【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(301〜310)
傷心中ピコン

ノスタルジーな恋愛の場面が思い浮かぶ曲は『傷心中』。
テーマ性のある楽曲を数多く手がけるボカロPのピコンさんが2022年に制作しました。
愛する人との思い出が詰まった街を出ていく時の心情を描いています。
いつまでも「あの人に会いたい……」という気持ちが消えない姿に共感する方もおられるでしょう。
疾走感のあるビートにのせて響く、ふんわりとしたシンセの音色がクール。
少女のような歌声を持つ、裏命のピュアな歌声に癒やされてみてはいかがでしょうか。
狐狐狐和惡

和風でダークな世界観の曲として『狐狐狐』を紹介したいと思います。
こちらはボカロPの和惡さんが制作した作品。
劣等感をかかえる主人公の目線から、みんなで楽しく過ごしている人たちを羨ましく思う気持ちが描かれています。
タイトルの『狐狐狐』から主人公が妖狐ととるか、狐のような性格の人物と取るかで聴こえ方が変わってきそうです。
それから初音ミクでしゃくりや、こぶしを表現しているというのも、この曲の聴きどころです。
ダウンタイムすりぃ

整形後、手術の跡などが落ち着くまでの期間を指す言葉「ダウンタイム」をテーマにした、リズミカルなのに影のあるボカロ曲です。
『テレキャスタービーボーイ』の大ヒットなどで有名なボカロP、すりぃさんによる作品で2023年1月に公開されました。
怪しげに、高らかに鳴るイントロのシンセサウンド、それだけでも引き込まれます。
そしてサビの爆発力ですよ、すりぃさんらしいキャッチーなメロディーラインが耳に。
ストーリーに思いをはせるも良し、ただ音を楽しむも良しな楽曲です。
キツネガミ蟹木しとお

狐の神様をモチーフにした幻想的な世界観が魅力の1曲です。
蟹木しとおさんによる作品で、2024年11月に公開されました。
神秘的なメロディーと狐子の歌声が織りなす独特な雰囲気に引き込まれてしまいます。
歌詞には狂気的な愛を落とし込んだ神話的なストーリーが展開されており、現実と幻想の境界線を行き来するような感覚を味わえるんです。
おどろおどろしい物語が好きな人にオススメ。
きっと新しい世界が広がるはずです。
ジェニ¿?

共感性ドラマコンテンツとして制作されている『僕たちは夜な夜な』。
その登場人物たちの心情を描くプロジェクトの第3弾に当たるのが『ジェニ』です。
こちらはボカロPの¿?Shimonさんと、シンガーのいゔどっとさんがコラボして手がけた作品。
世の中に一石を投じるような歌詞が多くの反響を呼んでいます。
また超重低音のサウンドも魅力です。
歌詞について思いをめぐらせても良いですし、重低音に合わせて体を揺らしても楽しめますよ。
あなたに毒されて溺れていたいの式浦躁吾

深い憂いをテーマに、独自の感情表現でリスナーを惹きつける式浦躁吾さん。
『あなたに毒されて溺れていたいの』は2024年1月24日にリリースされた、2分強という短い作品ながらも心に響くメッセージ性が詰まっているボカロ曲です。
本作は、感情的なクリエイティビティが際立つ作品で、愛憎渦巻く複雑な心情をサウンドで表しています。
恋愛に翻弄され、苦悩する心理描写が印象的。
感情の渦に引き込まれたい方には、ぜひ聴いていただきたいですね。
権利買取済少女鬱P

ラウドやスクリーモを取り入れたロックサウンドをリスナーに届けるボカロP・鬱Pさん。
彼の楽曲のなかでも鬱な気分に寄りそうのは2022年に制作された『権利買取済少女』です。
モダンな雰囲気で展開する情熱的なバンドサウンドが印象的。
艶やかな世界で生きる女性の力強いメッセージがこめられています。
キュートかつ力強い歌声を持つ星界の歌唱が深く味わえるナンバーです。
心の寂しさや不安をつつみこむエネルギッシュなロックチューンを聴いてみてくださいね。





