歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手
歌唱力が高いとはどういうことか……。
これを問われて、明確に答えられる人はなかなか少ないと思います。
基本的に歌唱力を構成する要素は大きく分けて3つあります。
1つ目は基礎歌唱力。
これは声量、音程、リズム感、などといった基礎的な歌唱力のことですね。
2つ目は応用歌唱力。
これはフェイクやビブラート、シャウト、などといったと、言ってしまえば小手先の技術のことですね。
そして、3つ目が表現力。
これは主に抑揚のことですね。
この3つ目の要素の判断はとても難しいものです。
歌唱力は大きく分けてこの3つの要素があるわけですが、今回はこれらを基準に日本の本当の意味で歌唱力が高い男性歌手をピックアップしました。
知名度を無視して”ガチで”選定しているので、閲覧稼ぎのために知名度の高い歌手を並べてるだけの歌唱力ランキングに飽き飽きしている方は必見です!
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歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(76〜80)
Sorry清水翔太

現代の日本のR&B系男性シンガーの特徴として、本家アメリカのシンガーたちのような超人的な声量や音域を誇るわけではないが、ソフトな歌唱表現を中心に、一般の人にも親しみやすい歌を聴かせてくれるということがあると思うのですが、松田翔太もその一人でしょう。
少し中性的な優しい歌声が、きっと多くの人の心を捉えるのでしょうね。
もちろん、今、このジャンルを歌うシンガーの必須条件とも言えるミドルボイスの巧みな使い方、綺麗な発声は完璧! それに加えて、曲によっては、ピッチ修正技術を積極的に取り入れて、いわゆるわざと「ケロらせた」ような表現も混ぜてくるところがまた「イマドキ」らしい演出ですね。
Lien~選ばれし絆~青木隆治

ものまねで有名になった方ですが、オリジナルソングも歌われています。
歌の技量はものまねの方で着実にいろいろな技や歌い方を培われているので、どこでどういう歌い方をするかという引き出しは他のボーカリストの比ではないくらいあると思われます。
Crazy Night二井原実(LOUDNESS)

日本を代表するHM/HRバンド、LOUDNESSのアメリカ進出の最初のシングルとしてリリースされた作品で、1985年発表。
オジー・オズボーンなどのプロデューサーを務めたマックス・ノーマンさんを迎えて制作されました。
筆者がLOUDNESSを最初に聴いたのは、中学3年のころで、ボーカルの二井原さんのこの超強力なハイトーンボイスに衝撃を受けたのを今でも覚えています。
一般受けするタイプのシンガーさんではないかもしれませんが、世界に誇れる歌唱力を持ったシンガーというのは間違いないでしょう!
HM/HRでシンガーを目指す方は参考になる点がたくさんあると思いますよ!
愛の待ちぼうけ堂珍嘉邦

男性ツインボーカルユニット、CHEMISTRYで相棒の川畑要さんとともにデビューした堂珍嘉邦さん。
楽曲の中でまったく力みを感じさせない高域のヘッドボイスから、とても安定した声を響かせてくれる低域のチェストボイス、そしてそれらを非常にスムーズにつなぐミックスボイスに至るまで、絶妙な発声の使い分けで見事に楽曲の世界観を表現されています。
筆者のボイストレーニングの受講生さんたちの中にも、彼のような歌声……とくにミックスボイスの使い方に憧れる方がたくさんおられます。
これからシンガーを目指す方にも、ぜひ目標のひとつにしていただきたいシンガーさんですね!
燃えよ藤井風

藤井風さんの配信限定の作品で、2021年5月3日リリース。
Honda『VEZEL』のCMソングとして書き下ろされた楽曲だそうです。
この楽曲で聴ける藤井さんの歌唱ですが、Aメロ、Bメロパートでの、やや気怠さを感じさせる歌唱とサビでの爽快感を感じさせてくれる歌声のコントラストのつけ方が見事としか言いようがないくらいに絶妙だと思います。
そのどちらの歌唱表現においても、藤井さんの優しくソフトな歌声がしっかりと生かされているところも、この楽曲の魅力になってくるでしょうね!
その歌唱表現から非常に学ぶべきところを多く発見できる楽曲だと思いました。