【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(321〜330)
survivorshipRaity
こんな自分にも助けの手を差し伸べてくれる人はいるのか?という不安や絶望の気持ちを歌った楽曲です。
フリーゲーム『血染めの花』のテーマソングに起用されました。
ゲームをプレイすると曲の詩の意味がだんだんと分かってきますよ。
殺恋未遂 ~サツレンミスイ~あんちゃんさん

IAのヤンデレロックです。
一音一音がかっこいい曲。
ヤンデレソングとしても恋愛ソングとしても楽しめます。
恋愛からついついはみ出して「殺恋未遂」に至った物語性の高い楽曲です。
さて、はたして「殺恋未遂」とは?
も普通の恋愛とどう違うのでしょうか?
クレイぬゆり

もしかしたら、創作をしている方にとくに刺さるかもしれません。
音楽プロげ区とLanndo名義でも活動している人気ボカロP、ぬゆりさんによる作品で、2022年にリリースされました。
どこか影のあるバンドサウンドを主軸に展開していく、スタイリッシュなボカロ曲です。
心の内を独白していくような歌詞は共感性の高い仕上がり。
「諦めきれない思い」を抱えているならわかるはずです。
リフレインするピアノフレーズとノイジーなギターソロ、その対比がかっこいい間奏パートは必聴ですよ!
イワユル天使Vell

2023年からYouTubeへ楽曲投稿をスタートし、ヒット曲を連発しているVellさん。
彼が手がけた『イワユル天使』も見逃せません。
こちらは天使を自称する女性のキャラクターを描く1曲。
MVを見ると、かわいらしいキャラクターなのがわかります。
しかし、後半では転調し、彼女が心に闇を抱えている様子が歌われます。
その二面性や、同じ単語を繰り返す中毒性の高いサビが魅力ですね。
それから、ラストのサビは少しだけ歌詞が変化しているのにも注目です。
ノケモノネバーランドおくのほそみち

ゆがみの効いたボーカルワークがかっこいいですね!
『自殺志願者が余命191秒で見た憧憬』の作者としても知られているボカロP、おくのほそみちさんによる楽曲で、2020年に公開されました。
リズミカルでありながら重いサウンド、聴いていてテンションが上がります。
「こんなくだらない世界で生きていたくなんかねぇ!」という歌詞ともマッチしていますね。
曲後半に登場するハイセンスなスキャットパートは必聴ですよ。
ぜひ最後まで。
片割れオルゴール3939radits
これからドラマが始まるのか、というようなスタートを切ります。
歌詞が示す物語はドロドロな愛と裏切りなのですが、伴奏はそれを感じさせないほどオシャレなものです。
ミクの高音がトゲのように耳を刺し、不思議な調和が中毒になります。
後半の変調、そして盛り上がりに注目です。
最憂間で君は安治紗来

この曲は、生とあの世のはざまを連想させる強烈なフレーズが詰まっています。
誰のぬくもりも声も感じられない空間で、1人沈んでいく、暗く冷たい世界観を独特なメロディーに乗せて表現しています。
そんな状態になっても、せめて大切な人のことだけは忘れたくないという悲痛な叫びが、届いてきます。