「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「W」で始まるタイトルの音楽には、魂を揺さぶる物語が宿っています。
スウェーデンのアヴィーチーさんが紡ぐ夢のようなメロディ、イギリスのオーケストラル・マニューヴァーズ・イン・ザ・ダークが描く壮大な世界、アメリカのフィンチが放つ激情のサウンド。
ジャンルを超えて響き合う音楽の数々は、私たちの心に深く刻まれる感動を届けてくれます。
「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ(281〜300)
Welcome to My NightmareAlice Cooper

ハードかつキャッチーなロックとシアトリカルな演出を独自のセンスで融合、そのスタイルは「ショック・ロック」とも呼ばれて後続のグラムロック勢やハードロック系のミュージシャン、さらには日本のヴィジュアル系にも多大なる影響を及ぼしたアメリカが誇るスーパースター、アリス・クーパーさん。
クーパーさんの楽曲はハロウィンパーティーのBGMとしてもぴったりの曲が多数存在しますが、今回は記念すべきソロデビューアルバムとなった1975年作『Welcome to My Nightmare』の表題曲を紹介しましょう。
『悪夢へようこそ』というそのまんまの邦題も最高ですし、ハードロック好きならずともこの曲の妖艶な雰囲気はぜひハロウィンBGMとして使っていただきたいですね。
まるで演劇を見ているようなこの曲のライブパフォーマンスの映像もぜひご覧ください!
Wake UpAlison Wonderland, QUIX

オーストラリア出身のアリソン・ワンダーランドさんとニュージーランドからクイックスさんが放つコラボシングルの『Wake Up』は、ほんとに絶品の一言につきます!
重低音の魅力を味わいたいリスナーにはたまらない、激しいチェロのイントロと、心地よいビートで身も心も震わせてくれる作品です。
新感覚のハウスとトラップを融合させたこの音楽は、2019年のRed Rocks公演で披露されて以来、強烈な印象を残してきました。
アリソン・ワンダーランドさん特有のスタイルを活かしつつ、クイックスさんのエッジの効いたサウンドが加わり、まさにスピーカーを震わせる最高のトラックが生まれているんです!
リスナーをEDMの世界観に引き込む本作は、ナイトクラブはもちろん自宅のヘッドフォンでも楽しめるオススメの一曲ですよ!
Where in TimeAllison Young & Joshua Lee Turner

ブルックリンを拠点に音楽プロデューサーやシンガーソングライターとして活躍しているジョシュア・リー・ターナーさんとアリソン・ヤングさんによる作品『Where in Time』。
抽象的なリリックで分かりにくいかもしれませんが、失恋を歌った作品で、淡いメロディーとピッタリな世界観に仕上げられています。
チルでアコースティックな雰囲気が、夏の終わりを感じる9月にピッタリだと思います。
ぜひチェックしてみてください。
Without YouAndy Grammer

アンディ・グラマーさんが2024年6月に発表した楽曲は、ポップソングでありながら感情の機微をつぶさに描き出す、深いメッセージ性を持つ作品です。
失恋の痛みと自己再発見をテーマに、前を向く強さを讃えるリリックが印象的ですね。
サム・アシュワースさんとの共同作詞によるこの曲は、9月から予定されているソロアコースティックツアー「Greater Than: A One Man Show」でも披露される予定とのこと。
辛い別れを経験した人はもちろん、人生の岐路に立つ全ての人に勇気を与えてくれる名曲の誕生です。
WaveAntônio Carlos Jobim

ボサノヴァの生みの親とも称されるアントニオ・カルロス・ジョビンさん。
ブラジルのリオデジャネイロ出身の作曲家であり、ピアニストやギタリスト、歌手、編曲家としても優れた才能を発揮しました。
1950年代にナイトクラブやバーでピアノ演奏を始め、ジョアン・ジルベルトさんとのコラボレーションで『Chega de Saudade』をリリース。
ボサノヴァのムーブメントの火付け役となった人物です。
1960年代には国際的にブレイクし、スタン・ゲッツさんとのアルバム『Getz/Gilberto』がグラミー賞を受賞。
「ガール・フロム・イパネマ」は今なお愛され続ける名曲ですね。
ジョビンさんの音楽は、ブラジルの自然や風景からインスピレーションを得ており、ボサノヴァやMPBなど幅広いジャンルで活躍。
彼の作品は、ブラジル音楽に馴染みのない方にもオススメできる、心地よく洗練された音楽です。