【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(261〜280)
造花の距離感なぎさ
テクノポップに乗せて、心の不安定さや、愛されないことのつらさ、生きたくはない、でも死にたくはないという複雑な心境を歌っています。
はっきりしないもやもやとした感情によってむしばまれる気持ち。
誰もが一度は感じる思いを、巧みな言葉選びで表現しています。
ジェニ¿?

共感性ドラマコンテンツとして制作されている『僕たちは夜な夜な』。
その登場人物たちの心情を描くプロジェクトの第3弾に当たるのが『ジェニ』です。
こちらはボカロPの¿?Shimonさんと、シンガーのいゔどっとさんがコラボして手がけた作品。
世の中に一石を投じるような歌詞が多くの反響を呼んでいます。
また超重低音のサウンドも魅力です。
歌詞について思いをめぐらせても良いですし、重低音に合わせて体を揺らしても楽しめますよ。
あーーーーーーーーーーさたぱんP

好きなことを極めようと努力している方も多いのではないでしょうか。
とすると、時にはうまくいかず心が折れかけてしまうことありますよね。
そんなシチュエーションをリアルに描き出しているのが『あーーーーーーーーーー』です。
こちらは、さたぱんPさんがボカコレ2023夏のルーキーランキングのために書き下ろした楽曲。
超高速でネガティブな感情が沸き上がる様子を歌っています。
ただし、ラストには前向きなメッセージも込められていますよ。
エンブレムATOLS

ローファイな音像にぞくぞくさせられますよ。
音楽センスもさることながら、PVにおける独自路線を行く表現手法も注目されているボカロP、ATOLSさんによる楽曲で、2021年に公開されました。
淡々としていて不気味な曲調ですが、ずっと聴いていたくなるような、不思議な魅力を持っています。
歌詞の世界観がまたクセになるんですよね……考察しがいがあるというか。
何も考えず、右へ左へろうそくのように揺れ動く音に身を任せてしまいたくなる、非常に独特な空気感のボカロ曲です。
3メートルの彼女懐古P

『みんなのうた』のような雰囲気を出しながらも、とことんゆがんだ世界を描いています。
タイトルの通りの恋人を持つ「僕」が淡々と彼女について述べている歌詞ですが、どんどん雲行きが怪しくなっていくので、聴くのをやめられません。
歌詞が独特なのはもちろんですが、ミクの純粋な声も聴きどころです。
低音の金管楽器の音色も心地よいですね。