「い」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ
孤独に寄り添う温かな愛から、生きることの意味まで。
初音ミク、可不、重音テトの歌声が紡ぎ出す「い」から始まるボカロ曲の世界へようこそ。
エレクトロスウィングの狂おしい旋律、力強いロックサウンド、やさしいピアノの響き。
さまざまな音色と豊かな感情で描かれた楽曲の中から、あなたの心に寄り添う特別な一曲が見つかるはずです。
「い」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(21〜40)
Earring汐れいら

洋楽から影響を受けたメロディーが印象的な女性シンガーソングライター、汐れいらさん。
2022年から目覚ましい活躍をとげている彼女の作品のなかでも、特に歌いやすい楽曲として10代女性にオススメしたいのが、こちらの『Earring』。
本作はカントリーポップのようなおだやかなメロディーが特徴で、ボーカルラインも音程の上下がゆるやかな歌いやすいものに仕上がっています。
音域も広いというほどではなく、中音を中心にまとまっているので、10代女性にとっては発声しやすいと思います。
イヴェール前線

前線さんによる本作は、永遠の冬を夢見る少女の切ない思いを描いた物語性豊かな楽曲です。
2024年4月のボカコレ2024冬TOP100参加作品として発表されました。
エレクトロスウィングなサウンドと可不の伸びやかな歌声のハマり具合が絶妙。
歌詞には一途な愛、そしてどうしても訪れてしまう別れの情景が描かれています。
冬の夜、1人静かに物思いにふける時間に聴きたい1曲です。
生きる水野あつ

不安や恐怖を抱えながらも、前を向いて歩もうとする主人公の心情が丁寧に描かれています。
2021年7月のリリースされた作品『生きる』。
静かに語りかけるようなメロディーと詩が混ざり合って、聴く人の心に寄り添う温かみを生み出しています。
可不の透明感のある歌声が繊細な感情表現を引き立てているんですよね。
自分の居場所を探している人や、明日への一歩を踏み出せずにいる人の助けになってくれます。
一音一音を丁寧に弾くことを心がけたいところ。
イェルプエイハブ

デジタルとアナログの魅力を巧みに織り交ぜたポップロックサウンドが印象的。
2025年2月にリリースされた『イェルプ』は、肩の力がいい具合に抜けた曲調に可不のウィスパーボイスが絡まり合う、独特な空気感を持った作品です。
「笑われてもいいからやりたいことをやるんだ」そんなメッセージが詰まった歌詞も魅力。
リズミカルで親しみやすい楽曲なので、通勤や通学中のお供としてもぴったり。
エイハブ、バンドバージョンもぜひ聴いてみてくださいね。
いつしか、必ず。デッドボールP

嘘をつくと声が枯れるという呪いをテーマにした、悲しい物語が描かれている作品です。
デッドボールPさんによる楽曲で、2008年に公開されました。
初音ミクと鏡音リンのデュエットによるボーカルワークで、主人公の悲しみを表現。
ガラス玉のような目、色褪せたシルクの髪など、枯れていく様子を象徴的に描いた歌詞が印象的です。
変拍子を取り入れた曲調や、声が枯れていく演出も、物語性を高めていますね。
『人魚姫』や『ピノキオ』を連想させる要素も含まれており、深い解釈ができる曲と言えます。