【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!
古典派からロマン派への橋渡しとして、革新的な音楽を作りあげ後世に大きな影響を残した、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
彼の音楽は情熱的でありながら美しい旋律も多く、物事を突き詰めていくような本質的な深さも感じられます。
『運命』や『エリーゼのために』など、誰もが一度は聴いたことがある名曲も多く存在しますね。
本記事では、そんなベートーヴェンの名曲、代表曲をピックアップしました。
偉大な音楽家の一人によるベートーヴェンの音楽に、ぜひ浸ってみてはいかがでしょうか?
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【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(141〜150)
ピアノソナタ 第23番 Op.57「熱情」第3楽章Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名作『ピアノソナタ 第23番 Op.57「熱情」第3楽章』。
彼のソナタといえば『悲愴』や『月光』が有名ですが、今回はあえてこちらをピックアップしました。
この作品はベートーヴェンの作品のなかでも、最も有名な『運命』の原型とも言える作品で、彼ならではの感情的な表現が多く登場します。
もちろん、演奏難易度も表現の多さに比例して高まっているのですが、その分、聴き映えのする作品なので、ぜひチェックしてみてください。
ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの代表作の一つ『ピアノソナタ第23番 ヘ短調 Op.57』。
『熱情』の愛称で親しまれているこのソナタは、1804年から1806年にかけて作曲された、中期の傑作です。
情熱的でドラマティックな性格を持つ本作は、ベートーヴェンの内面的な苦悩や感情が色濃く反映されています。
サンソン・フランソワさんによる名演は、その激しさと静けさの対比を見事に表現。
特に暴風雨の夜の海を思わせる表現は圧巻で、聴く者の心に深く響きます。
クラシック音楽に親しみたい方にぜひオススメしたい、不朽の名曲、名演です。
ピアノソナタ 第24番 嬰ヘ長調 作品78「テレーゼ」Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが思いを寄せていた女性に捧げた『ピアノソナタ第24番』。
2楽章からなるこの作品は、彼の恋心を音楽で表現したかのような、繊細で優美な響きが特徴です。
ピアノの弟子であった伯爵令嬢テレーゼ・フォン・ブルンスヴィックに献呈されたことから、別名「テレーゼ」とも呼ばれています。
第1楽章は温かな序奏とゆったりとした主題が特徴的。
第2楽章は軽快で生き生きとした雰囲気です。
1809年に作曲され、ベートーヴェン自身も気に入っていたそう。
ピアノの音色にのせて、ロマンチックな気分に浸ってみてはいかがでしょうか。
【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(151〜160)
ピアノソナタ 第8番 Op.13 「悲愴」第2楽章Ludwig van Beethoven

音楽史に名を刻む偉大な作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名曲『ピアノソナタ第8番 Op.13「悲愴」第2楽章』。
『月光』と並ぶ発表会で人気の高い作品です。
第1楽章と終楽章の難易度が高いため、全楽章の演奏は非常に難易度が高くなりますが、第2楽章は比較的演奏しやすいため、この楽章のみ取り上げるのもオススメ!
3連符や伴奏とメロディのバランス、ペダリングなどを丁寧に練習して、完成度高く仕上げましょう。
ピアノソナタ 第8番「悲愴」第2楽章Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『ピアノソナタ 第8番』。
なかでも第2楽章は、ベートーヴェンが書いたメロディーのうちでもっとも美しいといわれ、多くの映画やドラマの挿入曲として使用されています。
1798年から1799年にかけて作曲されたこの曲は、ベートーヴェンが耳の異変を感じ始めた時期と重なります。
シンプルなメロディーで音域もそれほど広くありませんが、それ以外のパートの音に厚みがあるため、バランスを注意深く聴きながら演奏しないとメロディーが埋もれてしまいがち。
聴く者の心を温かく包み込んでくれるゆったりと流れる優雅なメロディーと、それを支える重厚な和音を意識しながら、穏やかに演奏してみましょう。
ピアノソナタ第14番Ludwig van Beethoven

ベートーベンが30歳の時に作曲した作品です。
「月光ソナタ」という愛称をもつこの曲は、穏やかな伴奏に乗せたメロディが大変繊細で寂しげです。
「楽譜には弱音ペダルを踏んだ状態で」と書かれているようにとても静かな曲なので、ぜひチェックしてみてください。
ピアノソナタ第14番「月光」第1楽章Ludwig van Beethoven

ドイツ出身のルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲の『ピアノソナタ第14番「月光」第1楽章』は「月光ソナタ」という愛称で親しまれてきました。
この楽曲は難聴や持病があったベートヴェンが、恋心を抱いていた伯爵令嬢グイチャルディに献呈されたと言われています。
全4楽章からなるうちの第1楽章は、重く緩やかな表情を見せており、楽章が進みフィナーレに近づくにつれ、より重みのある均衡の取れたベートーヴェンらしい端正な作りに仕上げられています。





