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【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!

古典派からロマン派への橋渡しとして、革新的な音楽を作りあげ後世に大きな影響を残した、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

彼の音楽は情熱的でありながら美しい旋律も多く、物事を突き詰めていくような本質的な深さも感じられます。

『運命』や『エリーゼのために』など、誰もが一度は聴いたことがある名曲も多く存在しますね。

本記事では、そんなベートーヴェンの名曲、代表曲をピックアップしました。

偉大な音楽家の一人によるベートーヴェンの音楽に、ぜひ浸ってみてはいかがでしょうか?

【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(201〜220)

交響曲第7番Ludwig van Beethoven

ベートーヴェン 交響曲第七番 小澤征爾 1975ライブ
交響曲第7番Ludwig van Beethoven

9つの交響曲の中で「最もバランスの良い作品」と評されている「ベト7」。

リズムがとても印象に残る曲で、現代でも人気のある曲の1つです。

この曲はベートーベンが41歳のときの作品ですが、この頃の作品は明るい前向きな曲が多くみられます。

戦争や恋人であったテレーゼとの失恋を乗り越えて新たな歩みを始めたベートーベンの生きる力が曲に表れているようです。

各楽章に特徴的なリズムを使用しており、エネルギッシュで聴きやすい作品です。

交響曲第9番Ludwig van Beethoven

ベートーヴェン - 交響曲 第9番 ニ短調 Op.125《合唱》 カラヤン ベルリンフィル 1962 (日本語訳付き)
交響曲第9番Ludwig van Beethoven

おそらく、日本で最も有名なクラシック音楽の定番でしょう。

「第九」という名前でもおなじみ、ベートーヴェンによる『交響曲第9番』は、日本の年末に行われるコンサートにおいて欠かせない楽曲としても知られていますよね。

とくに第4楽章における『歓喜の歌』を聴いたことがない、という人はおそらくほとんどいないのではないでしょうか。

作曲したベートーヴェン自身はタイトルを付けなかったそうなのですが、9という数字は単純にベートーヴェンが9番目に作曲した交響曲ということを表しています。

ではこの有名なクラシック音楽のどこが恐ろしいのかというと、この楽曲を作った後でベートーヴェンが亡くなってしまい、後世の作曲家にとっては「交響曲九番の呪い」などといった風説が流布して、9番目の交響曲を作曲したら命を落とすなどと恐れられていたのですね。

ほとんど都市伝説ではありますが、実際のエピソードとしてマーラーが10番目の交響曲に『大地の歌』というタイトルを名付けたといったものもあり、そういった背景を踏まえて聴くと少しぞくっとしてしまう……かも?

交響曲第9番「合唱付き」Ludwig van Beethoven

小澤征爾指揮 15年ぶりの「歓喜の歌」『ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》』【発売中!】
交響曲第9番「合唱付き」Ludwig van Beethoven

あまりのも有名なベートーベンの『交響曲第9番ニ短調作品125合唱付き』、古典派の以前の音楽の集大成ともいえるような総合性を備えると同時に、来たるべきロマン派音楽の時代の道標となった記念碑的な大作です。

第4楽章は独唱および合唱を伴って演奏され、歓喜の歌としても親れいますね。

原曲の歌詞はドイツ語ですが、世界中のあらゆる言語に翻訳さています。

ベートーベンが22才の時から構想を温めていた曲で、いわば「ライフワーク」のような曲で音楽界のみならす文化、芸術に与えた影響は計り知れないものがあります。

交響曲 第3番 変ホ長調「英雄」作品55Ludwig van Beethoven

交響曲 第3番 変ホ長調「英雄」作品55 ベートーヴェン
交響曲 第3番 変ホ長調「英雄」作品55Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンがナポレオンをイメージして作った交響曲で、別名「エロイカ」とも呼ばれています。

彼はナポレオンを庶民の英雄として尊敬しており、この曲を書いたのですが、その後ナポレオンが皇帝となったことで、ベートーヴェンはナポレオンに失望したといわれています。

悲愴第二楽章Ludwig van Beethoven

Beethoven Pathetique Sonata – 2nd mov 「悲愴」2楽章 Eric Heidsieck
悲愴第二楽章Ludwig van Beethoven

数多くの名曲を残すベートヴェンの中の3大ピアノソナタの中の一つです。

起伏が激しいことでも有名な彼ですが、27歳の時の作品の一つで、若いころの悩みや苦悩も感じ取れる曲となっています。

この曲は感情を落ち着かせようとするような優雅な落ち着いた雰囲気もあります。