「F」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、タイトルが「F」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
「F」で始まる英単語といえば「Fun」「From」「Forever」などなど、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
普段、タイトルの頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲と出会えるキッカケにもなるんですよね。
どんな曲があるのか楽しみにしながら、この記事をご覧ください。
「F」から始まるタイトルの洋楽まとめ(251〜260)
Fee-Fi-Fo-FumWayne Shorter

日本では三猿でおなじみの「見ざる言わざる聞かざる」ということわざから引用されたタイトルが、なんともカッコいいですね。
アメリカはニュージャージー州出身のテナーサックス・ソプラノサックス奏者、ウェイン・ショーターさんが1964年にソロ名義でリリースした通算3枚目のアルバム『Speak No Evil』です。
ショーターさんはアート・ブレイキーさんのジャズ・メッセンジャーズやマイルス・デイヴィスのクインテットへの参加、フュージョンの元祖的存在のウェザー・リポートを結成するなど、ジャズの歴史において素晴らしい足跡を残す偉大な存在。
本作は、そんなショーターさんのどこか陰りを帯びたミステリアスな魅力が存分に発揮されたモード・ジャズの逸品であり、初期の代表作と呼ばれる名盤です。
当時のショーターさんが関心を持っていたという黒魔術などをテーマとして、新主流派らしい意欲的なアプローチながらもメロディは美しく聴きやすい。
真夜中のベッドルームで1人、聴きたくなる音ですね。
Feliz NavidadJosé Feliciano

プエルトリコ出身のシンガーソングライター、ホセ・フェリシアーノさんが作り上げたクリスマスの名曲ですね。
スペイン語と英語をたくみに織り交ぜたシンプルな歌詞が、国境をこえて多くの人々の心を温めています。
1970年11月にリリースされたこの曲は、フェリシアーノさんの郷愁の念から生まれたそうです。
軽快なラテンのリズムとギターの音色が、クリスマスの喜びを伝えてくれます。
家族や友人と過ごす特別な日に聴きたい1曲。
歌詞の意味がわからなくても、きっと誰もが口ずさみたくなるはずですよ。
Fairlytale of New YorkThe Pougus featuring Kirsty MacColl

アイルランド情緒とパンクのエネルギーが融合した、ザ・ポーグスの冬の名曲ですね。
男女のデュエットが印象的で、ニューヨークの下町を舞台にした切ないラブストーリーが胸にせまってきます。
1987年にリリースされて以来、クリスマスの定番ソングとして愛され続けています。
シェイン・マガウアンさんの渋い声と、カースティ・マッコールさんの澄んだ歌声が絶妙なハーモニーを奏でる本作。
すさんだ現実とハッピーな夢を見た未来の狭間で揺れる心情を、アイリッシュ民謡風のメロディに乗せて歌い上げています。
寒い冬の夜、しみじみと人生を振り返りたくなったときにぴったりの1曲です。
feel U luv MeKnock2

エレクトロニック・ミュージック界で話題のプロデューサーとして知られる、サンディエゴ出身のノック・ツーさんが新たな楽曲をドロップ。
ノスタルジックなピアノとサンプリングされたヴォーカルが印象的なこの曲は、キャッチーなメロディーとエネルギッシュなベースハウスサウンドが融合した、ダンスフロアを熱狂させる仕上がりとなっています。
2024年9月にリリースされた本作は、彼の初のフルアルバム『NOLIMIT』の先行シングルとして発表されました。
友人のISOxoさんとカフェでアイデアを練っている際に生まれたという逸話もあり、クラブミュージック好きの方はもちろん、洋楽ポップスファンの皆さんにもぜひ聴いていただきたい1曲です。
Funny ManChat Pile

アメリカ・オクラホマ州タルサを拠点とするチャット・パイルが2024年9月にリリースした新曲は、アメリカ社会や戦争に対する皮肉を込めた楽曲となっています。
重厚なサウンドと不協和音が特徴的なこの曲は、隷属や自己犠牲をテーマに、現実と幻想のギャップを鋭く描き出しています。
本作は彼らの2枚目のアルバム『Cool World』に収録される予定で、2024年10月8日の発売が待ち遠しいですね。
チャット・パイルの音楽は、その深い精神性と音響の迫力で多くのリスナーの心を掴んでいます。
社会の矛盾や個人の葛藤に興味がある方にぜひおすすめしたい一曲です。
Fatal DeluxeL.S. Dunes

アメリカのポストハードコアシーンを代表するスーパーグループ、L.S.ドゥーンズの新曲が公開されました。
ポストハードコアを基盤にしながら、エモーショナルでメロディックな要素を融合させた本作。
過去と未来をつなぐ橋として位置づけられ、従来のルールを打ち破る革新的なサウンドが特徴です。
2024年9月にデジタルリリースされた本作は、バンドの「第2章」の幕開けを象徴する楽曲。
人間関係や個人の感情の葛藤を探求するテーマが込められており、ファンの間では次なるアルバムへの期待が高まっています。
ミュージックビデオも注目で、牧場で撮影された白黒からカラーへと変わる演出が印象的ですよ。
FNBM (ft. NLE Choppa)Ray Vaughn

アメリカのTDEが誇る新鋭ラッパー、レイ・ヴォーンさんの新作は、パーティーシーンにぴったりのエネルギッシュな一曲。
NLEチョッパさんとのコラボレーションで、強烈なビートと大胆な歌詞が特徴的です。
2024年9月20日にリリースされた本作は、わずか2分33秒の短さながら、83 BPMのテンポで聴き手を魅了します。
MVではロサンゼルスの豪華なパーティーシーンが描かれ、二人のラッパーの個性が光ります。
レイ・ヴォーンさんの音楽性の幅広さを示す重要な作品として、次なる大型プロジェクトへの期待も高まっていますね。