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【刺さる】ボカロの病みソング特集

ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。

感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。

そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。

そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。

ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!

ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!

【刺さる】ボカロの病みソング特集(331〜340)

クレイぬゆり

ぬゆり – クレイ / Flower : Cray
クレイぬゆり

もしかしたら、創作をしている方にとくに刺さるかもしれません。

音楽プロげ区とLanndo名義でも活動している人気ボカロP、ぬゆりさんによる作品で、2022年にリリースされました。

どこか影のあるバンドサウンドを主軸に展開していく、スタイリッシュなボカロ曲です。

心の内を独白していくような歌詞は共感性の高い仕上がり。

「諦めきれない思い」を抱えているならわかるはずです。

リフレインするピアノフレーズとノイジーなギターソロ、その対比がかっこいい間奏パートは必聴ですよ!

姑獲鳥kojika

姑獲鳥/ kojika feat. 初音ミク
姑獲鳥kojika

ボカロPのkojikaさんが手がけた楽曲で、2024年10月に発表されました。

ポストロックな曲調と初音ミクのブレス多めなボーカルが印象的で、そのエモーショナルなサウンドスケープに引き込まれます。

また、嫌悪感、鬱屈とした心情をこれでもかと詰め込んだ歌詞世界も特徴。

心に闇を抱えている時、現実逃避したい気分の時にぴったりです。

ヘッドホン、イヤホンでじっくり聴くのがオススメ。

イワユル天使Vell

Vell – イワユル天使 feat.初音ミク
イワユル天使Vell

2023年からYouTubeへ楽曲投稿をスタートし、ヒット曲を連発しているVellさん。

彼が手がけた『イワユル天使』も見逃せません。

こちらは天使を自称する女性のキャラクターを描く1曲。

MVを見ると、かわいらしいキャラクターなのがわかります。

しかし、後半では転調し、彼女が心に闇を抱えている様子が歌われます。

その二面性や、同じ単語を繰り返す中毒性の高いサビが魅力ですね。

それから、ラストのサビは少しだけ歌詞が変化しているのにも注目です。

ノケモノネバーランドおくのほそみち

『ノケモノネバーランド』feat. 鏡音リン・レン (Nokemono Neverland)
ノケモノネバーランドおくのほそみち

ゆがみの効いたボーカルワークがかっこいいですね!

『自殺志願者が余命191秒で見た憧憬』の作者としても知られているボカロP、おくのほそみちさんによる楽曲で、2020年に公開されました。

リズミカルでありながら重いサウンド、聴いていてテンションが上がります。

「こんなくだらない世界で生きていたくなんかねぇ!」という歌詞ともマッチしていますね。

曲後半に登場するハイセンスなスキャットパートは必聴ですよ。

ぜひ最後まで。

【刺さる】ボカロの病みソング特集(341〜350)

片割れオルゴール3939radits

これからドラマが始まるのか、というようなスタートを切ります。

歌詞が示す物語はドロドロな愛と裏切りなのですが、伴奏はそれを感じさせないほどオシャレなものです。

ミクの高音がトゲのように耳を刺し、不思議な調和が中毒になります。

後半の変調、そして盛り上がりに注目です。

最憂間で君は安治紗来

【初音ミク】最憂間で君は【オリジナル】
最憂間で君は安治紗来

この曲は、生とあの世のはざまを連想させる強烈なフレーズが詰まっています。

誰のぬくもりも声も感じられない空間で、1人沈んでいく、暗く冷たい世界観を独特なメロディーに乗せて表現しています。

そんな状態になっても、せめて大切な人のことだけは忘れたくないという悲痛な叫びが、届いてきます。

じょうじょうゼリーさかしま

《オリジナルMV》じょうじょうゼリー《初音ミク》
じょうじょうゼリーさかしま

きれいな曲調と不思議な世界観が魅力です。

メロディーの伸ばし方が特徴的ですね。

「ゼリー」というワードのひんやり感、透明感、触感が伝わってくるようです。

軽快なリズムも頭に残ります。

後半のオルゴールのような音色にご注目ください。