【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(261〜280)
いらない、いらない、いらない。とあ

心の不安にそっと寄りそう楽曲といえば『いらない、いらない、いらない』。
数多くの代表曲を持つボカロP・とあさんが2022年に制作しました。
美しいストリングスやピアノの音色が響くハートフルな楽曲です。
大切な人へのピュアな思いを描いた歌詞に胸キュン。
星界の透きとおるような歌唱とともに心を癒やすでしょう。
「なんだか疲れてしまったな……」という時にこそ聴いてほしいボカロ曲です。
孤独や寂しさをふんわりとつつむメロディーに耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
オチは同じなきそ×のう

イラストレーターの、のうさんが描いた伝説の生物を題材に楽曲制作する企画チャンネル、レゾンデートルで発表された作品です。
『ド屑』などの大ヒットで知られているボカロP、なきそさんが手がけられており、2023年4月に発表。
目を合わせると石にされてしまう怪物、メドゥーサをテーマにしています。
歌と曲調がだんだんと盛り上がっていき一気に落とすアレンジ、これぞなきそさんって感じがします。
「誰が来ても結局石になってしまうから」という諦めが伝わってくる歌詞、転じてタイトルセンスもばつぐん。
症例ARiei

病んだ世界観ですが、しかし負けじと熱いロックサウンドが響くボカロ曲です!
YouTuberとしても活躍しているりえいさんがRiei名義で発表した作品で、2021年に公開。
ダンスロック調の圧のある音像、めちゃくちゃかっこいいですね!
flowerの張りある歌声も印象的。
「自己」「存在理由」についてがつづられた歌詞は若い世代にこそ響くものがあるはずです。
エモーショナルな曲が好きな方はぜひとも聴いてみてください!
下品鬱P

海外のボカロファンからも大きな反響が寄せられているのが『下品』です。
こちらはバンド活動にも精力的な鬱Pさんの作品。
かなりインパクトの強い楽曲で、ヘビーメタル調のサウンドに合わせて「下品」とされそうな単語をシャウトする内容に仕上がっています。
かなり珍しいテーマですよね。
ただし、それに終始するのではなく、「愛」や「人間性」について掘り下げています。
純粋にかっこいいですし、そのメッセージ性に心をつかまれます。
フランケン夜抒

ぽつりぽつりとひとり言をこぼすような歌が胸に刺さります。
ボカロP、夜抒さんによる作品で、2022年にリリースされました。
非常にシンプルな音構成だからこそでしょう、歌詞に並んだ言葉一つひとつがダイレクトに届きます。
また指のタッチ感をわざと残したベースラインも特徴。
淡々とした曲調に対して人間味を落とし込み、主人公の心情を表現しています。
夜、孤独感にさいなまれたときにこの楽曲が寄り添ってくれるはずですよ。