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秋にオススメの洋楽~人気のオータムソング・隠れた名曲~【2025】

降り注ぐ日差しが少しずつ柔らかな光へと変化して、夜には涼し気な風を感じる瞬間、秋が来たのだなと実感しますよね。

秋といえば芸術の秋、ということで今まで聴いたことがなかった音楽ジャンルを知る良い機会でもあります。

そこで今回の記事では、そのものずばりな往年の人気オータムソングを中心として、どこか物悲し気な秋という季節にオススメの洋楽をご紹介。

ロックやポップス、ソウルなどジャンル問わず、有名なあの曲から近年の人気曲、あまり知られていない隠れた名曲までを厳選したラインアップでお届けします!

秋にオススメの洋楽~人気のオータムソング・隠れた名曲~【2025】(111〜120)

Whole Damn YearMary J Blige

Mary J. Blige – Whole Damn Year (Official Video)
Whole Damn YearMary J Blige

メアリー・J・ブライジによって、2014年にリリースされたアルバム『The London Sessions』からのシングル曲。

モノクロで演出されたミュージック・ビデオは、さまざまな夫婦の劇的なストーリーを通して、家庭内暴力を徹底的に捉えた作品となっています。

This TownSkogebrandt

洞窟や広い空間で歌っているかのように長いリバーブ、ディレイがかかったボーカルが印象的なSkogebrandtの一曲。

ピアノ弾き語りの構成ですが、そのエフェクト加工にまた新たな聴こえ方を感じます。

さらにエモーショナルなボーカルも相まって、その寂しげな世界観をさらに際立たせるサウンドクリエイトは聴き応え抜群です。

Love Is Here To StayTony Bennett & Diana Krall

アメリカが生んだ偉大な作曲家、ジョージ・ガーシュウィンさんと作詞を担当するお兄さんのアイラ・ガーシュウィンさんという兄弟コンビで生み出した、時代をこえて愛され続けるジャズのスタンダード・ナンバーです。

多くの名シンガーによる素晴らしいカバーがある中で、今回はジャズ界の生ける伝説トニー・ベネットさんと、人気女性ジャズ・シンガーのダイアナ・クラールさんのデュエットによるバージョンを紹介します。

ガーシュウィン兄弟の作品を取り上げた2018年のアルバム『Love Is Here To Stay』の表題曲として収録されており、洗練された上品なアレンジと、2人の偉大なシンガーによるパフォーマンスが実に素晴らしい内容となっております。

この曲に限らず、秋の夜長にぴったりな作品ですから、ぜひ1曲と言わずアルバム自体を聴いてみてくださいね!

Last Leaves of AutumnBeth Orton

Beth Orton – “Last Leaves Of Autumn”
Last Leaves of AutumnBeth Orton

Beth Ortonはイギリスのシンガー・ソングライターで、フォークとエレクトロニカの要素をミックスした、「フォークロニカ」のサウンド・スタイルで知られています。

この曲は、彼女が夫の故郷であるバーモント州に滞在していた時間からインスパイアされています。

Autumn’s Not That ColdLorrie Morgan

穏やかな秋の風が心地よく吹き抜ける季節。

ロリー・モーガンさんが1991年4月にリリースしたアルバム『Something in Red』に収録された本作は、まさに秋の心情を歌い上げた名曲です。

失恋の痛みを乗り越えようとする女性の心の機微を、美しい秋の風景に重ね合わせて描いています。

モーガンさんの感情豊かな歌声が、リスナーの心に深く響きます。

カントリーミュシックの枠を超えて、誰もが共感できる普遍的な歌詞が魅力。

秋の夕暮れ時、窓辺でゆっくりと聴きたい1曲です。

心に秋風を感じたい方におすすめです。

Autumn Shade IIThe Vines

2000年代の洋楽ロックとともに青春を過ごされた方で、オーストラリア出身のザ・ヴァインズの名前を特別なものとして今も感じ続けている音楽ファンは多いはず。

ガレージロック・リバイバルが巻き起こった2002年にリリースしたデビュー・アルバム『Highly Evolved』の世界的な成功は、リアルタイムで彼らを知った私にとっても鮮烈な新人のデビューとして記憶に残っています。

そんな彼らが2004年に発表したセカンド・アルバム『Winning Days』は、前作以上に音楽性の幅を広げた意欲作なのですが、この作品に収められている『Autumn Shade II』という曲を紹介しましょう。

「ビートルズとニルヴァーナの融合」とも言われた初期の彼ららしい、60年代的なサイケデリアとグランジ~オルタナティブロック以降のセンスが見事に形となったアコースティック・バラードとなっており、フロントマンのクレイグ・ニコルズさんによるナイーブな歌声と多重コーラスもどこか哀愁を帯びていて物悲しい雰囲気を演出しています。

当時は精神的な問題を抱えていたクレイグさんの歌詞は、詩的でもありどこか突き放したような印象を受けますが、同郷の国民的な先輩バンド「YOU AM I」の名前が出てくるところにちょっとした遊び心を感じさせますね。

Brooklyn NightsJohnny Gates

カントリーミュージシャンの「Johnny Gates」のエフェクティブなエレキギターの音色が印象的な弾き語りから始まる一曲。

サビはしっかりとエモーショナルに歌い上げ、そのスウィートな歌声が発揮されています。

決してハデではありませんがさまざまなアイディアを持ってアレンジがほどこされている、サウンドもボーカルもおもしろい、少し寂しさのある一曲です。