【刺さる】ボカロの病みソング特集
ネット上で公開されているたくさんのボカロ曲。
感情や風景、季節、イベントなどをテーマに、新たな楽曲がどんどん生み出されていますよね。
そしてその中には「病みソング」と呼ばれる作品も数多くあります。
そういう音楽のことを好きな方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
気持ちに寄り添ってほしいときに聴いたり、とにかく深く深く考え込みたいときに流したり。
ということでこの記事では、ボカロの病みソングをたっぷりと紹介していきます!
ボカロシーンの深みある世界をのぞいてみましょう!
【刺さる】ボカロの病みソング特集(281〜300)
エルヴァイオレット廉

じりじりとしたビートに意識が持っていかれる、荘厳なボカロ曲です。
『ダウナーウィッチ』『レーヴの落日』の作者でもあるボカロP、廉さんの楽曲で、2023年4月にリリースされました。
ゆったりとしたテンポですがバラードナンバーとは違い、常に緊張感がただよっているような仕上がり。
愛する人への思いがつづられた歌詞はどこか狂気的で、しかしその美しい言葉たち、世界観につい聴き入ってしまうんです。
ブレスを取り入れたアレンジも秀逸。
リフレクトyukkedoluce

自分への嫌気を、鏡の中に映る自分に対して訴える曲です。
自分の無力さ、居場所のなさを歌っています。
現代を生きることへの虚無感に共感することでしょう。
人には言えない自分への怒りがつまった、ボカロの名曲です。
今日じゃなくてよかったよ朝乃孤月

軽やかな曲調だからこそ、歌詞の切ない世界観が引き立っています。
ボカロP、朝乃孤月さんによる楽曲で2021年に公開されました。
アコースティックギターを軸にしたバンドサウンドをピアノ、ストリングスやシンセで彩った、心地いい曲調が特徴。
歌詞にはもう会えない大切な人への思いがつづられていて、一体何があったんだろうとストーリーをひも解きたくなります。
「あの人は今ごろ何してるんだろうな……」なんて思ったときに聴いてみてください。
だらだらゆらゆらCelery

同じメロディーラインをたどっていくことで堂々巡りする心情を表現している作品です。
ボカロP、Celeryさんによる楽曲で、2023年6月に公開されました。
シンプルな構成のサウンドに本音を乗せている感じは、まるで主人公の独白を聞いているかのよう。
「今は何も考えたくない……」そういう気分に合うと思います。
アウトロにかけての展開にも引き込まれる、センスの素晴らしいボカロ曲です。
10代の方ならとくに共感できるのでは。
re-restartkyko

ローファイなギターサウンドにやられてしまいます。
ボカロP、kykoさんの楽曲で、2021年に公開されました。
とてもシンプルな音像で仕上げられているのですが、深みがすごいです。
ただただ過ごす日常、漠然とした不安、ふとしたときに感じる寂しさ……そういうものが表現された歌詞にはついつい共感してしまいます。
何をするでもなく、自分の部屋でボーッとしているときに聴くと、とくに染みるかも。
オルタナティブロックが好きな人にもオススメです。