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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(711〜720)

PRESSUREMachine Gun Kelly

mgk – PRESSURE (Official Music Video)
PRESSUREMachine Gun Kelly

近年は00年代ポップパンクを20年代の今に復活させた立役者的な立ち位置で、ラッパーというよりはロックスターとして世界的な人気を博しているイメージのMGKことマシン・ガン・ケリーさんが、2023年の5月に発表した楽曲『PRESSURE』でラッパーとしての姿を披露しています。

楽曲のリリース前にはあのジャック・ハーロウさんをディスったフリースタイルを披露していたこともあって、久々にラッパーであるケリーさんを思い出したという方も多いかもしれませんね。

楽曲としてはトラップ的なビートを軸としながらもTikTok向けの2分ちょっとの楽曲とは一線を画す、4分以上に及ぶトラックでビートが3パターンに変化していくことが興味深いです。

今やギターを担いでポップパンクを歌うケリーさんしか知らないという方もいるでしょうから、この楽曲をきっかけとしてラッパーとしてのケリーさんにも改めて注目してもらいたいですね。

Cold Game feat. Rick RossNLE Choppa

NLE Choppa – Cold Game feat. Rick Ross (Official Music Video)
Cold Game feat. Rick RossNLE Choppa

2019年からシーンの最前線で活躍を続けるラッパー、NLF・チョッパーさん。

まだ20歳という年齢でありながら、すでにいくつもの大物ラッパーやプロデューサーから認められており、スキルも日々上達しています。

そんな彼の新曲、『Cold Game feat. Rick Ross』は偉大なラッパー、リック・ロスさんと共演した作品です。

マイアミのダーティーなフロウと現代的で高度なフロウが入り乱れるドープな1曲なので、ヘッズの方は要チェック!

Shake It feat. @RussMillionsNLE Choppa

NLE Choppa – Shake It feat. @RussMillions (Official Video)
Shake It feat. @RussMillionsNLE Choppa

素晴らしいマイクリレ―を楽しめる『Shake It feat. @RussMillions』もオススメです。

こちらはアメリカのラッパー、NLEチョッパさんと、イギリスのラッパー、ラス・ミリオンズさんがコラボして手掛けた作品。

2人が交互に音楽性や実力についてラップしていくという構成です。

高速のフロウや、力強いリリックが聴く人に勇気と活力を与えてくれます。

またレゲエの要素もあるので、そちらが好きな方にもぜひ。

Shotta Flow 7NLE Choppa

NLE Choppa – Shotta Flow 7 “FINAL” (Official Music Video)
Shotta Flow 7NLE Choppa

メンフィス出身のラッパー、NLE・チョッパーさん。

2023年の7月には自身初となるドリルミュージックを取り入れた楽曲をリリースするなど、いくつものヒットを記録してきた彼。

こちらの『Shotta Flow 7』はそんな彼の新曲です。

本作は暴力的なライムがいたるところで登場する作品で、権力やストリートでのプロップスといった部分にフィーチャーしています。

YouTuberとしての側面を持つラッパーなので、この内容には賛否両論が巻き起こるとは思いますが、スキルはしっかりとしているので、ぜひチェックしてみてください。

Office HoursNas feat. 50 Cent

Nas feat. 50 Cent – Office Hours (Official Audio)
Office HoursNas feat. 50 Cent

2023年にリリースされ、ヒップホップの歴史的にも重要な1曲となりそうなのが『Office Hours』です。

というのも、こちらは伝説的ラッパーのナズさんが50セントさんと約20年ぶりにコラボをした1曲なんです。

2人はこれまで共作したり、ビーフがうわさされたりと、う余曲折を経てきました。

そのため多くのファンは、感慨深く思っているようです。

また、これからの活動に期待させるようなリリックにも注目ですよ。

Sucks To Be YouNight Lovell

Night Lovell – Sucks To Be You (Official Lyric Video)
Sucks To Be YouNight Lovell

古い映画のフッテージを使ったダークな雰囲気のリリックビデオを見て、これはありがちなトラップを使ったラップとは一味違うぞと感じられた方も多いのではないでしょうか。

ナイト・ラベルさんはカナダはオタワ出身のラッパーでソングライター、音楽プロデューサーも務める97年生まれのアーティスト。

ドリルやトラップにアンビエントなど一定のジャンルにとどまらない影響を感じさせるサウンドは前述したとおりダークで内省的、陰鬱な雰囲気が実にクールなのですね。

こちらの『Sucks To Be You』は、そんなナイトさんが2023年12月に発表した最新アルバム『I HOPE YOU’RE HAPPY』の収録曲です。

アルバムタイトルとこの楽曲とのギャップがすごすぎて思わず笑ってしまうほどですが、強烈な怒りとあきらめのような感情をにおわせるリリックもぜひ注目してみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(721〜730)

DnD (feat. Kenny Mason)Paris Texas

Paris Texas, Kenny Mason – DnD *Moon Edition*
DnD (feat. Kenny Mason)Paris Texas

ユーモラスな表現が魅力の『DnD (feat. Kenny Mason)』を紹介します。

こちらはヒップホップユニットのパリテキサスが、ケニー・メイソンさんをフィーチャーして手掛けた作品。

激しいトラックに合わせて、それぞれが音楽に対する情熱や信念についてラップしています。

ただしストレートな言葉で表現するのではなく、さまざまな隠喩を用いているのがおもしろいポイントです。

じっくり読み取ってみてほしいと思います。