【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(351〜360)
Better Off WorseCircus-P

明るいものではなく、影のある曲に興味をひかれる方は多いと思います。
クリエイターはそれを理解した上で、あえて暗い雰囲気の作品を作り続けて……その果てにはいったい何があるのでしょうか。
『Crystalline』などでも知られている海外ボカロP勢の1人、CircusPさんによる楽曲で、2023年5月にリリースされました。
緊張感と迫力のあるダンスチューンです。
とくに、歌とサウンドで畳みかけてくるサビは圧巻。
そして皮肉的かつ鋭利なメッセージ性が心に刺さります。
つつ闇Mizore

不穏な雰囲気が漂う『つつ闇』。
こちらは2020年からYouTubeに楽曲を投稿しているMizoreさんが手掛けた楽曲です。
まず触れたいのはインパクトのあるサウンドで、ピアノをメインにしたパートと、ドラムンベースなパートを繰り返す構成に仕上がっています。
異なるテイストながらどちらも不安感をあおってきます。
また恐ろしいワードがちりばめられた歌詞にも注目です。
じっくり聴くと深いメッセージ性がみえてきそうですよ。
フレイラヴィランゼユギカ

重低音をベースにした病みソングっていいですよね。
クールさやカッコよさも感じられたりします。
ということで紹介しておきたいのが『フレイラヴィランゼ』です。
こちらはユギカさんがボカコレ2023夏のTOP100のために制作した楽曲。
重低音のサウンドに、鳴花ミコトの低音ボイスを合わせる構成に仕上がっていますよ。
また、ネガティブな感情を描く歌詞や、激しく動くアニメーションのMVにも注目です。
他にはない世界観を感じてみてください。
獅子と虎Misumi

うごめくようなベースラインにドキドキする、ダークなエレクトリックダンスナンバーです。
『オルターエゴ』のヒットでも知られるボカロP、Misumiさんによる楽曲で、2023年3月にリリースされました。
曲全体通して重めで怪しげなサウンド。
そこに歌愛ユキの子供っぽい歌声を合わせていて、世界観がより不気味な感じに。
そして後半、テンポアップしていくアレンジが歌詞の内容を体現しています。
ボリュームを上げて『獅子と虎』ワールドにひたっていってください。
怪獣Z⌘ハイノミ

メッセージ性に富んだボカロ曲『怪獣Z』見逃せません。
こちらは、スタイリッシュな楽曲を多く手がける⌘ハイノミさんが発表した作品。
曲中では怪獣に苦しめられる主人公が描かれています。
また、怪獣が実は主人公の味方なのではないのかとう疑問も歌われています。
果たして怪獣は何のメタファーなのか、主人公はどんな状況なのか、想像をめぐらせながら聴いてみてください。
脱力感のある歌唱に仕上げられているのも聴きどころですよ。
狂っちまうよ。川﨑ノーチラス

ちょっぴり刺激的で、メランコリックな春の空気を一変させるかのような、この曲。
川﨑ノーチラスさんによる作品で、2023年3月に世に送り出されました。
躍動感あふれるメロディーと可不のエネルギッシュなボーカルが、心を震わせます。
「春になると出てくるおかしな人の歌」というテーマを持つ本作は、ふとした瞬間に押し寄せる多感な思いがありありと描かれており、日々の忙しさを忘れさせてくれる力があります。
一度耳にすれば、そのリズムに身を任せずにはいられない、確かな中毒性を秘めています。
pity partyRoji

心の奥底にある孤独感や自己嫌悪を、重々しくも美しいメロディーで表現した1曲です。
Rojiさんが2024年10月に発表したこの楽曲は、ボカロシーンに新たな風を吹き込みました。
ダークな世界観と繊細なサウンドが特徴的で、聴く人の感情に強く訴えかけてきます。
きっと何度も何度も聴きたくなる、そんな1曲になるはずです。





