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J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介

現在流行っている曲は、クラシックだけでなくポップスもジャズも含め、これまでの作曲家が大きく関わっています。

なかでもクラシックは音楽の基礎と言われていますが、そのなかでも「音楽の父」で有名なヨハン・ゼバスティアン・バッハは、まさに音楽の土台を作った一人と言っても過言ではないでしょう。

そんなバッハの音楽は、宗教的な色彩を持ちながら、哲学的な深さと細部まで緻密に洗練されている構成が特徴的で、メロディも非常に美しい作品ばかりです。

史上最高の作曲家であるヨハン・ゼバスティアン・バッハの音楽の世界を、ぜひご覧ください。

J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(171〜180)

無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調 BWV1001よりフーガJ.S.Bach

【楽譜付き】J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調 BWV1001よりフーガ(J.S.Bach:Sonata No.1 for Solo Violin BWV 1001 Ⅱ Fuga)
無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調 BWV1001よりフーガJ.S.Bach

バロック時代を代表する作曲家、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1720年に作曲した傑作です。

無伴奏ヴァイオリンのための6曲の中の一曲で、特に「フーガ」と呼ばれる第2楽章が注目されています。

一台のヴァイオリンで複数の旋律を同時に奏でる高度な技術が要求される本作は、バッハの天才的な作曲技法が存分に発揮されています。

ヴァイオリンの可能性を極限まで追求した本作は、演奏者にとっても聴衆にとっても深い感動を与える曲となっています。

クラシック音楽の奥深さや美しさを体験したい方におすすめの一曲です。

インヴェンション 第1番 ハ長調 BWV 772J.S.Bach

バッハ / インヴェンション No.1 ハ長調 ( J.S.Bach: Two-Part Invention No.1, in C major BWV 772 )
インヴェンション 第1番 ハ長調 BWV 772J.S.Bach

バロック時代を代表する作曲家、ヨハン・セバスティアン・バッハが手掛けた『インヴェンション』は、ピアノ学習においてバロック作品に取り組むうえで欠かせない作品の一つ。

なかでも第1番は、テレビやCMでもたびたび使用されているため、バッハの作品と知らずに耳にしている方も多いかもしれませんね。

1720年から1723年にかけて制作されたこの曲集は、バッハの長男のために書かれた教育的な作品。

右手のテーマを左手が追いかけたり、テーマが反転して現れたりするなど、複数の声部の重なりで構成されるポリフォニー音楽の特徴を学べる、まさに初級者の方にピッタリの楽曲です。

カプリチオ「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992J.S.Bach

2015PTNA特級二次 矢野雄太 バッハ:カプリチオ「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992
カプリチオ「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992J.S.Bach

鍵盤楽器のために書かれた『カプリチオ「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992』は、ヨハン・セバスティアン・バッハの初期の作品のなかでも非常に有名な曲の1つ。

全6楽章からなり、各楽章には『旅を思いとどまらせようとする友人たちのやさしい言葉』などの印象的な副題が付けられています。

全曲通しで10分ほどかかるため、まずは1楽章ずつチャレンジするのがオススメ!

ストーリー性のある魅力的な作品なので、きっと自然に「他の楽章も弾いてみたい!」という思いが湧いてくるはずです!

シンフォニア 第1番 ハ長調 BWV787J.S.Bach

バッハ/シンフォニア No.1ハ長調 ( J.S.Bach – Sinfonia No.1 in C Major, BWV 787, from Three-Part Invention )
シンフォニア 第1番 ハ長調 BWV787J.S.Bach

ヨハン・セバスティアン・バッハの『シンフォニア』は、3声部の対位法的な書法で作曲された、全15曲からなる曲集です。

2声の『インヴェンション』より声部同士の絡み合いが複雑になり、音域も広がります。

『第1番』は、上行形のテーマが次々と現れる伸びやかな曲調の楽曲。

3つの声部を弾き分けながらも、流れるようななめらかさを失わないよう演奏できるとよいでしょう。

曲の構成を理解するとより弾きやすくなるので、片手ずつ練習するだけでなく、声部ごとに分けて練習するのがオススメですよ!

ニ長調のミュゼットJ.S.Bach

J.S.バッハ/ニ長調のミュゼット 演奏:中川 京子
ニ長調のミュゼットJ.S.Bach

バッハの名曲『ニ長調のミュゼット』。

ミュゼットとはバグパイプを用いたフランスの音楽のことを意味するのですが、この作品もミュゼットの特徴である低音域の持続音を主体とした伴奏が登場します。

いきなり左手のオクターブから始まる楽曲ではありますが、どちらかというとレガートの方が重要で、左手のパッセージも登場しないため、初心者の方でも演奏しやすいと思います。

レガートとノンレガートが入り乱れる作品なので、左手の基礎を学ぶには大いに役立つ作品と言えるでしょう。

おわりに

J.S.バッハの名曲、代表曲をご紹介しました。

300年以上も前に作られた曲でありながら、現在でもさまざまなBGMに使われている曲も多くありましたね。

こちらでご紹介した動画以外でも、ほかの楽器の編成で演奏されていたり、ほかの偉大な作曲家が編曲したりされている曲も多くあります。

ぜひ同じ曲でも、さまざまな楽器での演奏やほかの編曲版も聴いてみてください!