「N」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「N」から始まる楽曲の世界では、アメリカのマシュメロさん&カリードさんによるダンスフロアを揺らすハウスビート、南アフリカのマッシュビーツさんが紡ぐ重厚なヒップホップ、オーストラリアのINXSが放つセクシーなダンスロックなど、多彩な音楽が奏でられています。
ジャンルや国境を超えて響き合う才能の競演が、あなたの心に新たな音楽体験をもたらすことでしょう。
「N」から始まるタイトルの洋楽まとめ(421〜440)
Nothing Compares 2 USinéad O’Connor

90年代の洋楽シーンを席巻した女性シンガー、シネイド・オコナーさん。
彼女は代表曲『Nothing Compares 2 U』で聴けるような、エモーショナルな声質が魅力。
アイルランド出身の彼女は、エキゾチックな美しい裏声を使う一方で、瞬時にパワフルな地声に切り替えられるのも、非常にひきつけられるポイントなんです。
特に『Mandinka』では、そのコントラストを強く感じられるので、こちらもぜひ聴いてみてください。
曲によって、まるで同じ人が歌っているとは思えない、変幻自在の表現力の高さ、ぜひ一度その耳で感じてみてくださいね!
NovemberSleeping With Sirens

フロリダで結成されたポストハードコアバンド、スリーピング・ウィズ・サイレンズの『November』は、なんでもセンチメンタルに感じられる11月に聴きたくなる1曲です。
スローテンポなバラードで、ボーカルのケリン・クインさんがデリケートに歌い上げます。
少年のようなきれいな歌声がさみしさを増長させます。
この曲についてケリンさんは「この『November』は、幼少期に、オレゴンで過ごした日々を意味する。
かわり映えしない毎日が嫌だったんだ。
だから街を出て、夢を追うことにした。
それで今のスリーピング・ウィズ・サイレンズがあるんだよ」と語っています。
おセンチになる11月は自分の生活をかえりみて、何かを変えたくなる時期でもあるかもしれませんね。
New YorkSnowpatrol

UKロックを熱心に聴いている方であれば、スノウ・パトロールってグラスゴーのバンドじゃないの、と思われるかもしれませんが、実は北アイルランド出身のメンバーとスコットランド出身のメンバーの混合バンドなのですね。
というわけで、2000年代に大きな成功を収めたスノウ・パトロールは、1994年に結成された現在5人組のインディーロック・バンドです。
1998年にデビュー・アルバムを、2001年にはセカンド・アルバムをインディーズでリリースしておりますが、あまり大きな成功は得られませんでした。
とはいえ、足しげくレコード屋に通っているような日本のUKロック好きの間ではひそかに話題となっていたことを私個人も覚えております。
2003年、彼らを一躍人気バンドへと押し上げるきっかけとなったのが、サード・アルバムにして名盤『Final Straw』です。
素晴らしい美メロの宝庫で、この作品から彼らを知ったという方は多いでしょう。
2006年には4枚目のアルバム『Eyes Open』でさらに大きな成功を収め、収録曲の『Chasing Cars』はアメリカでも大ヒットを記録しました。
初めて彼らの音楽に触れるなら、先述した2枚のアルバムがオススメですが、素朴な雰囲気がいかにもインディーズな初期2枚もぜひ聴いてみてくださいね!
NecessitoSome Girls

洋楽が好きな方ならローリングストーンズがリリースした名曲『Some Girls』を知っているでしょう。
そのタイトルを取りバンド名にしているのがサム・ガールズです。
メンバーには、ジュリアナ・ハットフィールドさんも名を連ねているんですよ。
そんな彼女たちが2001年にリリースしたデビューシングル『Necessito』は、気だるげなサウンドと歌唱が印象的です。
また、同じフレーズを繰り返す歌詞なので、耳から離れなくなるのも魅力です。
November BoogieSonny Boy Williamson

ブルージーなハーモニカの音色がやさぐれてて、かっこいいこちらは、サニー・ボーイ・ウィリアムソンIIさんの『November Boogie』です。
サニー・ボーイ・ウィリアムソンIIさんはアメリカの伝説的なブルースハープ奏者で、シカゴのジャズシーンに多大な影響を及ぼした人物のひとりです。
まるで歌っているかのように表情豊かな音色が魅力の、演奏スタイルです。
哀愁を感じられるブルースハープの音色は、本格的に冬の気配を感じ出す11月にぴったりですね。
どこか切なくて、どこかコミカルな『November Boogie』、1年の終わりに近く11月は何かと忙しくなりますが、ほっとしたい時にぜひ聴いてほしい1曲です。