【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(261〜280)
ネクロATOLS

ボカロPのサツキさんが手掛けている『後遺症、備忘録、時限爆弾』。
こちらは心の闇をじっくりと描いた作品です。
前半は近未来的なサウンドに乗せて、陰鬱な様子が描かれます。
そして後半からは転調し激しいサウンドに、クライマックスは超高速の歌唱が披露されるという構成に仕上がっています。
タイトルや、初音ミクと歌愛ユキの歌い分けに込められた意味を考えつつ聴いてみてください!
ちなみに後半はかなり早口なので、初めは歌詞が表示されるMVで聴くのがオススメです。
Love Shakeえもん

ボカロPのえもんさんが手がけた、2024年11月に発表された本作は、ダウナーな曲調と歌愛ユキのあどこえない歌声が印象的。
人との歪んだ関係性や自己中心的な生き方を描いた歌詞は、現代社会を生きる私たちの心に刺さります。
こういうダークな世界観を持った曲が好きな方は多いはず。
深い内省と感情の揺れ動きを描写した作品、ぜひじっくり聴き込んでみてください。
StrangersヘブンズP

自由と束縛の間に揺れる心情を、キャッチーなメロディーに乗せて歌う初音ミクの名曲です。
不自由な中から飛び出しても、広がるのは束縛の世界。
そんな、生きることの不自由さを歌っています。
しかし、それでも進まなければ、誰かに気持ちが届くことはないという前向きなメッセージも伝わってきます。
プロトタイプAira

ダークな雰囲気がぐっと心に沁みる作品です。
Airaさんの新たな一面を見せてくれた曲で、2023年8月にリリースされました。
疾走感と壮大さが合わさったサウンドアレンジに、儚げな歌声が印象的。
そして歌詞に投影された、不完全な自分を受け入れようとする葛藤が、聴く人の心に響きます。
激情な演出に満ちたMVも、この曲の世界観をより深めているようです。
一度聴いたら、もう抜け出せなくなる。
そんな中毒性のある楽曲です。
孤独を感じているあなたの心に刺さるはず。
狐狐狐和惡

和風でダークな世界観の曲として『狐狐狐』を紹介したいと思います。
こちらはボカロPの和惡さんが制作した作品。
劣等感をかかえる主人公の目線から、みんなで楽しく過ごしている人たちを羨ましく思う気持ちが描かれています。
タイトルの『狐狐狐』から主人公が妖狐ととるか、狐のような性格の人物と取るかで聴こえ方が変わってきそうです。
それから初音ミクでしゃくりや、こぶしを表現しているというのも、この曲の聴きどころです。