【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(221〜240)
涙で息をしたsaikawa

悲しめることが、生きているということなんだと歌う、感情が揺さぶられる切ないボカロバラードです。
ボカロP、saikawaさんによる楽曲で、2020年に公開。
軽やかなアコースティックギターのストローク、鳴り響く美しいピアノの音色が聴いていて胸に染みます。
そのサウンドのせいか、歌詞のメッセージ性がより響きますね。
初音ミクのやさしい歌い方も合っていて……涙腺が……。
生きているのがつらいな、なんて考えてしまったときにぜひ聴いてみてください。
博識であるが故、狂気マチゲリータP

病みソングは夜中聴くと、トイレにいけなくなる曲が多いので気をつけてください。
こちらの曲もその中の一つです。
何も知らないようなミクの歌声、先が見えない歌詞、同じメロディーがくり返し流されて、感覚がにぶくなっていく気がしますが、でもびくびくしながら聴いてしまいます。
背後に本当に誰も居ないか確認してお聴きください!
旧約汎化街柊マグネタイト

針のようにとがった音像に飲み込まれてしまいます。
スタイリッシュな音楽性が支持されているボカロP、柊マグネタイトさんによる作品で、2020年に公開されました。
ダークで、圧が感じられる曲調、それだけでもたまりません。
また予想できない曲展開も魅力の一つ。
とくにサビのシャウトパートがめちゃくちゃかっこいいです。
歌詞に並んだ言葉、一つ一つの意味をじっくり考えずにはいられなくなる、海の底ほどの深みがある楽曲です。
ロッテンガールグロテスクロマンスマチゲリータP

コンピCD『EX:P~Ex:Producers~』に収録された1曲です。
少女の恋心が描かれた作品ですが、その恋心が狂気に満ちあふれており、男性はこの曲を聴いたら背筋が寒くなりそうです。
これほど愛してもらえたらうれしいですが、できれば明るく幸せにお付き合いしたいものですね。
けれど実際、振り向いてもらえないのならいっそ……と思う女性もいるのかもしれません……。
ハイドランジア梅とら

ゴシックな世界観のボカロ曲です。
『威風堂々』『虎視眈々』などの作者としても知られているボカロP、梅とらさんの作品で2018年に公開されました。
全てを投げ打ってでも大切な存在を求めている主人公の姿が歌詞につづられていて、その熱量に、思いの強さに怖さを覚えます。
ただそれと同時に切なさも感じる、心が締め付けられるボカロ曲です。
梅とらさんによる別曲『サクラソウ』と関係のある曲なので、ぜひそちらも聴いてみてください。