【高齢者向け】おもしろくて盛り上がる!オススメのクイズ問題
デイサービスなどの高齢者施設でのレクリエーション時間に、とんちやなぞなぞのクイズはいかがでしょうか?
文字の配置や色、向きに隠された意味を読み解くとんち文字クイズやなぞなぞは、頭の体操として楽しめる問題です。
高齢者の方にもなじみ深い昔話や日常の出来事が答えになっているので、ひらめいた瞬間の「なるほど!」という驚きと達成感を味わっていただけますよ。
考える過程が脳の活性化につながり、正解を聞いた時の笑顔や会話も自然と生まれます。
今回は高齢者の方が盛り上がるクイズとして、思わず唸ってしまうようなとんちとなぞなぞクイズをご紹介します。
雑学・豆知識クイズ(11〜20)
学生服やスーツなどの袖に付いているボタンは、何のために付いているでしょうか?

学生服やスーツなど、ジャケットの袖についているボタン。
あまり意味がないように思えるかもしれませんが、何のためについているのでしょうか?
答えは、「袖で鼻水を拭かないようにするため」です。
一説では、ナポレオン時代のロシア遠征で、兵士が寒さに震え、鼻水を軍服の袖で拭うのを見かねてつけたのが始まりだといわれています。
袖を開いて腕まくりをしやすくするためだという説や、飾りとしての意味合いもありますが、歴史に思いをはせるのも楽しいですよね。
日本では虹の色は7色と言われていますが、ドイツでは何色と言われているでしょか?

虹の数は7色というのが一般的ですが、実はこの虹の色の数は国によって違うことはご存知でしょうか?
日本では、虹は赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の7色と考えられていますよね。
ですが、ドイツでは、虹は5色となっているそうですよ。
その他にもアメリカやイギリスでは6色、さらには赤と黒の2色となっている国もあります。
アメリカやイギリスでは、藍色がない6色で、ドイツでは藍色と橙色もないそうです。
このような違いは、それぞれの虹の見え方で変わってくるそうです。
虹は色が境界線のないグラデーションになっています。
それをどう認識するかは人によって違うので、虹の色の数は国で変わってきたようです。
日本のある風習は、お盆に由来することから始まりました。風習とは何でしょうか?

お盆に由来する、日本のある風習が存在しています。
その行事とは何でしょうか。
答えは「お中元」、お世話になった人へ贈り物をする、冬の「お歳暮」とならぶ夏の習慣ですね。
お盆がお世話になったご先祖様へ、感謝の思いを込めて供養する意味が込められていることから、この時期にお世話になった人へ感謝を伝えるという解釈でお中元も広まっていきました。
どのような贈り物をすれば、感謝が伝わるかに考えをめぐらすことも含めて、楽しい気持ちが高まっていく習慣ですよね。
桃太郎のお供が犬、猿、キジ、の理由

誰もが知っている昔話の定番ともいえる『桃太郎』、子ども向きのイメージを持っている人もいるかもしれませんが、日本の神話の要素も含まれた奥が深い物語です。
そんな桃太郎のよくある疑問として、なぜお供が犬と猿ときじなのかという点があげられるかと思います。
この理由は桃太郎の敵が鬼ということ、それに立ち向かう存在ということが由来しています。
鬼や邪気が出入りするといわれる方角「鬼門」の反対、「裏鬼門」に位置する干支が、戌と申と酉という点から、鬼に立ち向かう象徴として使用されています。
神話や伝説などを知れば、昔話がもっとおもしろくなることが伝わるような雑学ですね。
雑学・豆知識クイズ(21〜30)
5月の第二日曜日は「母の日」です。母の日の発祥の国はどこでしょうか?

5月の第2日曜日は母の日、母親の日々の苦労をねぎらって、感謝を伝える日ですね。
カーネーションなどをプレゼントして、感謝を伝える日として定着していますが、細かい歴史を知る人は少ないかと思います。
そんな母の日の発祥や歴史について掘り下げたクイズはいかがでしょうか。
カーネーションをプレゼントする由来は、アメリカの社会活動家であるアン・ジャービスさんの追悼から始まったものだと言われています。
そこには夫や子どもを戦地に送りたくないという思い、母親の強い愛情が込められているそうですよ。
キリンビールのきりんのマークには、カタカナ三文字が隠されています。文字で何が書いてあるでしょうか?

ビールの大手メーカー、KIRINが販売するキリンビール。
そんなキリンビールの缶やビンには、伝説の生き物である麒麟が描かれています。
その麒麟の絵の中にあるカタカナ3文字とは、一体なんなのでしょうか。
この3文字はつなげると、ある言葉になります。
ずばりその答えは、キリンです!
とても小さな文字で、周りの線にまぎれているので一瞬見ただけでは見つかりにくいですが、よく見てみるとちゃんと「キリン」の文字があります。
それぞれバラバラに配置されているので、ぜひ見つけてみてくださいね!
タイヤメーカーの創設者の石橋正二郎さんは、名字から会社の名前にしました。タイヤメーカーの名前は何でしょうか?

石橋正二郎さん、名字は「石橋」ですが、そのまま「石橋」や「イシバシ」などというメーカー名ではありません。
この名字をある言葉に変換して、会社名として使用されています。
その答えは、ブリヂストンです。
「ブリヂ」は、石橋の「橋」を英語にした「ブリッヂ」から、そして「ストン」は、石橋の「石」を英語にした「ストーン」からきており、それらを組み合わせて「ブリヂストン」となりました。
名前の並び通りに「ストーンブリッヂ」にすると少し語呂が悪く感じたため、ひっくり返して「ブリヂストン」になったそうですよ。