「よ」から始まるタイトルの曲
「よ」から始まる曲には、喜びを歌うレゲエ調のリズムから、静寂な夜明けを描く叙情的なメロディーまで、多彩な表情が込められています。
MONGOL800の『ヨロコビノウタ』や由紀さおりさんの『夜明けのスキャット』のように、心温まる歌声と印象的な旋律が、聴く人の心に寄り添います。
日常の小さな幸せから人生の儚さまで、さまざまな感情に触れられる楽曲の世界をご紹介します。
「よ」から始まるタイトルの曲(201〜220)
酔えない feat. AnonymouzMIMiNARI

nariさんとshamさんによる音楽プロジェクト、MIMiNARI。
オシャレな楽曲からオーソドックスなJ-POPまで、幅広い音楽性で知られるプロジェクトですね。
そんなMIMiNARIの楽曲のなかでも、特にオススメしたい作品が、こちらの『酔えない feat. Anonymouz』。
1980年代のシンセポップをイメージさせるようなノスタルジックでグルーヴィーな曲調が特徴の作品です。
高音が多い作品ですが、ほとんどをウィスパーボイスで歌うため、難易度は低めです。
音程の急な上下もないので、100点を取りやすい楽曲と言えるでしょう。
404ルサンチガールMINO-U

中毒性の高い曲を聴きたいならこちらを!
『星空クロノグラフ』の作者としても知られているボカロP、MINO-Uさんによる楽曲で、2022年に発表されました。
キュートでスピード感のある4つ打ちチューンです。
とにかくノリが良く、サビの爆発力はピカイチ!
そしてBメロのリズム落ちはずしっと重くてめちゃくちゃかっこいいです。
間奏ではジャズの雰囲気もあって、1曲で何度もおいしい!
テンションを上げたいときのために、あなたのプレイリストにぜひ入れてください!
「よ」から始まるタイトルの曲(221〜240)
夜のガスパール 第1曲 オンディーヌMaurice Ravel

フランスの文学に詳しい方であれば、この『夜のガスパール』というタイトルを目にして19世紀のフランスで生まれたルイ・ベルトランによる詩集を思い出すかもしれませんね。
本稿で取り上げているのはモーリス・ラヴェルによるピアノ独奏のための組曲で、実際にルイ・ベルトランの詩集に収録された3篇に着想を得た同名の作品です。
全3曲の中でも、今回は暑い夏に聴きたい曲というテーマですから第1曲『オンディーヌ』を紹介しましょう。
「オンディーヌ」とは四大精霊のうちの水をつかさどる精霊の名前で、日本人としては「ウンディーネ」という名称の方がなじみがあるかもしれませんね。
ラヴェルによる水をテーマとしたピアノ曲といえば『水の戯れ』が思い浮かべられますが、こちらの『オンディーヌ』もぜひ知っておいてほしい作品です。
人間に恋したオンディーヌの物語を描いており、恋に破れた精霊のエモーションと激しい雨が降る様を、ラヴェルらしい高度な技術でもって表現した繊細かつドラマチックな逸品ですよ。
夜明けのロゴスMay’n

アニメ「アクエリオンロゴス」の後期オープニングテーマである。
深い思いと秘めた情熱がサビの部分であふれ出てくるよう歌われるこの曲は、アクエリオンロゴスに興味が無い人にもぜひ試聴して欲しい一曲に仕上がっている。
ヨーイドンMr.Children

2005年度にエンディングテーマとして使用されていた楽曲です。
Mr.Childrenのシングル『四次元 Four Dimensions』に収録されています。
音だけを聴くとさわやかな印象をうける楽曲ですが、歌詞をよく見ると、子どもから大人へと変わることについて考える切なさのような感情が描かれています。
子どもらしさを象徴するような単語が各所に見えることから、子どもから大人へと成長する最中、自分の変化に戸惑っているようにも思える楽曲です。
懐かしくもあり、切ないようにも思える不思議な空気があります。