「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「P」から始まる音楽の世界は、驚くほど多彩な輝きに満ちています。
イギリスのヘヴンリーが贈る心温まる『Portland Town』、アメリカのコニー・フランシスさんが歌う甘美な『Pretty Little Baby』、イタリアのモダーが奏でる情熱的な『Passione Maledetta』など、国境を越えて響く珠玉の楽曲たちをご紹介します。
ジャンルを超えた魅力的な音楽との出会いをお楽しみください。
「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ(441〜460)
Project WSerenity Flux

トランスを聴き始めた方にとっては、どの作品も同じドロップに聴こえると思います。
ただ聴く曲の数が増えてくると、同じようなドロップは飽きてくると思います。
なかには独特のサウンドを求める方もいるのではないでしょうか?
そんな方にオススメしたい作品が、こちらの『Project W』。
フィルターのかかったドロップは非常に高い没入感を生みます。
集中力を上げて作業に打ち込みたい方は、ぜひチェックしてみてください。
Places I BelongSeven Lions, Andrew Bayer & Fiora

セブン・ライオンズさん、アンドリュー・ベイヤーさん、そしてフィオラさんという、トランスやメロディック・ダブステップを代表するアメリカ人アーティストによる豪華コラボレーションが実現。
2024年1月にOphelia Recordsから発表された『Places I Belong』は、各アーティストの持ち味が見事に融合された感動的なトラックに仕上がっています。
切ないピアノのコードとフィオラさんのボーカルで始まる曲は、ユーロダンス風のバースへと移行する展開の妙。
リスナーをトランスの原点へと誘い、心地良い高揚感で包み込む、正に「トランスアンセム」と呼ぶにふさわしい名曲です。
日常に疲れたとき、自分を見失いそうになったとき……そんなときこそ聴きたい、優しく背中を押してくれる1曲ですね。
PerfectSimple Plan

Sum 41と並んで、ここ日本においても絶大な人気を誇るカナダ出身のポップパンク・バンドと言えばシンプル・プランですよね。
シンプル・プランとしての結成は1999年の話ですが、前身となるバンドはメンバーがローティーンだった90年代前半までさかのぼります。
「リセット」というバンドでアルバム・デビューまで果たしていたそうなのですが、メンバーの脱退や再会などを経て1999年にシンプル・プランを結成、本格的な活動を開始します。
2002年にリリースされたデビュー・アルバム『No Pads, No Helmets…Just Balls』は、日本ではストレートに『シンプル・プラン』としてリリースされ、世界中で大ヒットを記録しました。
同年には日本でも来日を果たし、ルックスの良さもあってポップパンク好き以外の層にも大人気でしたね。
2003年には日本でのライブの模様を収録した『Live in Japan 2002』もリリースされ、その後も定期的に来日を果たした親日家のバンドとしても知られています。
アルバムをリリースするたびに、初期の若さあふれるポップパンクから音楽性の幅を広げたサウンドを展開、2016年にはあのネリーさんをフィーチャーした『I Don’t Wanna Go To Bed』といったファンキーなポップロック風の楽曲も発表していますが、彼らの音楽で最も重要な「素晴らしいメロディと歌心」は変わることなく貫かれていますね。
Promised LandSkeletal Family

Skeletal Familyというバンド名で、英国ロックに詳しい方であればピンとくるかもしれませんね。
英国が生んだ世界的なアーティスト、デヴィッド・ボウイさんの名盤『Diamond Dogs』に収録されている楽曲『Chant of the Ever Circling Skeletal Family』からその名前を拝借して1982年に結成されたSkeletal Familyは、女性ボーカリストのアン・マリーさんを擁しており、スージー・アンド・ザ・バンシーズの次に来るバンドとして注目を集めていました。
いかにもポストパンクらしいよく動くベースライン、疾走感のあるドラムス、ソリッドなギターリフ、そしてマリーさんのヴォーカルといった要素で構成されるサウンドは、間違いなくゴシックロックやポストパンクが好きならグッとくるものがありますね。
強烈な個性や妖しさには欠けますが、曲によってはサックスを取り入れるなどの工夫がなかなかおもしろいです。
1984年にはデビューアルバム『Burning Oil』をリリース、翌年の1985年にはセカンドアルバム『Futile Combat』をリリースと順調に活動を続けますが、残念ながらフロントウーマンのマリーさんが脱退してしまいます。
その後は新たなボーカルを引き入れるも解散、2000年代に入ってからは再結成を果たしており、新作もリリースしています。
興味を持たれた方は、バンドの代表曲でもある名曲『Promised Land』をぜひ聴いてみてください!
PsychosocialSlipknot

スリップノットは、ロックのサウンドをより重くしてヒップホップの要素を取り入れたニューメタルというジャンルのパイオニアとして有名です。
特にボーカルのコリィ・テイラーさんは激しいシャウトからクリーンと呼ばれるシャウトを使わない歌唱パートまで幅広くこなすため、「激しいボーカルが苦手…」という方にもスリップノットはオススメなんですよ。
ちなみにロックは好きだけど、ちょっとスリップノットは激しすぎるという方には、コリィ・テイラーさんの別バンドであるストーン・サワーがロックに近いため、そちらも合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。