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【刺さる】ボカロの病みソング特集

ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。

感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。

そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。

そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。

ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!

ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!

【刺さる】ボカロの病みソング特集(301〜310)

ザクロイバラナ

愛する人と過ごした大切な時間を思い出して、心がざわめく姿を描いた『ザクロ』。

「花」をモチーフにした楽曲を手がけるボカロPのイバラナさんが2022年に制作しました。

忘れられない過去の恋愛に向けた感情が描かれており、切ない場面が思い浮かぶポエティックな作品に仕上がっています。

せまりくるようなエレクトロサウンドからも、情熱的な思いが伝わってくるでしょう。

初音ミクの透きとおるような歌声とともに、ピュアな思いを届けるボカロ曲です。

「別れたあとも恋人のことが忘れられない……」という方はぜひ聴いてみてくださいね。

真っっっっっ暗読谷あかね

真っっっっっ暗 / 葛駄夜音 (Blaccccck / Kuzuda Yone)
真っっっっっ暗読谷あかね

「暗闇」テーマにした、無力感や閉塞感がただよう1曲。

読谷あかねさんによる楽曲で、2024年8月に発表されました。

ミニマルで不穏な雰囲気を持ったエレクトロニカサウンドが耳に残る、ハイセンスなナンバーです。

葛駄夜音によるノイジーなボーカルワークも印象的。

歌詞は「暗さ」についてを多角的に描き出していて、その奥に自分自身の内なる真実を掴もうとする姿が描かれています。

深く考え込みたい時や、気持ちに寄り添ってほしい時にぴったり!

【刺さる】ボカロの病みソング特集(311〜320)

GEDOdaraku

スタイリッシュでノリがいいのに、そこに対比された歌詞のメッセージが刺さります。

ボカロP、darakuさんによる楽曲で、2022年に公開。

「ボカコレ2022秋」への参加曲で、人気を集めました。

リズミカルなドラムワークとファンクなギターフレーズ、鏡音レンの張りある歌声が魅力的。

聴いていると勝手に体が揺れてしまいます。

そしてそのサウンドが「自分の欲するままに行こう」という歌詞の内容と合っているんです。

中毒性の高いボカロ曲をお探しならぜひチェック!

re-restartkyko

ローファイなギターサウンドにやられてしまいます。

ボカロP、kykoさんの楽曲で、2021年に公開されました。

とてもシンプルな音像で仕上げられているのですが、深みがすごいです。

ただただ過ごす日常、漠然とした不安、ふとしたときに感じる寂しさ……そういうものが表現された歌詞にはついつい共感してしまいます。

何をするでもなく、自分の部屋でボーッとしているときに聴くと、とくに染みるかも。

オルタナティブロックが好きな人にもオススメです。

リビングデッドバンデッドすぴぃちゃん

ヤンデレ感の漂う社会派ゾンビパニックメタル。

すぴぃちゃんさんによる作品で、2024年2月にリリースされました。

ハイスピードな展開に可不のクールなボーカル、リズミカルな演奏とが融合し、非常に中毒性の高い仕上がり。

またシャウトパートもあって、その破壊力にもやられてしまいます。

さまざまなジャンルのゲーム画面をモチーフにしたMVも魅力的。

新しいボカロジャンルに触れたい人にオススメの1曲です。

盲目の怪物ひらぎ

盲目の怪物 / ひらぎ feat.初音ミク
盲目の怪物ひらぎ

独特な世界観に没頭してしまう、ひらぎさんによる楽曲『盲目の怪物』をご紹介します。

2024年2月に公開された本作は、ボカコレ2024冬のルーキーで7位入賞を果たしました。

歌詞では自己否定や社会への嫌悪など、内面の葛藤が描かれています。

メロディーはリズミカルながらメランコリックな雰囲気があり、初音ミクの透明感のある歌声によってさらに魅力がアップ。

心の奥底が煮えたぎっているようなメッセージ性が、つらい日々にも寄り添ってくれそうですね。

退廃的ですが心を射抜くボカロ作品と言えます。

エルヴァイオレット

エルヴァイオレット – 廉 feat. 星界
エルヴァイオレット廉

じりじりとしたビートに意識が持っていかれる、荘厳なボカロ曲です。

『ダウナーウィッチ』『レーヴの落日』の作者でもあるボカロP、廉さんの楽曲で、2023年4月にリリースされました。

ゆったりとしたテンポですがバラードナンバーとは違い、常に緊張感がただよっているような仕上がり。

愛する人への思いがつづられた歌詞はどこか狂気的で、しかしその美しい言葉たち、世界観につい聴き入ってしまうんです。

ブレスを取り入れたアレンジも秀逸。