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【刺さる】ボカロの病みソング特集

ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。

感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。

そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。

そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。

ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!

ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!

【刺さる】ボカロの病みソング特集(341〜350)

天使マディと最終電車Eight

Hatsune Miku – Tenshi Muddy to saishuu densha (天使マディと最終電車) – Rus sub
天使マディと最終電車Eight

パワーのあるロックサウンドと独特な歌詞で、病みソングの世界に引き込んできます。

リアル社会のダークな部分を、痛快に表した曲です。

悲しい気分に浸りたい方にはぴったりです。

ホラー物語の要素も強いので、怖い話が好きな方にもオススメできます。

ボカロならではの無機質な声が、いっそうの怖さを演出しています。

言わなければよかった。いぶすき

あなたにもそういう後悔あるんじゃないでしょうか。

ボカロP、いぶすきさんによる楽曲で、2021年に公開。

田口淳之介さんとボカロPたちがコラボするプロジェクト、その中の1曲です。

アンニュイな雰囲気ただよう4つ打ちで、ピアノの音色が切なく響きます。

そして、口に出してしまった一言への、悔やんでも悔やみきれない思い……歌詞につづられた主人公の気持ちを考えると、こちらまで胸が痛みますね。

最近失恋してしまった、という人が聴けば涙が止まらなくなるかも。

哀傷歌コンテキストnekobolo

IA – Elegy Context (哀傷歌コンテキスト) by nekobolo
哀傷歌コンテキストnekobolo

イラストによる映像作品が多いボカロシーンですが、この楽曲は実写映像で作られているので、歌詞に現実味が増してるように感じられます。

オシャレな曲調、サウンドの中に、あふれ出すような感情が詰まっているよう。

クセになるエレクトリックナンバーです。

Sweet LiesAzari

大切な人との悲しい、苦しい別れを経験した方なら響くものがあるはずです。

『Shadow Shadow』『Who?』など影のある作風が支持されている謎多きボカロP、Azariさんによる楽曲で、2023年3月にリリースされました。

ピアノの美しくはかない音色と、歌愛ユキの幼い歌声が印象的。

ボーカルワーク、というよりは言葉が自然とこぼれ落ちているような感じがしますね。

優しい音なのにどうしてこうも胸が痛むのでしょうか。

you complete me立椅子かんな

立椅子かんな『you complete me』feat.flower – KannaTateisu “you complete me” feat.flower
you complete me立椅子かんな

相手に抱いた恋とも愛とも違う感情についてがつづられた、哲学的な作品です。

ボカロP、立椅子かんなさんの作品で2020年に公開されました。

幻想的でありながらスタイリッシュな音像が鼓膜を揺さぶります。

派手、カラフル、といった感想よりも「艶やか」という言葉が似合う雰囲気です。

flowerの絞り出すような歌い方もまた、曲調とマッチしています。

恋人との関係性に思い悩んだり、好きな人に対して「本当に好きなのか?」という疑問が浮かんでいるときに聴けばとくに刺さるかもしれません。

デスロウ鬱P

Utsu-P – デスロウ / Death of the Law feat. 初音ミク
デスロウ鬱P

新しい考え方を受け入れられない人に向けられたメッセージソングです。

メタルとボカロを融合させた音楽性が支持されているボカロP、鬱Pさんの作品で2020年に公開されました。

ということでメタルを基調にした曲なのですが、しかしEDMなどさまざまな音楽要素が取り入れられており「新しい」と思ってしまいます。

キャッチーなんですよね、とても。

「メタル」に怖いイメージを持っている方が聴けば、イメージが変わるかもしれません。

リデッドストックユギカ

唯一無二の調声技術を武器に活躍しているユギカさん。

彼が手がけた『リデッドストック』は、なんともダークな作品に仕上がっています。

本作はひずむような重低音のサウンドが特徴で、それにのせて自身の無力感に打ちのめされている主人公の心境を歌っています。

心の中であれやこれやと考えて落ち込んでいく過程がリアルに描かれていますよ。

聴けば誰しも共感してしまうはずです。

スタイリッシュさや、クールさを兼ね備えているので、聴けば爽快感も得られるでしょう。