【最新・定番】ロックなボカロ曲特集【VOCAROCK】
ボカロシーンにはさまざまな造語があるのですが、その中でボカロのロック曲は「VOCAROCK」と表記されます。
今回この記事では、VOCAROCKの人気曲をまとめてみました。
定番のものから新しめなものまで、多角的に集めてあります。
なので「ロック好きにもボカロ好きにも刺さる内容」だと断言します!
これを最後までチェックすれば、ボカロのロック史が見えてくるかもしれません。
ぜひともあなたのお気に入りの1曲を探してみてくださいね!
【最新・定番】ロックなボカロ曲特集【VOCAROCK】(331〜340)
冷凍びぃむ一二三

清涼感あふれるメロディーと切ない歌詞のギャップが印象的な楽曲です。
和風ロックに定評のある一二三さんによる本作は、2024年8月に発表されました。
夏の終わりを背景に、大切な人との思い出を凍らせたいという願いを歌っています。
初音ミクの透き通った歌声が、過ぎ去る時間への切なさを見事に表現していますね。
アルバム『独りに花を添え』で知られる一二三さんの新たな代表作となりそうです。
暑い季節の中で少し物思いにふけりたくなったときに、ぜひ聴いてみてください。
吉原ラメント亜沙

アップテンポな曲ですが、歌詞は女性の切ない思いがつづられています。
しかし不思議とそこまで悲壮感はなく、和とロックを融合したかっこいい曲として聴けます。
作者の亜沙さんはボカロ曲カバーで人気のバンド、和楽器バンドのベーシストとしても活躍しています。
オーダー、仰せのままに卯花ロク

人が望む自分を演じて孤独を感じてしまう……誰しもが共感できるメッセージ性なんじゃないでしょうか。
『雁首、揃えてご機嫌よう』『自称、音楽愛好家』などのヒット作を生んできたボカロP、卯花ロクさんによる楽曲で、2022年にリリースされました。
エッジの効いたギターサウンドを軸に展開するダンスロック調のナンバーです。
キャッチーなメロディーラインも印象的なんですが、しかし歌詞に落とし込まれた思いを汲み取ると「それも演出なのかも」なんて。
暇潰し、だれかの命卯花ロク

ダークな歌詞とギターロックをメインとした曲調がトレードマークのボカロP・卯花ロクさんの5作目となる楽曲。
SNS社会において深刻な問題となっているテーマを切り取った歌詞が強烈な印象を作り出しているナンバーです。
ダークな歌詞を、哀愁がありながらも軽快でキャッチーなメロディーに乗せていることから、余計に狂気を感じる仕上がりになっていますよね。
乾いたロックサウンドと強いメッセージ性の融合がクセになる、まさに現代でなければ生まれなかったボカロ曲です。
【最新・定番】ロックなボカロ曲特集【VOCAROCK】(341〜350)
アブセンティー晴いちばん

ジャジーな出だしからホーンセクションが登場、EDMな展開や熱いギターソロ、オシャレなピアノソロも聴けるかなり多彩なナンバーです。
ボカロP、晴いちばんさんによる楽曲で2021年にリリースされました。
どこをどう切り取っても魅力が満載!
そしてフレーズごとに色合いが変わっていくような曲なんですが、全体を見るとしっかりまとまっているんですよね。
晴いちばんさんの音楽的なテクニックのすごさがわかります。
ぜひボリュームを上げて聴いてみてください!
バイタルサイン栗山夕璃

2014年から2020年まで蜂谷ななし名義で活動し、2021年から改名して活動を再開したボカロP・栗山夕璃さんの楽曲。
ギターのアルペジオとベースのアグレッシブなスラップによる印象的なイントロに始まり、畳みかけるようなメロディーラインで一気に世界観に引き込まれるナンバーです。
歌に絡むギターの軽快なカッティングとうねるようなベースラインがキャッチーな、ロック好きであればきっと心をつかまれるボカロナンバーです。
とこしずめ稲葉曇

音作り、展開、ワードセンスが素晴らしいんですよ。
『ラグトレイン』など中毒性の高い作品を生み出し、海外ボカロファンからも注目を集める稲葉曇さんによる楽曲で2022年に発表されました。
まずは一聴、その類を見ないサウンドアレンジがあなたの耳と心を奪っていきます。
絶妙にかわいくて、かっこよくて、切ない音色に引き込まれるはず。
1人きりの時間、星がまたたく夜空を見上げながら聴くのにぴったりではないでしょうか。