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【刺さる】ボカロの病みソング特集

ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。

感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。

そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。

そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。

ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!

ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!

【刺さる】ボカロの病みソング特集(301〜310)

甘党グラトニーRokuba

七つの大罪の一つ「暴食」を題材にした曲だと作者のRokubaさんは言っています。

ピアノの清廉な音とIAの澄んだ歌声に魅了されてしまいます。

英語部分の発音が本格的ですね。

劇場で物語を見ているかのようなときめきを味わえます。

エンブレムATOLS

ATOLS – エンブレム feat. 初音ミク
エンブレムATOLS

ローファイな音像にぞくぞくさせられますよ。

音楽センスもさることながら、PVにおける独自路線を行く表現手法も注目されているボカロP、ATOLSさんによる楽曲で、2021年に公開されました。

淡々としていて不気味な曲調ですが、ずっと聴いていたくなるような、不思議な魅力を持っています。

歌詞の世界観がまたクセになるんですよね……考察しがいがあるというか。

何も考えず、右へ左へろうそくのように揺れ動く音に身を任せてしまいたくなる、非常に独特な空気感のボカロ曲です。

【刺さる】ボカロの病みソング特集(311〜320)

リビングデッドバンデッドすぴぃちゃん

ヤンデレ感の漂う社会派ゾンビパニックメタル。

すぴぃちゃんさんによる作品で、2024年2月にリリースされました。

ハイスピードな展開に可不のクールなボーカル、リズミカルな演奏とが融合し、非常に中毒性の高い仕上がり。

またシャウトパートもあって、その破壊力にもやられてしまいます。

さまざまなジャンルのゲーム画面をモチーフにしたMVも魅力的。

新しいボカロジャンルに触れたい人にオススメの1曲です。

フランケン夜抒

ぽつりぽつりとひとり言をこぼすような歌が胸に刺さります。

ボカロP、夜抒さんによる作品で、2022年にリリースされました。

非常にシンプルな音構成だからこそでしょう、歌詞に並んだ言葉一つひとつがダイレクトに届きます。

また指のタッチ感をわざと残したベースラインも特徴。

淡々とした曲調に対して人間味を落とし込み、主人公の心情を表現しています。

夜、孤独感にさいなまれたときにこの楽曲が寄り添ってくれるはずですよ。

こどものらくえんサドヤ

こどものらくえん/サドヤ feat.可不(KAFU)
こどものらくえんサドヤ

タイトルと曲、そのギャップにやられてしまいます。

ボカロP、サドヤさんによる楽曲で、2022年10月に発表されました。

すべての音色が不穏で、可不のノイズがかった歌声とぴたり合致。

この暗くて重くて怖い曲調、好きな方は多いでしょう。

イラストと実写を織り交ぜた不気味なMVがまた、世界観に深みを与えているんですよね。

(ここからどんな物語が始まるんだろう……)そういう「先が見てみたい」という感覚になるボカロ曲です。

ゾートロープ蜂屋ななし

シャレたギターのカッティングを軸として、リズミカルかつメロディアスなベース・ラインが縦横無尽に動き回る、軽やかな響きを持った楽曲……なのですが、痛烈な内容がいかにも今時の若い方々の空気感を切り取っている、といった感じですね。

楽曲を手がけているのは、2020年8月23日、6年という活動に幕を下ろした人気ボカロPの蜂屋ななしさんで、使用ボカロはv flower。

一体誰に対しての歌詞なのか、と考えながら聴いていると、複雑な心境になってしまうかもしれません。

イムドラSumia

【MV】イムドラ / Sumia feat.flower
イムドラSumia

ぐいぐいと押し迫ってくる、好戦的なエレクトリックミュージックをぜひとも!

『クレイドル』『RACHE』でも知られているボカロP、Sumiaさんによる作品で、2022年10月に発表。

流れるように展開するサウンド、めちゃくちゃかっこいいんですよ!

ボリュームを上げる指が止まらなくなります。

ハードコアな音像とflowerの淡々とした歌声、その相性もばつぐん。

ダークな雰囲気なので病みソングとしてご紹介はしていますが、テンションを上げるときにぴったりだと思います!