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【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!

古典派からロマン派への橋渡しとして、革新的な音楽を作りあげ後世に大きな影響を残した、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

彼の音楽は情熱的でありながら美しい旋律も多く、物事を突き詰めていくような本質的な深さも感じられます。

『運命』や『エリーゼのために』など、誰もが一度は聴いたことがある名曲も多く存在しますね。

本記事では、そんなベートーヴェンの名曲、代表曲をピックアップしました。

偉大な音楽家の一人によるベートーヴェンの音楽に、ぜひ浸ってみてはいかがでしょうか?

【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(181〜200)

ソナタ 第14番「月光」嬰ハ短調 Op.27-2 第1楽章Ludwig van Beethoven

三連符で繰り返される右手のパートとゆっくり変化していく和声、深い悲しみをたたえたメロディが印象的な、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『ソナタ 第14番「月光」嬰ハ短調 Op.27-2』。

インパクトの強い第1楽章は特に知名度、人気ともに高く、ピアノ学習者の憧れの曲として広く親しまれています。

第1楽章に関しては、演奏の難易度はそれほど高くありませんが、波風を立てないようすべての音の粒をそろえテンポを安定させて弾くためには、高い集中力が必要です!

すべての音に気持ちを込めるつもりで丁寧に弾きましょう。

ピアノソナタ 第8番「悲愴」 ハ短調 Op.13 第2楽章Ludwig van Beethoven

Pathetique Piano Sonata No.8 Op.13-2 for mini piano /Beethoven /kawai mini piano
ピアノソナタ 第8番「悲愴」 ハ短調 Op.13 第2楽章Ludwig van Beethoven

『悲愴』といえばベートーヴェンの手掛けたピアノソナタの中でも特に有名な作品であり、多くの人がたとえタイトルは知らずと一度は耳にしたことがある超有名曲ですよね。

今回紹介しているのは、全3楽章の中でも特に有名な第2楽章です。

「あの悲愴をミニピアノで弾けるの」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもれませんが、穏やかで情感たっぷりの美しい旋律をミニピアノの音色が奏でることで、ノスタルジックな響きが強調されてまた違った魅力が生まれるのですね。

完全な再現は無理にせよ、主題のメロディを取り出して弾いてみることで新たな『悲愴』と出会えるかもしれません!

The Creatures Of PrometheusLudwig van Beethoven

Beethoven: Die Geschöpfe des Prometheus, Op. 43: Overture
The Creatures Of PrometheusLudwig van Beethoven

歴史上、最も重要な音楽家の1人、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

古典派音楽の集大成といわれている存在で、後のロマン派音楽に大きな影響を与えました。

そんなベートーヴェンの作品のなかで、バレエ音楽として有名な作品が、こちらの『The Creatures Of Prometheus』。

日本では『プロメテウスの創造物』というタイトルで知られている作品です。

現在は序曲ばかり演奏されるようになりましたが、第一幕も第二幕も非常に優れた作品なので、ぜひチェックしてみてください。

ピアノソナタ23番「熱情」Ludwig van Beethoven

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調≪熱 情≫ 作品57 バックハウス Beetoven Piano Sonata No.23 〈Appassionata〉
ピアノソナタ23番「熱情」Ludwig van Beethoven

数ある彼のピアノ曲の中で、最も激しい曲の1つとされている『熱情』。

友人である宮殿の主ブルンスヴィク伯爵の妹、ヨゼフィーネにピアノを教えていたベートーベンは彼女に恋をしますが、平民と貴族という「身分の差」をこえられず、結局2人が結ばれることはありませんでした。

「熱情」は、そんなかなわぬ恋の苦しみの中で書かれたといいます。

大胆に目まぐるしく変わる強弱、旋律を打ち破るような強烈な和音の響きなどから、ベートーベンの心に秘めた激しい思いが感じ取れます。

交響曲第5番「運命」Ludwig van Beethoven

◆ベートーヴェン 交響曲 第5番 【運命】 カラヤン指揮 ベルリンフィル◆ Beethoven Symphony No.5 Karajan BPO 1981 in Japan◆
交響曲第5番「運命」Ludwig van Beethoven

ベートーベンの『運命』と言ったら、誰もが冒頭の「ジャジャジャジャーン」を思い浮かべるのではないでしょうか?

この「運命」というタイトルは、ベートーベンがこの冒頭の旋律について「運命は、こう扉をたたく」と語ったと、弟子のシンドラーが伝えたことに由来すると言われています。

この旋律は「運命のモチーフ」とも呼ばれ、この曲中のいたる所で出てきます。

ぜひ探しながら聞いてみてください。