも精力的な鬱Pさんの作品。

かなりインパクトの強い楽曲で、ヘビーメタル調のサウンドに合わせて「下品」とされそうな単語をシャウトする内容に仕上がっています。

かなり珍しいテーマですよね。

ただし、それに終始するのではなく、「愛」や「人間性」について掘り下げています。

純粋にかっこいいですし、そのメッセージ性に心をつかまれます。

カルマATOLS

ATOLS – カルマ feat. 初音ミク
カルマATOLS

陶酔感のあるエレクトリックサウンドをぜひとも!

独創的な音楽性がファンの心をつかんで離さないボカロP、ATOLSさんの楽曲で2022年に公開されました。

低音の圧に対するキャッチーなメロディーやウワモノシンセのフレーズ、そのギャップのある音像に引き込まれます。

歌詞の世界観や「業」を冠したタイトルも、その曲調で表現されているような気がしますね。

イヤホン、ヘッドホンで聴けばより『カルマ』にどっぷりとひたれるかも。

四十九日シャノン

MV「四十九日」 / Shannon feat. 初音ミク & GUMI
四十九日シャノン

孤独や寂しさを感じる方の心に寄りそうフレーズが響く『四十九日』。

主にGUMIを使用した楽曲を手がけるボカロPのシャノンさんが2022年に制作しました。

ラップ調で展開する歌詞をふんわりとつつみこむピアノの音色が印象的。

誘いこまれるような作品の世界観が特徴で、美しくも切ない物語が展開します。

誰かが語りかけているような、自分自身と向き合っているような深みのあるメッセージが受け取れるでしょう。

初音ミクとGUMIの歌唱による豊かなハーモニーに耳を傾けてみてくださいね。

mimic×holicVell

Vell – mimic×holic feat.初音ミク
mimic×holicVell

病みソングが好きなら『mimic×holic』も必聴ですよ。

本作はVellさんが手がけた楽曲で、歌詞は美しさを求めて顔のパーツを変える女性を描いています。

タイトルにある「mimic」はマネするという意味、「holic」は熱中しているという意味です。

そのことから、曲中の女性は誰か他人になりたいと願っていると考えられます。

間奏部分に心電図の音がサンプリングされているなど、ダークな演出も聴きどころですね。