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「F」から始まるタイトルの洋楽まとめ

音楽の扉を開く「F」から始まる楽曲の魅力に、心躍る瞬間が訪れます。

アメリカのエヴァネッセンスとK.フレイさんが紡ぎ出す勇気の歌声、イギリスのプレジデントが放つ重厚なメロディ。

オウル・シティの幻想的なシンセサウンドから、オランダのサム・フェルドさんが奏でる波のような心地よいリズムまで、色とりどりの音楽があなたの心を優しく包み込みます。

もくじ

「F」から始まるタイトルの洋楽まとめ(281〜300)

Flight On An Angels WingDeadsoul Tribe

DEADSOUL TRIBE – Flight On An Angels Wing (OFFICIAL VIDEO)
Flight On An Angels WingDeadsoul Tribe

デッドソウルトライブは2000年、プログレッシブメタルの世界に新しい息吹を与えるべくオーストリアのウィーンで誕生しました。

バンドの魂であるデヴォン・グレイヴスさんの強烈な個性と音楽性が、トライバルリズムや変則的なタイムシグネチャーを取り込んだ独特のサウンドを生み出しています。

特に、フルートの導入は彼らの音楽をさらに深遠なものにしており、プログレッシブメタルの枠を超えた実験的なアプローチはファンの心を捉えて離しません。

2009年の残念な解散にもかかわらず、その後の2023年に活動再開の報は多くの音楽ファンにとって喜ばしいニュースです。

デッドソウルトライブの音楽は、全てのメタル愛好者だけでなく、ジャンルを超えた音楽ファンにも強くおすすめしますよ。

FadikDinky

チリ出身のディンキーさんによる、聴いていて胸がギュッとなるメンランコリーなフレーズがとても個性的なアルバム。

途中で民族音楽のようなリズムになったり、後半にはオルタナティブロックのような耽美的で退廃的な歌声が入っていたりと、作品全体を通してひとつの物語を表現しようとする姿勢が見て取れます。

意図的に入れられたでろう不協和音がいい意味でアクセントになっている点にも注目。

音響効果の使いどころが練りに練られた傑作です。

Freak SceneDinosaur Jr.

2022年の3月に日本でも公開されたドキュメンタリー映画『フリークシーン』で若い音楽ファンの間でも注目を集めている、USオルタナティブロックの生き字引であるダイナソーJr.。

変わった性格とやるせない歌声で「無気力大魔王」とも言われたJ・マスシスさんを中心として、後にセバドーやといったプロジェクトで人気を集めるベーシストのルー・バーロウさん、そしてドラマーのマーフさんがオリジナル・メンバーとして知られている彼らは1980年代のハードコア・シーンから登場し、インディーズ・シーンのカリスマ的存在のソニック・ユースに認められて名門SSTレコード名門と契約を果たして『You’re Living All Over Me』と『Bug』という2枚の名盤をリリースします。

その後ルーさんが脱退、その後はメジャー・デビューを果たして商業的な成功を収めるも、マーフさんも脱退して以降はマスシスさんの実質的なソロ・プロジェクトとして活動、1997年には解散してしまいます。

数年後に2005年にはオリジナル・メンバーが集結して再結成、マイペースながら現代もバリバリの現役として活動中です。

そんな彼らのトレードマークともいえる、マスシスさんの耳をつんざく轟音ギターの中に漂う切ないメロディは本当に唯一無二の魅力を放ち、90年代オルタナティブロックの形成において重要な役割を果たしていることも見逃せません。

そんな彼らのポップな魅力を味わいたいのであれば1991年の『Green Mind』辺りを、オリジナル・メンバー3人による強力なバンド・アンサンブルの魅力も味わいたい方は前述したインディーズ時代の2枚をオススメします!

FredericiaDo Make Say Think

カナダ出身のポストロック系の大所帯のバンドといえば、ゴッドスピード・ユー!・ブラック・エンペラーや少し毛色は違いますがブロークン・ソーシャル・シーンなどが挙げられますよね。

そのブロークン・ソーシャル・シーンのメンバーも在籍しているのが、カナダはトロント出身のドゥー・メイク・セイ・シンクです。

ギターやベースにドラムといったロック・バンドの基本的な楽器に加えて、トランペット奏者やバイオリン奏者などがメンバーとして参加、ジャズ的な素養も感じさせる長尺なインストゥルメンタル・ナンバーを特徴としています。

基本的に生楽器を中心とした温かみのあるアンサンブルを軸としながらも、ドラマチックな轟音ポストロックとはまた違った形でうなりを上げる轟音ギター、熱狂的なホーン・セクション、時にはドラムスにまでディストーションをかけた強烈なサウンド、不協和音もちりばめられた一筋縄ではいかないエクスペリメンタルな楽曲展開が、彼らならではのフリーキーでおもしろみのある音世界を演出。

同時に、実際に彼らのライブを見た私個人的には祝祭のような輝きに満ちた音楽に対する喜び、無邪気な好奇心が感じ取れるのが素晴らしいのですね。

そんな彼らの音世界が1つの頂点を迎えた2003年リリースのアルバム『Winter Hymn Country Hymn SecretHymn』を、ぜひ聴いてみてください!

Fire Back About Your New Baby’s SexDon Caballero

Don Caballero – Fire Back About Your New Baby’s Sex
Fire Back About Your New Baby's SexDon Caballero

ポストロックに興味を持ち、調べていく中で「マスロック」なるジャンルを発見して一体どんなジャンルなのかな、と思われた方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。

一般的にはキング・クリムゾンなどの超絶技巧のプログレやスティーヴ・ライヒさんなどのミニマル・ミュージックなどからも影響を受け、変拍子満載の複雑なリズム展開やギター・フレーズ、不協和音にノイズがちりばめられたサウンドが特徴とされるジャンルです。

実は商業的に成功しているバンドの中でもマスロック由来のアンサンブルを取り入れているバンドも多く、掘り下げるとなかなか奥深いジャンルなのですね。

本稿の主役であるドン・キャバレロは、ドラマーのDamon Cheさんを中心として1991年に結成されたマスロック~ポストロック系の代表的なバンドの1つ。

後にバトルスを結成するイアン・ウィリアムスさんが在籍していたことでも知られていますね。

現在も活動を続ける彼らが最初の解散前に発表した通算4枚目のアルバム『American Don』は、変則的なギターのリフと手数の多いドラムスを軸として複雑怪奇に展開していく楽曲展開が実にクールでカッコ良く、ピンと張りつめた緊張感の中で織り成すバンド・アンサンブルの妙は今もなお色あせることはありません。

インストを聴き慣れない方には最初は戸惑いもあるかもしれませんが、この音のおもしろさに気付けば、必ずや音楽の趣味も広がっていくことでしょう。

Face To Face ft. WATTSDon Diablo

Don Diablo – Face To Face ft. WATTS | Official Music Video
Face To Face ft. WATTSDon Diablo

ハウス・ミュージックにもさまざまな種類があります。

その中でも現在、最も人気を集めるジャンルの1つが、フューチャーハウス。

EDMとハウス・ミュージックをミックスさせたジャンルのことで、聴きやすいダンス・ミュージックということで非常に人気を集めています。

ドン・ディアブロさんはそんなフューチャーハウスを代表するプロデューサーの1人で、世界的な名声を集めています。

こちらの『Face To Face ft. WATTS』でもそんな彼のハイセンスな作曲が味わえるので、ぜひチェックしてみてください。